【2026年】海外進学とは?大学・カレッジ留学の費用・進学ルート・卒業後の就職

海外大学・カレッジ進学中の学生

海外の大学やカレッジに進学したいけれど、「どの国を選べばいいの?」「日本の高校卒業後にそのまま入学できる?」「費用はいくら必要?」「卒業後に現地で働ける?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

海外進学は、国によって教育制度、入学方法、学費、アルバイトのルール、卒業後の就労制度が大きく異なります。特に2026年時点では、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドで留学生の就労ルールや卒業後ビザに変更・更新が出ているため、古い情報のまま進学先を決めてしまうのは注意が必要です。

この記事では、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの大学・カレッジ進学について、高校卒業後の進学ルート、メリット、出願方法、費用、留学中のアルバイト、卒業後の就職・就労制度まで、2026年版としてわかりやすくまとめます。

  • 高校卒業後に海外大学・カレッジへ進学する主なルート
  • アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドの違い
  • 2026年時点の海外進学に必要な授業料の目安
  • 留学中のアルバイトと卒業後に現地で働くための制度

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海外進学とは?日本の大学進学との違い

海外進学とは、日本の高校卒業後、または日本の大学・専門学校在学中や卒業後に、海外の大学、カレッジ、専門教育機関へ進学し、学位や資格の取得を目指す留学スタイルです。

日本の大学進学と大きく違うのは、国や学校によって入学方法が柔軟であることです。日本のように一斉入試で合否が決まるのではなく、高校の成績、英語力、志望動機書、推薦状、ポートフォリオなどをもとに書類審査で合否が決まるケースが一般的です。

また、入学時点で英語力が足りない場合でも、大学付属の英語コース、語学学校、ファウンデーションコース、コミュニティカレッジなどを経由して、段階的に大学進学を目指せる国もあります。

海外進学先として人気の5か国

海外大学・カレッジ進学で特に相談が多いのは、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドです。それぞれの国には、次のような特徴があります。

進学制度の特徴向いている方
アメリカ専攻変更や編入が比較的しやすく、コミュニティカレッジから4年制大学への編入ルートが充実。進学先や専攻を柔軟に考えたい方、名門大学への編入を目指したい方。
カナダ公立カレッジや大学が多く、卒業後の就労許可制度を利用できる可能性がある。卒業後に現地就労や永住権申請も視野に入れたい方。
イギリス学士課程は通常3年制。日本の高校卒業後はファウンデーションコース経由が一般的。短期間で学士号取得を目指したい方、専門分野を早く決めて学びたい方。
オーストラリア大学、TAFE、専門カレッジの選択肢があり、職業教育から大学編入も可能。実践的なスキルを学びたい方、留学中の就労経験も重視したい方。
ニュージーランド大学とポリテクニックがあり、比較的落ち着いた環境で学べる。学生ビザの就労可能時間も拡大。安全で自然豊かな環境を重視する方、少人数で実践的に学びたい方。

海外進学から卒業後の就職までのルート

海外進学では、国によって「高校卒業後に直接大学へ入れるか」「準備コースが必要か」「カレッジから大学へ編入できるか」「卒業後に就労ビザを申請できるか」が異なります。

ここでは、国別に代表的な進学ルートを紹介します。

アメリカの大学・コミュニティカレッジ進学ルート

アメリカの大学・コミュニティカレッジ進学

アメリカは、教育制度の柔軟性が大きな魅力です。入学後に専攻を変更したり、コミュニティカレッジから4年制大学へ編入したりするルートが一般的に利用されています。

特に、最初から4年制大学に直接入学するには英語力や成績が不足している場合でも、コミュニティカレッジで2年間学び、成績を上げてから大学3年次へ編入する方法があります。学費を抑えながら大学卒業を目指せる点もメリットです。

代表的な進学ルート

ルート1

英語力を準備してから大学編入を目指すルート

  1. 高校卒業
  2. 英語コース
  3. コミュニティカレッジ
  4. 4年制大学へ編入
  5. 学士号取得・卒業

英語力や成績に不安がある方、学費を抑えながら4年制大学卒業を目指したい方におすすめのルートです。

ルート2

大学へ直接入学して学士号取得を目指すルート

  1. 高校卒業
  2. 大学入学
  3. 学士号取得・卒業
  4. OPT

出願条件を満たしている方や、早い段階から専攻・大学が決まっている方に向いているルートです。

卒業後は、専攻に関連した実務研修としてOPTを申請できる可能性があります。通常のOPTは最大12か月、STEM分野では条件を満たすと追加で24か月の延長対象となる場合があります。ルート1の場合、コミュニティカレッジを卒業して大学に編入する間および大学卒業後の2回行うことも可能です。

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カナダの大学・カレッジ進学ルート

カナダの大学・カレッジ進学

カナダは、公立カレッジや大学の選択肢が多く、卒業後の就労制度を活用しやすい国として人気があります。大学進学だけでなく、ビジネス、IT、ホスピタリティ、幼児教育、ヘルスケアなど、就職に直結しやすいカレッジプログラムも豊富です。

ただし、2026年時点ではPost-Graduation Work Permit(PGWP)の条件が以前より細かくなっており、プログラムの種類、学位レベル、専攻分野、英語力などによって対象可否が変わる場合があります。カナダ進学では、「学校名」だけでなく「PGWP対象校か」「プログラムが対象か」を必ず確認することが重要です。

代表的な進学ルート

ルート1

公立カレッジで学び、卒業後の現地就労を目指すルート

  1. 高校卒業
  2. (英語コース)
  3. 公立カレッジ
  4. ディプロマ取得・卒業
  5. PGWP申請・現地就労

カナダの公立カレッジで実践的な分野を学び、卒業後にPost-Graduation Work Permit(PGWP)を申請して現地就労を目指すルートです。学校やプログラムがPGWP対象かどうかの確認が重要です。

ルート2

カレッジから大学へ編入して学士号取得を目指すルート

  1. 高校卒業
  2. (英語コース)
  3. 公立カレッジ
  4. 大学編入
  5. 学士号取得・卒業
  6. PGWP申請・現地就労

英語力を準備してからカレッジへ進学し、その後、大学へ編入して学士号取得を目指すルートです。大学卒業後の就労や永住権申請も視野に入れたい方に向いています。

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イギリスの大学進学ルート

イギリスの大学進学とファウンデーションコース

イギリスの学士課程は、イングランドでは通常3年制です。日本の高校卒業資格だけでは大学1年次への直接入学が難しいケースが多く、ファウンデーションコースと呼ばれる大学進学準備コースを1年間受講してから学士課程へ進むルートが一般的です。

一方で、IB、Aレベル、ファウンデーション修了、大学1年次修了など、進学先の大学が認める条件を満たしていれば、直接入学や編入が検討できる場合もあります。

代表的な進学ルート

ルート1

ファウンデーションを経由して大学進学を目指すルート

  1. 高校卒業
  2. ファウンデーション
  3. 大学1年次入学
  4. 学士号取得・卒業

日本の高校卒業後、大学進学準備コースであるファウンデーションを経由して、イギリスの大学1年次入学を目指す一般的なルートです。

ルート2

日本の大学在学経験を活かして大学に編入するルート

  1. 日本の大学1年次修了
  2. Year Oneプログラム
  3. 大学2年次編入
  4. 学士号取得・卒業

大学によっては、ファウンデーションに加えて、Year Oneプログラムを提供している場合があります。これは、大学1年次を終了した学生を対象にしたプログラムで、修了すると大学2年次に編入することができます。

卒業後のGraduate visaは、2026年6月時点では、2026年12月31日までに申請する場合は通常2年間、2027年1月1日以降に申請する場合は通常18か月に短縮予定です。博士号取得者は3年間の対象です。

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オーストラリアの大学・TAFE進学ルート

オーストラリアの大学・TAFE進学

オーストラリアでは、大学への直接入学、ファウンデーションコース経由、TAFEや専門カレッジから大学へ編入するルートがあります。TAFEは州立の職業訓練専門学校で、実践的なスキルを学びたい方に向いています。

日本の高校卒業後に大学へ直接入学できるかどうかは、大学や専攻によって異なります。難関大学や一部の専攻では、ファウンデーションコースやディプロマコースを経由することが一般的です。

代表的な進学ルート

ルート1

TAFE・専門カレッジで実践的に学ぶルート

  1. 高校卒業
  2. (英語コース)
  3. TAFE・専門カレッジ
  4. ディプロマ取得・卒業
  5. 就職または大学編入

英語力を準備したうえで、TAFEや専門カレッジで実践的なスキルを学ぶルートです。職業に直結する分野を学びたい方や、将来的に大学編入も検討したい方に向いています。

ルート2

ファウンデーションを経由して大学進学を目指すルート

  1. 高校卒業
  2. (英語コース)
  3. ファウンデーション
  4. 大学入学
  5. 学士号取得・卒業
  6. Temporary Graduate visa申請

大学進学準備コースを経由して、オーストラリアの大学で学士号取得を目指すルートです。卒業後は条件を満たせばTemporary Graduate visaを申請できる可能性があります。

ニュージーランドの大学・ポリテクニック進学ルート

ニュージーランドの大学・ポリテクニック進学

ニュージーランドでは、大学のほか、ポリテクニックやInstitute of Technologyと呼ばれる実践型の高等教育機関があります。少人数制で学びやすく、自然が多く落ち着いた環境で学びたい方に向いています。

日本の高校卒業後に大学へ直接入学できるかどうかは、大学や成績、英語力によって異なります。必要に応じてファウンデーションコースを経由するケースもあります。

代表的な進学ルート

ルート1

ファウンデーションを経由して大学進学を目指すルート

  1. 高校卒業
  2. (英語コース)
  3. ファウンデーション
  4. 大学入学
  5. 学士号取得・卒業
  6. Post Study Work Visa申請

日本の高校卒業後、必要に応じてファウンデーションを経由し、ニュージーランドの大学で学士号取得を目指すルートです。卒業後は条件を満たせばPost Study Work Visaを申請できる可能性があります。

ルート2

ポリテクニックで実践的に学ぶルート

  1. 高校卒業
  2. (英語コース)
  3. ポリテクニック
  4. ディプロマまたは学士号取得・卒業
  5. Post Study Work Visa申請

ポリテクニックで職業に直結する実践的な分野を学ぶルートです。ディプロマ取得後の就職や、学士号取得・大学進学を目指す選択肢があります。

海外進学のメリット

海外大学卒業式のイメージ

海外の大学やカレッジで学ぶことは、単に英語を学ぶだけではありません。英語で専門分野を学び、課題に取り組み、ディスカッションやプレゼンテーションを経験することで、社会に出てからも活かせる力が身につきます。

英語で専門分野を学ぶ力が身につく

語学留学では日常英語を中心に学びますが、大学・カレッジ進学では、英語で講義を理解し、レポートを書き、発表し、専門分野について議論する力が求められます。卒業まで学び続けることで、仕事でも使える実践的な英語力を身につけやすくなります。

主体性と問題解決力が伸びる

海外の大学では、自分で履修科目を選び、課題を管理し、必要に応じて教授やアドバイザーに相談する姿勢が求められます。わからないことを自分で調べ、質問し、行動する力が自然と鍛えられます。

多文化環境で学べる

海外のキャンパスには、世界中から学生が集まります。国籍、文化、宗教、価値観の異なる人たちと学ぶことで、日本にいるだけでは得にくい視野の広さや異文化理解力が身につきます。

卒業後のキャリア選択肢が広がる

国によっては、卒業後に一定期間働くための制度が用意されています。必ず現地就職できるわけではありませんが、海外で学位や資格を取得し、現地で実務経験を積むチャンスがあることは大きな魅力です。

海外大学・カレッジへの出願方法

海外の大学やカレッジでは、日本のような一斉入試ではなく、書類審査で合否が決まるケースが一般的です。必要書類は国や学校、専攻によって異なりますが、主に以下のような書類が求められます。

  • 学校所定の願書
  • 英文の高校成績証明書
  • 英文の高校卒業証明書または卒業見込証明書
  • 英文の大学・専門学校成績証明書(該当者)
  • 英語力証明(IELTS、TOEFL、Duolingo English Testなど)
  • 英文エッセイ、志望動機書
  • 英文推薦状
  • パスポートコピー
  • 英文残高証明書(主にビザ申請や一部出願で必要)
  • ポートフォリオやオーディション資料(芸術・デザイン・音楽系など)

出願から渡航までの基本的な流れ

STEP 1 国・専攻・進学ルートを決める

STEP 2 志望校を選ぶ

STEP 3 出願書類を準備する

STEP 4 学校へ出願する

STEP 5 合格通知を受け取る

STEP 6 学費支払い・ビザ申請を行う

STEP 7 滞在先・航空券・保険を手配する

STEP 8 渡航・入学

海外進学に必要な費用【2026年版】

海外進学に必要な費用

海外進学にかかる費用は、国、学校、専攻、都市、滞在方法によって大きく変わります。特に医療系、歯学、獣医学、ビジネス、エンジニアリングなどは、一般的な文系・理系学部より授業料が高くなる傾向があります。

以下は、2026年6月時点で確認できる大学・カレッジ・TAFE・ポリテクニック等の公式料金表や公的情報をもとにした、1年間の授業料の目安です。生活費、航空券、保険、教材費、ビザ申請費、滞在費などは含まれていません。

※日本円換算は為替レートにより大きく変動します。最新の日本円目安は、見積もり時点の為替で確認してください。

大学の年間授業料目安カレッジ・TAFE・ポリテク等の年間授業料目安
アメリカUS$20,000~US$65,000以上
州立大学、私立大学、専攻により大きく異なります。UC系など人気州立大学では、留学生・州外生の授業料が高めです。
US$10,000~US$23,000前後
コミュニティカレッジは4年制大学より授業料を抑えやすく、大学編入ルートとして人気があります。
カナダCAN$17,000~CAN$65,000前後
地方大学は比較的抑えめですが、大都市や人気大学、専門性の高い専攻では高額になります。
CAN$15,000~CAN$25,000前後
公立カレッジでは、プログラムにより大きく異なります。PGWP対象プログラムかの確認も重要です。
イギリス£19,000~£63,000前後
一般的な学部は£20,000台が多い一方、オックスフォードなどの上位大学や医療系では高額になります。
ファウンデーション:£14,000~£30,000前後
大学進学準備コースは、大学・提携機関・期間・専攻により費用が異なります。
オーストラリアA$49,000~A$66,000前後
主要大学では、学部や専攻によってA$50,000台からA$60,000台になるケースがあります。
TAFE・専門:A$10,000~A$25,000前後
資格レベル、期間、分野により差があります。OSHCなどの保険費用も別途必要です。
ニュージーランドNZ$40,000~NZ$69,000前後
大学・専攻により幅があります。医療・薬学・理系分野は高めになる傾向があります。
ポリテク・専門:NZ$24,000~NZ$30,000前後
ディプロマ、学士、グラデュエートディプロマなど、資格レベルにより異なります。

授業料以外に必要な費用

海外進学では、授業料以外にも次のような費用が必要です。

  • 滞在費(学生寮、ホームステイ、シェアハウス、アパートなど)
  • 食費・交通費・通信費
  • 教材費・パソコン・実習費
  • 海外留学生保険、または現地指定の医療保険
  • 学生ビザ申請費
  • 航空券代
  • 出願料、入学金に相当するデポジット、学生サービス費

費用を比較するときは、授業料だけでなく、都市の物価、滞在方法、アルバイト可能時間、卒業後の就労制度まで含めて考えることが大切です。

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留学中のアルバイトと卒業後の就職【2026年版】

大学やカレッジに進学する場合、「留学中にアルバイトできるか」「卒業後に現地で働けるか」は、進学先選びの重要なポイントです。ただし、ビザのルールは変更されることがあるため、必ず渡航前に各国政府の公式情報を確認してください。

留学中のアルバイト卒業後の就労制度
アメリカF-1学生は、原則としてキャンパス内の仕事に限り、授業期間中は週20時間まで働けます。キャンパス外就労はCPTやOPTなど、条件付きの許可が必要です。専攻に関連する実務研修としてOPTを申請できる可能性があります。通常は最大12か月、STEM対象分野では追加24か月の延長対象となる場合があります。
カナダ条件を満たす学生は、授業期間中に週24時間までキャンパス外で働けます。スケジュールされた休暇中はフルタイムで働ける場合があります。PGWP対象プログラムを修了すると、プログラム期間に応じてPost-Graduation Work Permitを申請できる可能性があります。2年以上のプログラムでは最大3年が目安です。ただし、学位レベル・専攻分野・英語力などの条件確認が重要です。
イギリスStudent visaで学位レベル以上のコースを受講する場合、授業期間中は通常週20時間まで働けます。学位レベル未満では週10時間までとなる場合があります。Graduate visaにより、2026年12月31日までの申請では通常2年間、2027年1月1日以降の申請では通常18か月の滞在・就労が可能となる予定です。博士号取得者は3年間です。
オーストラリア学生ビザでは、授業期間中は原則として2週間で48時間まで働けます。休暇中は制限が緩和される場合があります。Temporary Graduate visaを申請できる可能性があります。Post-Higher Education Work streamは通常2~3年で、資格レベルや条件により異なります。地域で学んだ場合は追加のSecond Post-Higher Education Work streamを検討できる場合もあります。
ニュージーランド2025年11月3日以降に発給される対象学生ビザでは、授業期間中に週25時間まで働けるようになりました。古いビザで20時間条件の方は、条件変更が必要になる場合があります。一定の資格をニュージーランドで修了した場合、Post Study Work Visaを申請できる可能性があります。学位レベルやプログラムにより期間・条件が異なります。

海外進学に向いている人

海外進学は、誰にとっても簡単な選択ではありません。学費や生活費の負担、英語で学ぶ大変さ、文化の違い、ビザや就職制度の変化など、事前に理解しておくべきことが多くあります。

一方で、次のような方には大きな成長につながる可能性があります。

  • 英語を使って専門分野を学びたい方
  • 将来、海外就職や外資系企業、グローバル企業で働きたい方
  • 日本以外の価値観や教育環境に触れたい方
  • 自分で考え、行動する力を伸ばしたい方
  • 大学の専攻や将来の方向性を柔軟に考えたい方
  • 現地での就労経験や永住権の可能性も視野に入れたい方

海外進学で失敗しないためのポイント

1. 国だけでなく「進学ルート」で比較する

「アメリカがいい」「カナダがいい」と国だけで決めるのではなく、大学直接入学、コミュニティカレッジ、ファウンデーション、TAFE、ポリテクニックなど、自分に合った進学ルートを選ぶことが大切です。

2. 卒業後の就労制度を過信しない

卒業後の就労ビザは魅力的ですが、制度は変更されることがあります。また、ビザが取得できても、希望する仕事に就けるとは限りません。学ぶ分野、現地の求人、英語力、実務経験、インターンシップの有無まで考えて進学先を選びましょう。

3. 費用は授業料だけで判断しない

授業料が安くても、生活費が高い都市では総額が大きくなることがあります。反対に、授業料がやや高くても、卒業までの年数が短い、アルバイトがしやすい、卒業後の就労制度があるなど、総合的に見るとメリットがある場合もあります。

4. 英語力は早めに準備する

大学進学では、日常会話だけでなく、英語で講義を理解し、レポートを書き、発表する力が必要です。IELTSやTOEFLなどのスコアだけでなく、アカデミックライティングやリーディング力も早めに準備しましょう。

海外進学についてのよくある質問

海外大学・カレッジ進学に関するよくある質問をまとめました。

海外の大学の出願条件は?
学部入学は、高校卒業または卒業見込みの方が対象です。一般的には、高校の成績証明書、卒業証明書、英語力証明、志望動機書、推薦状などを提出します。必要な成績や英語力は、国、学校、専攻によって異なります。
日本の高校卒業後、海外大学に直接入学できますか?
国や大学によって異なります。アメリカやカナダでは直接入学やコミュニティカレッジ経由が選択肢になります。イギリスでは、日本の高校卒業後にファウンデーションコースを経由するケースが一般的です。オーストラリアやニュージーランドも、大学や専攻によって直接入学または準備コース経由になります。
海外進学に必要な英語力は?
大学入学では、IELTS 6.0~6.5、TOEFL iBT 80前後以上が目安になることが多いです。コミュニティカレッジ、ファウンデーション、TAFE、ポリテクニックでは、これより低い英語力から入学できる場合もあります。英語力が不足している場合は、条件付き入学や英語コース経由の進学を検討できます。
コミュニティカレッジとは?
コミュニティカレッジは、主にアメリカやカナダにある2年制の高等教育機関です。大学編入コース、準学士号、職業訓練プログラムなどを提供しています。4年制大学より入学条件や授業料が抑えられることが多く、大学編入を目指す留学生に人気があります。
TAFEとは?
TAFEは、オーストラリアの州立職業訓練専門学校です。ビジネス、ホスピタリティ、IT、デザイン、チャイルドケア、看護補助、調理、美容など、実践的な職業教育を提供しています。TAFEから大学へ編入できるコースもあります。
ポリテクニックとは?
ポリテクニックは、ニュージーランドにある実践型の高等教育機関です。ディプロマ、サーティフィケート、学士号、グラデュエートディプロマなどを提供しており、職業に直結する実践的な学びを重視しています。
条件付き入学とは?
条件付き入学とは、英語力以外の入学条件を満たしている学生に対して、英語コースの修了などを条件に大学やカレッジへの進学を認める制度です。英語力が足りない場合でも、段階的に進学を目指せるルートとして利用されます。
海外進学の費用が安い国はどこですか?
一概には言えませんが、アメリカのコミュニティカレッジ、カナダの地方カレッジ、ニュージーランドのポリテクニックなどは、大学直接入学より授業料を抑えやすい傾向があります。ただし、生活費、期間、卒業後の就労制度まで含めて比較することが大切です。
アルバイトで留学費用をまかなえますか?
アルバイトは生活費の一部補助にはなりますが、授業料や生活費のすべてをまかなう前提で計画するのは危険です。国ごとに就労時間の制限があり、学業との両立も必要です。留学前に十分な資金計画を立てておきましょう。
卒業後に現地で就職できますか?
国によっては卒業後に一定期間働くためのビザ制度があります。ただし、制度の対象となる学校・プログラム・学位レベル・専攻分野は国ごとに異なります。また、ビザを取得できても就職が保証されるわけではないため、専攻選び、インターンシップ、英語力、職歴づくりが重要です。

まとめ:海外進学は「国選び」よりも「進学ルート選び」が大切

海外進学は、英語力を伸ばすだけでなく、専門分野を英語で学び、国際的な視野と実践力を身につける大きなチャンスです。

ただし、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは、教育制度、学費、アルバイトの条件、卒業後の就労制度が大きく異なります。特に2026年時点では、カナダのPGWP、イギリスのGraduate visa、オーストラリアのTemporary Graduate visa、ニュージーランドの学生ビザ就労時間など、制度の確認がとても重要です。

「どの国がよいか」だけでなく、「自分の成績・英語力・予算・将来の目標に合う進学ルートはどれか」を考えることで、より現実的で後悔の少ない海外進学プランを立てることができます。

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