
留学先の国や都市を選ぶときに、授業料と同じくらい気になるのが現地の生活費です。
同じ英語圏の留学でも、ニューヨークやロンドンのような大都市と、カナダやイギリスの地方都市では、家賃、外食費、交通費、日用品の価格が大きく変わります。
この記事では、2026年時点の主な留学都市の物価・生活費の目安を、都市別に比較しながら紹介します。留学先を決めるときや、留学費用の予算を考えるときの参考にしてください。
- 主要な留学都市の物価・家賃の違い
- アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリスなどの生活費の傾向
- 留学費用を考える時に見落としやすい生活費のポイント
- 物価が高い都市・比較的費用を抑えやすい都市の考え方
- 1 2026年版:留学先の物価を見る時の注意点
- 2 留学生活費で特に差が出やすい項目
- 3 2026年版:主な留学都市の物価指数比較
- 4 2026年の傾向:物価が高い留学都市はどこ?
- 5 アメリカの物価|都市による差が大きい
- 6 カナダの物価|バンクーバー・トロントは家賃に注意
- 7 オーストラリアの物価|シドニー・メルボルンは高め
- 8 ニュージーランドの物価|大都市でも比較的落ち着いた生活環境
- 9 イギリスの物価|ロンドンは特に家賃が高い
- 10 日本と比べると、海外の生活費はどう感じる?
- 11 留学生活費を抑えるためのポイント
- 12 留学先を物価だけで選ばないことも大切
- 13 よくある質問(FAQ)
- 14 まとめ:留学費用は「授業料+生活費」で考えよう
- 15 出典・参考リンク
2026年版:留学先の物価を見る時の注意点
このページでは、都市別の物価比較の参考データとして、NumbeoのCost of Living Indexを使用しています。
Numbeoの物価指数は、ニューヨークを基準値100として、各都市の生活費、家賃、食料品、外食、購買力などを比較するための目安です。
ただし、Numbeoは公的統計ではなく、ユーザー投稿データや市場データをもとにした比較データベースです。そのため、実際の生活費は、為替レート、住むエリア、滞在方法、食生活、外食頻度、学校までの交通手段によって大きく変わります。
留学生活費で特に差が出やすい項目
留学中の生活費は、主に次の項目で差が出ます。
- 滞在費:ホームステイ、学生寮、シェアハウス、アパートで大きく変わる
- 食費:自炊中心か、外食が多いかで差が出る
- 交通費:徒歩・自転車通学か、公共交通機関を使うかで変わる
- 通信費:eSIM、現地SIM、モバイルWi-Fiなどで変わる
- 交際費・娯楽費:旅行、外食、イベント参加の頻度で変わる
特に大きいのは滞在費です。物価指数がそれほど高くない都市でも、中心部の家賃が高い場合は、総額の留学費用が高くなることがあります。
2026年版:主な留学都市の物価指数比較
以下は、留学先として人気のある都市を中心に、生活費指数、家賃指数、食料品指数、外食指数を比較したものです。
(表は横にスクロールできます。)
| 国・地域 | 都市 | 生活費指数 | 家賃指数 | 食料品指数 | 外食指数 | 見方のポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| アメリカ | ホノルル | 105.4 | 63.9 | 128.3 | 107.8 | 食料品が特に高く、生活費全体も非常に高い |
| アメリカ | ニューヨーク | 100.0 | 100.0 | 100.0 | 100.0 | Numbeoの基準都市。家賃・外食ともに高い |
| アメリカ | サンフランシスコ | 94.9 | 81.4 | 102.7 | 94.3 | 家賃が高く、生活費全体も高め |
| アメリカ | シアトル | 91.4 | 59.8 | 100.9 | 89.3 | 食料品は高めだが、購買力も高い傾向 |
| アメリカ | ボストン | 89.0 | 77.0 | 93.8 | 92.2 | 学生都市だが、家賃は高め |
| アメリカ | ロサンゼルス | 84.5 | 65.7 | 86.8 | 91.0 | 交通手段と滞在エリアで生活費が変わりやすい |
| アメリカ | サンディエゴ | 83.7 | 73.8 | 85.8 | 89.0 | 住みやすいが、家賃は高め |
| カナダ | ビクトリア | 68.7 | 39.8 | 82.1 | 64.9 | カナダの中では物価が高めだが、落ち着いた環境 |
| カナダ | バンクーバー | 67.5 | 48.0 | 76.1 | 69.0 | 家賃が高く、滞在費の確認が重要 |
| カナダ | トロント | 67.5 | 40.6 | 71.1 | 69.2 | 大都市で選択肢は多いが、家賃は高め |
| カナダ | カルガリー | 64.5 | 30.8 | 71.4 | 64.4 | 大都市の中では比較的費用を抑えやすい |
| カナダ | ハリファックス | 63.3 | 34.8 | 74.9 | 62.3 | 落ち着いた環境で、東部カナダ希望者に人気 |
| カナダ | モントリオール | 59.9 | 28.7 | 66.6 | 63.9 | 家賃を抑えやすく、英語・フランス語環境 |
| オーストラリア | シドニー | 79.2 | 56.0 | 87.6 | 68.6 | オーストラリアの中でも物価・家賃が高め |
| オーストラリア | メルボルン | 77.3 | 41.3 | 91.3 | 69.1 | 食料品は高めだが、学生に人気の都市 |
| オーストラリア | ブリスベン | 64.8 | 38.5 | 76.6 | 66.5 | 大都市の利便性と費用のバランスを取りやすい |
| オーストラリア | パース | 68.0 | 37.9 | 76.0 | 66.7 | 西海岸の主要都市。家賃と交通費を確認 |
| オーストラリア | ゴールドコースト | 70.4 | 41.0 | 79.5 | 72.6 | 観光地のため、エリアによって滞在費が変わる |
| ニュージーランド | ウェリントン | 63.0 | 31.0 | 69.1 | 60.1 | 首都だが、オークランドより落ち着いた環境 |
| ニュージーランド | オークランド | 62.5 | 31.6 | 67.0 | 59.4 | 学校数が多く、家賃と交通費の確認が重要 |
| イギリス | ロンドン | 88.0 | 66.9 | 72.4 | 87.0 | 家賃・外食ともに高く、予算に余裕が必要 |
| イギリス | オックスフォード | 76.2 | 47.9 | 68.0 | 88.8 | 学生都市だが、外食・家賃は高め |
| イギリス | ブライトン | 74.5 | 42.9 | 67.7 | 79.9 | 海沿いの人気都市で、滞在費はやや高め |
| イギリス | ケンブリッジ | 73.9 | 45.5 | 66.4 | 82.8 | 学術都市で家賃が高くなりやすい |
| イギリス | エディンバラ | 73.0 | 37.9 | 65.6 | 84.2 | ロンドンより家賃は抑えやすいが外食は高め |
| 日本 | 東京 | 54.3 | 26.1 | 65.0 | 35.5 | 海外主要都市と比べると外食・家賃は低め |
| 日本 | 大阪 | 42.7 | – | – | – | 東京より生活費を抑えやすい傾向 |
2026年の傾向:物価が高い留学都市はどこ?
2026年時点で、英語圏の主要留学都市の中でも特に生活費が高い傾向にあるのは、ホノルル、ニューヨーク、サンフランシスコ、シアトル、ボストン、ロンドンなどです。
これらの都市は、学校の選択肢が多く、文化的な魅力も大きい一方で、家賃や外食費が高くなりやすい傾向があります。
特にニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドンは、授業料だけでなく、滞在費を含めた総額で予算を考えることが大切です。
アメリカの物価|都市による差が大きい
アメリカは、都市によって生活費の差が大きい国です。
ニューヨーク、サンフランシスコ、ボストン、ロサンゼルス、サンディエゴなどは、留学先として人気がありますが、家賃や外食費が高くなりやすい傾向があります。
一方で、同じアメリカでも、地方都市や中規模都市を選ぶと、滞在費を抑えられる場合があります。
アメリカ留学で生活費を考えるポイント
- 大都市ほど家賃が高くなりやすい
- 車社会の都市では交通費や移動手段も確認が必要
- 外食費が高いため、自炊できる環境かどうかが重要
- 医療費が高額なため、海外旅行保険・留学保険は必ず確認
カナダの物価|バンクーバー・トロントは家賃に注意
カナダは、アメリカの大都市に比べると生活費を抑えやすい都市もありますが、バンクーバーやトロントなどの人気都市では家賃が高くなりやすい傾向があります。
カルガリー、ハリファックス、モントリオールなどは、都市の規模や環境を考えながら、比較的費用を抑えたい方の候補になることがあります。
カナダ留学で生活費を考えるポイント
- バンクーバーとトロントは家賃が高くなりやすい
- 地方都市は滞在費を抑えやすい場合がある
- 冬の寒さが厳しい都市では、防寒具や暖房費も考える
- 交通費は都市ごとの公共交通機関によって変わる
オーストラリアの物価|シドニー・メルボルンは高め
オーストラリアは、シドニーやメルボルンなどの大都市で生活費が高くなりやすい傾向があります。
一方で、ブリスベン、パース、アデレードなどは、都市の規模や学校の選択肢を見ながら、生活費とのバランスを考えたい方に向いています。
オーストラリア留学で生活費を考えるポイント
- シドニーは家賃が高くなりやすい
- メルボルンは学生に人気だが、食料品や外食費も確認が必要
- 都市によって交通費や通学手段が異なる
- 学生ビザでの就労条件もあわせて確認する
ニュージーランドの物価|大都市でも比較的落ち着いた生活環境
ニュージーランドは、オークランドやウェリントンなどの都市が主な留学先になります。
オーストラリアの大都市に比べると落ち着いた環境を選びやすい一方で、輸入品や外食は高く感じることがあります。
ニュージーランド留学で生活費を考えるポイント
- オークランドは学校の選択肢が多い
- ウェリントンは首都で、落ち着いた環境を希望する方に向いている
- 外食費を抑えるには自炊が重要
- 都市間移動や旅行費も予算に入れておく
イギリスの物価|ロンドンは特に家賃が高い
イギリスは、ロンドンと地方都市で生活費に大きな差があります。
ロンドンは学校や仕事、文化施設の選択肢が非常に多い一方で、家賃が高くなりやすい都市です。オックスフォード、ケンブリッジ、ブライトン、エディンバラなども人気がありますが、学生都市・観光都市は滞在費が高くなることがあります。
イギリス留学で生活費を考えるポイント
- ロンドンは家賃・交通費・外食費が高くなりやすい
- 地方都市を選ぶと滞在費を抑えられる場合がある
- 学生寮・ホームステイ・シェアハウスで費用が変わる
- 交通費は学生割引や定期券の利用も確認する
日本と比べると、海外の生活費はどう感じる?
東京や大阪と比べると、英語圏の主要都市は、家賃や外食費が高く感じられることが多いです。
特に、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドン、シドニー、バンクーバーなどは、滞在費が留学費用全体に大きく影響します。
一方で、都市によっては日本よりも食材の量が多かったり、学生向けの割引があったり、シェアハウスや学生寮を利用することで費用を抑えられることもあります。
留学生活費を抑えるためのポイント
留学中の生活費を抑えるには、都市選びだけでなく、日々の生活スタイルも重要です。
- 自炊できる滞在方法を選ぶ
- 学校から近い滞在先を選び、交通費を抑える
- 外食やカフェの利用頻度を決めておく
- 学生割引、定期券、交通カードを活用する
- 現地SIMやeSIMを比較して通信費を抑える
- シェアハウスや学生寮の費用を事前に比較する
- 為替レートが大きく変動する可能性を考えて、余裕を持った予算を立てる
費用の相談も無料です
留学費用が気になる方へ
おおよその費用を知りたい方は自動見積もりを、学校選びやプランの相談をしたい方は無料相談をご利用ください。
留学先を物価だけで選ばないことも大切
物価が安い都市は魅力的ですが、留学先は費用だけで選ぶものではありません。
次のような点もあわせて比較しましょう。
- 自分の目的に合う学校やコースがあるか
- 治安や生活環境が自分に合っているか
- 日本からのアクセスや航空券費用はどうか
- 学生ビザや就労条件はどうか
- 滞在先の選択肢があるか
- 気候や都市の雰囲気が合っているか
たとえば、物価が少し高くても、学校の質やサポート、交通の便利さ、アルバイトのしやすさ、将来の進学・就職につながる環境を重視した方がよい場合もあります。
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よくある質問(FAQ)
まとめ:留学費用は「授業料+生活費」で考えよう
留学費用を考える時は、授業料だけでなく、現地での生活費も必ず確認しましょう。
2026年時点では、英語圏の留学先の中でも、ニューヨーク、ホノルル、サンフランシスコ、シアトル、ボストン、ロンドン、シドニーなどは、生活費や家賃が高くなりやすい都市です。
一方で、カナダの地方都市、イギリスのロンドン以外の都市、オーストラリアの一部都市、ニュージーランドなどでは、学校や滞在方法によって費用を抑えられる場合もあります。
大切なのは、物価の安さだけで選ぶのではなく、目的・学校・都市環境・ビザ・滞在方法・総額費用をあわせて比較することです。
留学先に迷っている方は、希望する国や都市だけでなく、予算や滞在スタイルも含めて検討してみましょう。
