【2026年】留学で国外転出するとマイナンバーカードはどうなる?継続利用・申請・注意点

留学で国外転出する場合のマイナンバーカード手続き

このページでは、海外留学のために国外転出届を提出する場合のマイナンバーカードの手続きについて、2026年時点の情報をもとにまとめています。

留学などで1年以上海外に滞在する場合は、住民登録のある市区町村で国外転出届を提出する必要があります。マイナンバーカードを持っている方は、国外転出届の手続きにあわせて、マイナンバーカードの国外継続利用手続きも行うことができます。

2024年5月27日から、国外転出後もマイナンバーカードを継続して利用できるようになりました。ただし、出国前に必要な手続きをしないまま国外転出すると、マイナンバーカードは国外転出予定日に失効します。留学前の手続きで忘れやすいポイントなので、早めに確認しておきましょう。

  • 留学で国外転出届を出す場合のマイナンバーカード手続き
  • 国外転出後もマイナンバーカードを継続利用する方法
  • 国外転出前に手続きをしないとどうなるか
  • 国外転出後にマイナンバーカードを申請する方法
  • 通知カード、国際送金、紛失時の注意点

留学準備も無料で相談できます

出発前の手続き、抜けもれなく確認しませんか?

ビザ、保険、航空券、海外転出、学校手続きなど、留学前には確認することがたくさんあります。留学先や期間に合わせて、必要な準備を一緒に整理します。

留学で国外転出届を出すのはどんな場合?

国外転出届とは、日本国内の市区町村にある住民票を、海外へ転出するものとして届け出る手続きです。

一般的に、1年以上海外に滞在する予定がある場合は、住民登録のある市区町村で国外転出届を提出します。留学、ワーキングホリデー、海外赴任、長期滞在などが該当します。

ただし、国外転出届の取り扱いは、滞在期間や住民登録の状況によって判断が必要になることがあります。短期留学や数か月の語学留学の場合は、国外転出届を出さないケースもありますので、最終的には住民登録のある市区町村に確認してください。

そもそもマイナンバー制度とは?

マイナンバー制度は、国内で住民登録をしているすべての方に12桁の個人番号を付番する制度です。マイナンバーは、社会保障、税、災害対策などの行政手続きで利用されます。

2015年10月以降、住民票のある方にマイナンバーが通知され、2016年1月から行政手続きなどで利用が始まりました。現在では、税金、社会保険、金融機関の手続き、証券口座、国際送金など、さまざまな場面でマイナンバーの提出が求められることがあります。

なお、通知カードは2020年5月25日に廃止されており、現在は再発行できません。マイナンバーを確認・証明する方法としては、マイナンバーカード、マイナンバーが記載された住民票の写し、住民票記載事項証明書などがあります。

2026年版:国外転出後もマイナンバーカードを継続利用できます

2024年5月27日から、国外転出後もマイナンバーカードを継続して利用できるようになりました。

これにより、留学や海外赴任などで国外転出届を出す場合でも、出国前に所定の手続きを行えば、国外転出後もマイナンバーカードを利用できます。

ただし、国外転出予定日の前日までに国外継続利用手続きを行わないまま国外転出すると、マイナンバーカードは国外転出予定日に失効します。

国外転出前に行う手続き

国外転出を予定していて、国外転出前に有効なマイナンバーカードを持っている方は、国外転出予定日の前日までに次の手続きを行います。

  1. 国外転出届を提出する際に、マイナンバーカードと個人番号カード国外継続利用申請書を提出する
  2. 市区町村がカード券面に「国外転出 ○年×月△日」と追記する
  3. 市区町村がICチップ内の住所情報を変更する
  4. 市区町村が国外転出者向けの電子証明書を発行する
  5. 返却されたマイナンバーカードを国外転出後も利用できるようになる

国外転出者向けマイナンバーカード券面イメージ

国外転出者向けマイナンバーカードの券面イメージ

注意:国外転出予定日の前日までに国外継続利用手続きを行わないまま国外転出すると、マイナンバーカードは国外転出予定日に失効します。転出予定日当日に手続きする場合や、さかのぼって国外転出手続きをする場合は、継続利用手続きができないことがあります。

国外転出前に手続きできない場合はどうなる?

国外転出前にマイナンバーカードの国外継続利用手続きをしなかった場合、マイナンバーカードは国外転出予定日に失効します。

その場合でも、2015年10月5日以降に国外転出していて、マイナンバーが付番されている方は、国外から国外転出者向けマイナンバーカードの新規交付申請が可能です。

ただし、国外からの申請は、カード発行・受取までに時間がかかることがあります。公式サイトでは、申請後、審査を経ておおむね2か月ほどでカードを発行し、交付準備を行うと案内されていますが、国ごとの郵便事情などにより2か月以上かかる場合もあります。

留学出発後に急いで必要になると困るため、できるだけ出発前に手続きを済ませておくことをおすすめします。

国外転出後にマイナンバーカードを申請する方法

2015年10月5日以降に国外転出していて、マイナンバーカードを持っていない方は、国外から新規交付申請ができます。

申請は、国外転出者向け個人番号カードオンライン申請サイトから行います。申請後、交付準備が完了すると、受取場所に指定した市区町村または在外公館から交付通知メールが届きます。

受取は原則として対面です。受取場所によって必要書類が異なりますので、公式サイトや指定した受取場所の案内を確認してください。

国外転出者向けマイナンバーカードでできる主な手続き

国外転出者向けマイナンバーカードでは、次のような手続きが可能です。

  • 氏名等の変更手続き
  • 暗証番号の変更・再設定手続き
  • マイナンバーカードの失効・返納手続き
  • マイナンバーカードの再交付手続き
  • マイナンバーカードの更新手続き
  • 紛失・盗難時の一時停止手続き

国外転出後にカードを紛失した場合は、国外転出者向け専用ダイヤルに電話して一時停止手続きを行うことができます。

紛失時の連絡先
国外転出者向け専用ダイヤル:03-6734-0170
受付時間:24時間365日
※国際通話料金がかかります。

留学中にマイナンバーが必要になる場面

留学中や留学前後には、マイナンバーが必要になる場面があります。

代表的なのは、金融機関での国際送金です。日本の金融機関では、法令により、外国送金の取引の際に個人番号(マイナンバー)または法人番号の届出が必要と案内されています。

留学費用を海外の学校へ送金する場合、または海外から日本の口座へ送金を受け取る場合は、利用する銀行や送金サービスでマイナンバーの登録・確認が必要になることがあります。手続き方法は金融機関によって異なりますので、事前に利用する銀行へ確認しておきましょう。

留学前に確認しておきたいマイナンバー関連チェックリスト

国外転出を伴う留学を予定している方は、出発前に次の点を確認しておきましょう。

確認項目確認内容
国外転出届1年以上海外に滞在する予定がある場合、住民登録のある市区町村で国外転出届が必要か確認する
マイナンバーカード有効なマイナンバーカードを持っているか確認する
国外継続利用手続き国外転出予定日の前日までに手続きできるよう、市区町村窓口で確認する
暗証番号カードの暗証番号を確認しておく。忘れている場合は、出発前に再設定を検討する
電子証明書国外転出者向け電子証明書の発行手続きが行われるか確認する
国際送金留学費用の送金や海外からの受取で、銀行にマイナンバー届出が必要か確認する
紛失時の連絡先国外転出者向け専用ダイヤルを控えておく

出発前の準備をサポートします

留学前の手続き、不安なことはありませんか?

留学前には、ビザ、保険、航空券、海外送金、国外転出、滞在先など、確認することがたくさんあります。学校手続きとあわせて、準備の流れを整理します。

国外転出後に日本へ戻った場合、マイナンバーは変わる?

国外転出後に日本へ戻り、再び住民登録をする場合でも、マイナンバーは国外転出前と同じ番号を引き続き利用します。帰国後に新しいマイナンバーが付番されるわけではありません。

帰国後は、市区町村で転入届を提出し、マイナンバーカードの住所変更や電子証明書の手続きが必要になる場合があります。帰国後の手続きについては、転入先の市区町村に確認してください。

公式情報リンク

マイナンバーカードや国外転出の手続きは、制度変更や市区町村ごとの取り扱いにより内容が変わることがあります。必ず公式サイトと住民登録のある市区町村で最新情報を確認してください。

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留学とマイナンバーカードのよくある質問

留学で国外転出届を出すと、マイナンバーカードは使えなくなりますか?
2024年5月27日以降は、国外転出前に国外継続利用手続きを行えば、国外転出後もマイナンバーカードを継続して利用できます。ただし、国外転出予定日の前日までに手続きをしないまま国外転出すると、マイナンバーカードは国外転出予定日に失効します。
国外継続利用手続きはいつまでに行えばいいですか?
国外転出予定日の前日までに行う必要があります。転出予定日当日に手続きする場合や、過去の日付にさかのぼって国外転出届を出す場合は、継続利用手続きができないことがあります。出発直前ではなく、余裕を持って市区町村窓口で確認しましょう。
国外転出後にマイナンバーカードを新しく作れますか?
2015年10月5日以降に国外転出していて、マイナンバーが付番されている方は、国外から国外転出者向けマイナンバーカードの新規交付申請が可能です。申請はオンラインで行い、交付準備ができると、指定した市区町村または在外公館などで受け取る流れになります。
通知カードは再発行できますか?
いいえ。通知カードは2020年5月25日に廃止されているため、再発行できません。マイナンバーを確認・証明する必要がある場合は、マイナンバーカード、マイナンバーが記載された住民票の写し、住民票記載事項証明書などを利用します。
海外留学中にマイナンバーが必要になることはありますか?
あります。たとえば、日本の金融機関で外国送金を行う場合や、海外からの送金を日本の口座で受け取る場合、マイナンバーの届出が必要になることがあります。手続き方法は金融機関によって異なるため、留学費用の送金前に利用する銀行や送金サービスへ確認しておきましょう。
帰国後、マイナンバーは新しくなりますか?
いいえ。国外転出後に日本へ再入国して住民登録をした場合でも、国外転出前と同じマイナンバーを引き続き利用します。帰国後は、転入先の市区町村で必要な住所変更やカード関連の手続きを確認してください。
短期留学でも国外転出届は必要ですか?
短期留学の場合は、国外転出届を出さないケースもあります。一般的には1年以上海外に滞在する場合に国外転出届が必要とされますが、判断は滞在期間や住民登録の状況によって異なります。最終的には住民登録のある市区町村に確認してください。

まとめ:長期留学では国外転出届とマイナンバーカード手続きをセットで確認

1年以上の長期留学で国外転出届を提出する場合は、マイナンバーカードの手続きも忘れずに確認しましょう。

2024年5月27日以降は、出国前に国外継続利用手続きを行うことで、国外転出後もマイナンバーカードを継続して利用できます。一方で、手続きをしないまま国外転出すると、マイナンバーカードは国外転出予定日に失効します。

留学前は、ビザ、保険、航空券、海外送金、住民票、マイナンバーカードなど、確認することが多くなります。出発直前に慌てないよう、住民登録のある市区町村や公式サイトで早めに手続きを確認しておきましょう。

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