
海外留学を考え始めたとき、多くの方が最初に気になるのが「結局、全部でいくら必要なの?」ということではないでしょうか。
留学費用というと、まず授業料を思い浮かべる方が多いですが、実際には授業料以外にも、滞在費、食費、航空券、海外保険、ビザ申請料、現地での生活費など、さまざまな費用がかかります。
また、同じ国・同じ期間の留学でも、学校、都市、コース、滞在方法、出発時期、為替レートによって総額は大きく変わります。
このページでは、留学前に知っておきたい主な費用項目を、できるだけわかりやすく整理してご紹介します。
留学費用は「授業料」だけではありません
留学に必要な費用は、大きく分けると以下のようになります。
- 学校に支払う費用
- 滞在にかかる費用
- 渡航前に準備する費用
- 現地生活にかかる費用
- ビザや保険などの手続き費用
学校のパンフレットや料金表を見ると、授業料だけが目に入りやすいですが、実際の留学費用を考えるときは、授業料以外の費用も含めて予算を立てることが大切です。
特に長期留学の場合は、現地での生活費や滞在費の差が総額に大きく影響します。
1. 授業料
授業料は、留学費用の中でも大きな割合を占める費用です。
語学学校の場合は、受講する週数、1週間あたりの授業時間数、一般英語コースか試験対策コースかなどによって料金が変わります。半日程度のコースよりも、授業時間数の多い集中コースの方が授業料は高くなります。
大学、カレッジ、専門学校の場合は、国や学校、専攻、取得する資格や学位によって授業料が大きく異なります。一般的に、医療系、ビジネス系、デザイン系、IT系など、実習や専門設備を必要とする分野では費用が高くなることがあります。
また、同じ国の中でも、都市部の学校と地方都市の学校では費用感が異なることがあります。授業料だけで学校を選ぶのではなく、学校の規模、サポート体制、国籍バランス、進学実績、滞在先の選択肢なども含めて比較することが大切です。
2. 学校諸経費
授業料とは別に、学校へ支払う諸経費がかかることがあります。
主なものとしては、以下のような費用があります。
- 入学金
- 学生登録料
- 教材費
- 滞在先手配料
- 空港出迎え費用
- 試験料
- 設備費
- アクティビティ費
- 管理費
語学学校の場合は、入学金や教材費、滞在先を申し込む場合の手配料が別途かかることが一般的です。
大学やカレッジの場合は、授業料のほかに学生サービス費、施設利用料、健康保険料、教材費などが必要になることがあります。学校によって費用の名称や含まれる内容が異なるため、見積もりを確認するときは「授業料に何が含まれていて、何が別料金なのか」を確認しましょう。
3. 宿泊費・滞在費
留学中の滞在方法としては、ホームステイ、学生寮、レジデンス、シェアハウス、アパートなどがあります。
短期留学や初めての留学では、ホームステイを選ぶ方が多いです。食事付きのプランであれば、朝夕食や朝昼夕食が含まれることもあり、現地生活に慣れるまで安心して過ごしやすいというメリットがあります。
一方、学生寮やレジデンスは、学校に近い、他の留学生と交流しやすい、自由度が高いといったメリットがあります。ただし、都市や設備によってはホームステイより高くなることもあります。
長期留学の場合は、最初の数週間から数ヶ月はホームステイや学生寮を利用し、その後、現地での生活に慣れてからシェアハウスなどに移るケースもあります。
滞在費は、留学先の都市によって大きく変わります。大都市は便利な反面、家賃や交通費が高くなりやすいため、総額を抑えたい場合は地方都市も選択肢に入れるとよいでしょう。
4. 食費
食費は、滞在方法によって考え方が変わります。
ホームステイで食事付きプランを選ぶ場合は、ある程度の食費が滞在費に含まれています。ただし、昼食、週末の食事、外食、カフェ代などは別途必要になることがあります。
学生寮やシェアハウスの場合は、自炊が中心になります。自炊をすれば食費を抑えやすいですが、調理器具や食材の購入費、外食費なども考えておく必要があります。
留学中は、友人との外食、カフェ、週末の観光などで思ったより出費が増えることもあります。毎月の生活費には、食費だけでなく、交際費や娯楽費も少し余裕を持って見込んでおくと安心です。
5. 交通費
現地での交通費も忘れずに考えておきたい費用です。
学校まで徒歩で通える場合は交通費を抑えられますが、ホームステイ先からバスや電車で通学する場合は、定期券や交通カードの費用がかかります。
また、放課後や週末に市内観光をしたり、近郊の都市へ出かけたりする場合にも交通費が必要です。
都市部では公共交通機関が発達している一方で、交通費が高いこともあります。反対に、地方都市では交通費を抑えやすい場合もありますが、学校や滞在先の場所によっては移動に時間がかかることもあります。
学校選びや滞在先選びの際には、通学時間や交通費も含めて確認しておくとよいでしょう。
6. おこづかい・現地生活費
留学中には、日用品、衣類、洗剤、文房具、携帯電話代、カフェ代、交際費、観光費など、日々の生活に必要なお金がかかります。
現地生活費は、生活スタイルによってかなり差が出ます。外食が多い方、旅行や観光を楽しみたい方、カフェや買い物が好きな方は、少し多めに予算を見ておくと安心です。
一方で、自炊をする、学校のアクティビティを上手に利用する、学生割引を活用するなど、工夫次第で生活費を抑えることもできます。
留学中は、予定外の出費が発生することもあります。急な病院受診、教材の追加購入、冬物衣類の購入、滞在延長などに備えて、予備費も用意しておくと安心です。
7. 航空券・渡航費
日本から留学先までの航空券代も、留学費用の大きな項目です。
航空券は、出発時期、航空会社、直行便か経由便か、予約のタイミングによって料金が大きく変わります。年末年始、春休み、ゴールデンウィーク、夏休みなどのピーク時期は高くなりやすいため、出発時期を選べる場合は早めに計画するのがおすすめです。
語学留学のように入学日を比較的自由に選べる場合は、航空券が高い時期を避けて出発することで、費用を抑えられることがあります。
一方、大学やカレッジ進学の場合は入学時期が決まっているため、航空券の選択肢が限られることもあります。入学許可書やビザの取得時期も考えながら、余裕を持って準備しましょう。
8. 海外留学保険・医療保険
海外では、医療費が高額になることがあります。万が一の病気やけがに備えて、留学中の保険には必ず加入しておきましょう。
短期留学の場合は、日本の海外留学保険に加入するケースが多くあります。長期留学や大学・カレッジ進学の場合は、学校指定の医療保険や現地の公的・民間保険への加入が必要になることもあります。
保険を選ぶときは、保険料だけでなく、補償内容、キャッシュレス診療の有無、歯科治療の扱い、携行品損害、賠償責任、緊急時の日本語サポートなども確認しましょう。
学校やビザの条件によっては、一定の保険加入が求められることがありますので、自己判断で決めず、事前に確認することが大切です。
9. ビザ申請料・手続き費用
留学期間や留学目的によっては、学生ビザやワーキングホリデービザなどの申請が必要になります。
ビザ申請には、申請料のほか、健康診断費用、証明写真、翻訳書類、残高証明書の発行手数料、郵送費などがかかることがあります。
また、国によってはオンライン申請、バイオメトリクス登録、面接予約、指定病院での健康診断などが必要になる場合もあります。
短期の語学留学では学生ビザが不要なケースもありますが、国、期間、受講時間数、入国目的によって条件が異なります。ビザの条件は変更されることがあるため、必ず最新情報を確認したうえで準備を進めましょう。
10. 通信費
留学中は、スマートフォンやインターネット環境も必要です。
最近では、現地SIMカードやeSIMを利用する方が増えています。日本で事前に準備できるものもあれば、現地到着後に契約するものもあります。
短期留学の場合は、日本で海外用eSIMやWi-Fiルーターを準備する方法もあります。長期留学の場合は、現地の携帯会社で月額プランを契約する方が便利なこともあります。
学校、ホームステイ、学生寮ではWi-Fiが利用できることが多いですが、通信速度や接続環境は滞在先によって異なります。オンライン授業、家族との連絡、地図アプリ、銀行アプリなどを使うことを考えると、通信費も必要な費用として見込んでおきましょう。
11. 留学エージェントに支払う費用
留学エージェントを利用する場合、手続き代行料、サポート料、ビザ申請サポート料などが必要になる会社もあります。
そのため、見積もりを比較するときは、学校に支払う費用だけでなく、エージェントに支払う費用があるかどうかも確認しましょう。
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また、学校によっては、学費を学校へ直接お支払いいただくことも可能です。留学会社を経由した支払いに不安がある方や、送金の透明性を重視したい方にも安心してご利用いただけます。
留学費用は国・都市・期間で大きく変わります
留学費用は、どの国に行くか、どの都市で学ぶか、どのくらいの期間留学するかによって大きく変わります。
たとえば、同じ英語圏でも、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、マルタでは、授業料、滞在費、生活費、航空券代の目安が異なります。
また、同じ国の中でも、大都市は家賃や生活費が高くなりやすく、地方都市は比較的費用を抑えやすい傾向があります。
費用を抑えたい場合は、以下のような方法があります。
- 地方都市の学校を選ぶ
- キャンペーン料金を利用する
- オフシーズンに出発する
- 授業時間数や期間を調整する
- 最初はホームステイ、その後シェアハウスに移る
- 自炊を増やす
- 学校の無料アクティビティを活用する
ただし、安さだけで学校や滞在先を選ぶと、通学が不便だったり、サポートが少なかったり、希望する目的に合わないこともあります。費用と内容のバランスを見ながら選ぶことが大切です。
留学費用を考えるときの注意点
留学費用を調べるときは、以下の点に注意しましょう。
見積もりに含まれているものを確認する
見積もりを見るときは、授業料だけでなく、入学金、教材費、滞在費、滞在手配料、空港出迎え費用、保険料などが含まれているか確認しましょう。
一見安く見える見積もりでも、実は滞在費や教材費が含まれていないことがあります。
為替レートで日本円の総額は変わる
海外の学校費用は、現地通貨で設定されていることがほとんどです。そのため、為替レートによって日本円での支払額が変わります。
見積もりを取った時点と実際に支払う時点でレートが変わることもありますので、少し余裕を持って予算を考えておきましょう。
キャンペーン料金は条件を確認する
語学学校などでは、授業料割引や滞在費割引などのキャンペーンが実施されることがあります。
キャンペーンを利用すると費用を抑えられる場合がありますが、対象校、対象コース、申込期限、渡航期間、最低受講週数などの条件があります。
気になるキャンペーンがある場合は、条件に合っているかどうかを確認してから申し込みましょう。
長期留学は予備費も必要
長期留学の場合は、予定外の出費に備えて予備費を用意しておくことが大切です。
現地での引っ越し、教材の追加購入、ビザ延長、病院受診、一時帰国、滞在延長など、計画時には想定していなかった費用がかかることもあります。
ぎりぎりの予算で出発するのではなく、少し余裕を持って準備しましょう。
まずは無料見積もりで総額を確認しましょう
留学費用は、国、都市、学校、コース、期間、滞在方法によって大きく変わります。
そのため、インターネット上の目安だけで判断するよりも、自分の希望に合わせた見積もりを確認するのが一番確実です。
留学サイトドットコムでは、留学先や学校がまだ決まっていない段階でも、無料でご相談いただけます。
「どの国が自分に合っているかわからない」
「費用をできるだけ抑えたい」
「語学留学とワーホリで迷っている」
「大学・カレッジ進学の総額を知りたい」
「学校の料金表を見ても、何が含まれているのかわからない」
このような方も、お気軽にご相談ください。
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留学費用が気になる方へ
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よくある質問
はい、短期の語学留学、春休み・夏休み留学、親子留学、シニア留学などもご相談いただけます。期間や目的に合わせて、学校や滞在方法をご提案します。
まとめ
留学費用を考えるときは、授業料だけでなく、学校諸経費、滞在費、食費、航空券、海外保険、ビザ申請料、通信費、現地生活費などを含めて考える必要があります。
また、同じ国・同じ期間でも、学校や都市、コース、滞在方法によって総額は大きく変わります。
まずは、自分の希望に合った留学プランで、実際にどのくらいの費用が必要になるのかを確認することが大切です。
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留学費用が気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。
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