
アメリカ留学に出発する前は、学校や滞在先の準備だけでなく、入国時に必要な書類、現地での生活情報、医療・防犯・緊急時の対応も確認しておくと安心です。
この記事では、これからアメリカに留学する方に向けて、2026年時点で確認しておきたい出発前の基本情報をまとめました。
特に、学生ビザで渡航する方は、I-20、SEVIS、I-94、入国可能日などを正しく理解しておくことが大切です。また、アメリカは州や都市によって生活環境が大きく異なるため、時差、気候、交通、医療、食品の持ち込みルールなども出発前に確認しておきましょう。
- アメリカ留学前に確認したい入国準備と必要書類
- 時差、通貨、電気、銀行、郵便などの基本情報
- 911、医療、紛失・盗難などトラブル時の対応
- 食品・薬・現金の持ち込み、I-94確認の注意点
アメリカで語学学校や留学先の都市を探している方は、以下のページも参考にしてください。ニューヨーク、ロサンゼルス、シアトル、ボストンなど、アメリカの学校情報や都市情報を確認できます。
アメリカ出発前にまず確認したいこと
アメリカに渡航する前に、まず確認したいのは「自分がどの滞在資格で入国するのか」です。短期の観光・学校見学、語学留学、大学・大学院留学、交換留学では、必要な手続きが異なります。
| 渡航目的 | 出発前に確認すること | 注意点 |
|---|---|---|
| 語学留学・大学留学 | F-1学生ビザ、I-20、SEVIS | I-20記載のプログラム開始日の30日前から入国可能です。 |
| 職業訓練系の留学 | M-1ビザ、I-20、SEVIS | F-1と同様、学校発行のI-20とビザ内容を確認します。 |
| 交換留学・交流訪問 | J-1ビザ、DS-2019、SEVIS、保険条件 | プログラムごとの条件を確認しましょう。 |
| 90日以内の観光・学校見学 | ESTA | ビザ免除プログラムを利用する場合、ESTAが必要です。 |
| 3ヶ月以上の滞在 | 在留届 | 日本出発前からオンラインで提出できます。 |
| 3ヶ月未満の滞在 | たびレジ | 現地の安全情報を日本語で受け取れます。 |
学生ビザの方はI-20・SEVIS・ビザを確認
F-1またはM-1学生ビザで渡航する方は、出発前に以下を確認しましょう。
- パスポートの有効期限
- F-1またはM-1ビザの有効期限
- Form I-20の氏名、生年月日、SEVIS ID、学校名、プログラム開始日
- I-901 SEVIS Feeの支払い控え
- 学校から届いている入学許可書・滞在先情報
- 入国可能日
F-1・M-1学生は、I-20に記載されたプログラム開始日の30日前からアメリカに入国可能です。30日より前に入国しようとすると、入国を認められない可能性があります。
また、F-1・M-1学生のI-901 SEVIS Feeは、2026年時点で350ドルです。ビザ申請時に支払い済みであっても、出発時には支払い控えを保存しておくと安心です。
公式情報:
アメリカで語学学校、大学、大学院、高校、専門学校などに通う場合、留学期間や受講内容によっては学生ビザの申請が必要です。アメリカの学生ビザは、主に学術系プログラム向けのF-1ビザと、職業訓練・専門分野向けのM-1ビザに分かれま[…]
入国後はI-94を確認
アメリカに入国した後は、CBP公式サイトでI-94(入国記録)を確認しましょう。I-94には、入国日、入国区分、滞在期限などが記録されます。
学生ビザの場合、滞在期限欄に「D/S」と表示されることがあります。これはDuration of Statusの略で、通常はI-20に基づく在学期間中の滞在を意味します。ただし、ステータス維持のためには、学校のルール、フルタイム就学、住所報告、就労制限などを守る必要があります。
入国後に確認すること:
- I-94の氏名・生年月日・パスポート番号
- Class of AdmissionがF-1、M-1、J-1など正しいか
- Admit Until DateがD/Sまたは正しい日付になっているか
- I-94の画面をPDF保存または印刷しておく
現在、F-1などの「Duration of Status」を廃止し、滞在に固定期限を設ける規則がDHSで準備されています。施行前のため本記事は現行ルールに基づく情報ですが、施行された場合、グレースピリオドの短縮(60日→30日)や、OPT申請時のForm I-539提出などが必要になる可能性があります。出願・申請前に、必ず在籍校のDSOとUSCIS・NAFSAの最新情報をご確認ください。
公式情報:
アメリカに留学する方が、入国後に必ず確認しておきたい書類のひとつがI-94(Arrival/Departure Record)です。I-94は、アメリカに入国した外国人の入国記録・出国記録・滞在が認められている期間を示す重要[…]
短期渡航・学校見学の場合はESTAを確認
90日以内の観光、学校見学、短期の非単位取得型プログラムなどでビザ免除プログラムを利用する場合、日本国籍の方はESTAが必要です。
2026年時点のESTA公式情報では、申請料は40.27ドル、承認されたESTAは通常2年間、またはパスポートの有効期限まで有効です。ビザ免除プログラムでの滞在は1回につき90日以内です。
ただし、アメリカで本格的に就学する場合や、週18時間以上の語学研修などを受ける場合は、ESTAではなく学生ビザが必要になることがあります。留学目的に合ったビザ・渡航資格を確認しましょう。
公式情報:
「短期留学なら学生ビザは必要ない?」「電子渡航認証だけで留学できる国はどこ?」と迷う方は多いのではないでしょうか。留学先によっては、数週間から数カ月程度の短期留学であれば、学生ビザを申請せずに渡航できる場合があります。ただし[…]
アメリカの基本情報
時差について

アメリカは国土が広く、複数の時間帯があります。本土だけでも東部時間、中部時間、山岳部時間、太平洋時間があり、さらにアラスカ州、ハワイ州などでは別の時間帯が使われています。
| 時間帯 | 主な都市・州 | 日本との時差 標準時間 | 日本との時差 夏時間 |
|---|---|---|---|
| 東部時間 | ニューヨーク、ボストン、ワシントンD.C.など | −14時間 | −13時間 |
| 中部時間 | シカゴ、ヒューストン、ダラスなど | −15時間 | −14時間 |
| 山岳部時間 | デンバー、ソルトレイクシティなど | −16時間 | −15時間 |
| 太平洋時間 | ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルなど | −17時間 | −16時間 |
| アラスカ時間 | アラスカ州 | −18時間 | −17時間 |
| ハワイ時間 | ハワイ州 | −19時間 | 夏時間なし |
アメリカでは、Daylight Saving Time(夏時間)を採用している地域があります。2026年の夏時間は、2026年3月8日午前2時から2026年11月1日午前2時までです。
ただし、ハワイ州、アリゾナ州の大部分など、夏時間を採用していない地域もあります。渡航先の都市ごとに時差を確認しましょう。
気候について
アメリカは地域によって気候が大きく異なります。東海岸、西海岸、中西部、南部、山岳部、ハワイなどで気温・湿度・降水量・災害リスクが違います。
例えば、ロサンゼルスは比較的温暖で乾燥していますが、ニューヨークやボストンは冬に雪が降ります。シアトルは雨が多く、アリゾナやネバダは乾燥した暑さがあります。留学先の都市に合わせて服装を準備しましょう。
また、アメリカでは気温表示に摂氏(℃)ではなく華氏(°F)が使われます。
| 摂氏 | 5℃ | 10℃ | 15℃ | 20℃ | 25℃ | 30℃ | 35℃ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 華氏 | 41°F | 50°F | 59°F | 68°F | 77°F | 86°F | 95°F |
おおまかな目安として、70°F前後なら過ごしやすく、80°Fを超えると暑く感じます。天気予報アプリで渡航先の気温を確認しながら準備しましょう。
通貨について

アメリカの通貨はUSドル(USD/$)です。補助単位はセント(cent/¢)で、100セント=1ドルです。
主な紙幣は、1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルです。2ドル札も存在しますが、日常生活で見かける機会はあまり多くありません。
主な硬貨は、1セント、5セント、10セント、25セントです。
- 1セント:Penny(ペニー)
- 5セント:Nickel(ニッケル)
- 10セント:Dime(ダイム)
- 25セント:Quarter(クォーター)
現在はカード決済やスマホ決済が普及していますが、到着直後のチップ、ランドリー、小さな買い物などに備えて、少額の現金を用意しておくと安心です。ただし、多額の現金を持ち歩くことは防犯上おすすめしません。
現金の持ち込みについて
アメリカに入国またはアメリカから出国する際、1万ドルを超える現金や小切手などの monetary instruments を持っている場合は、CBPへの申告が必要です。
1万ドルを超える金額を持ち込むこと自体が禁止されているわけではありませんが、申告をしないと没収や罰則の対象になることがあります。長期留学の場合でも、多額の現金を持ち歩くのではなく、海外送金、クレジットカード、デビットカード、現地口座などを組み合わせる方が安全です。
公式情報:
電気について
アメリカの電圧は120V、周波数は60Hzです。プラグ形状はAタイプまたはBタイプで、日本のプラグと近い形状です。
スマートフォン、ノートパソコン、タブレットの充電器は100V〜240V対応のものが多く、変圧器なしで使えることが多いです。ただし、以下の家電は注意が必要です。
- ドライヤー
- ヘアアイロン
- 炊飯器
- 電気ケトル
- 長時間使用する熱を発する家電
出発前に、電源アダプターに「100V-240V」と表示されているか確認してください。対応していない家電を使う場合は、変圧器が必要になることがあります。
銀行について

長期留学の場合は、現地で銀行口座を開設すると、家賃の支払い、デビットカード利用、送金、アルバイト給与の受け取りなどに便利です。
アメリカの銀行では、主に以下の口座があります。
- Checking Account:日常的な支払い・引き出しに使う口座
- Savings Account:貯蓄用の口座
留学生が日常生活で使うのは、主にChecking Accountです。デビットカードが発行されることが多く、買い物やATM引き出しに利用できます。
銀行によって、SSN(Social Security Number)が必要な場合と、SSNがなくてもパスポート、I-20、学生証、滞在先住所などで開設できる場合があります。学校のInternational Student Officeに、留学生が利用しやすい銀行を確認してみましょう。
郵便について
アメリカの郵便は、USPS(United States Postal Service)が代表的です。郵便局の営業時間は店舗によって異なり、平日のみ営業の場所もあれば、土曜日に営業している場所もあります。
日本へ手紙や小包を送る場合は、USPSの国際郵便サービスを利用できます。料金や日数は、重さ、サイズ、追跡の有無、配送方法によって変わります。
郵便を送るときのポイント:
- 宛先国名「JAPAN」は英語で大きく書く
- 追跡が必要な場合は追跡付きサービスを選ぶ
- 重要書類や貴重品は通常郵便で送らない
- 荷物を送る場合は税関申告が必要になることがある
公式情報:
国際電話・連絡方法について

アメリカから日本へ国際電話をかける場合は、以下の形式になります。
011 + 81 + 最初の0を取った市外局番・携帯番号
例:日本の 043-271-7486 にかける場合
011 81 43 271 7486
スマートフォンからかける場合は、次のように「+」を使うとわかりやすいです。
+81 + 最初の0を取った電話番号
日本からアメリカへ電話をかける場合、アメリカの国番号は1です。
例:アメリカの 123-456-7890 にかける場合
+1 123 456 7890
現在は、LINE、WhatsApp、FaceTime、Zoom、Google Meetなどの通話アプリを利用する方が多いです。出発前に、家族や緊急連絡先と連絡方法を確認しておきましょう。
携帯電話・スマートフォンについて

アメリカでスマートフォンを使う方法は、主に以下の3つです。
- 日本の携帯会社の海外ローミングを利用する
- 日本出発前にeSIMを準備する
- アメリカ到着後に現地SIM・プリペイドプランを契約する
短期留学の場合は、到着直後から使えるeSIMや海外ローミングが便利です。長期留学の場合は、現地の携帯会社で月額プランやプリペイドプランを契約する方も多いです。
出発前に、以下を確認しておきましょう。
- スマホがSIMフリーか
- eSIMに対応しているか
- 到着直後に地図アプリや連絡アプリが使えるか
- 学校・滞在先・空港からの移動ルートを保存しているか
- スマホ紛失時に遠隔ロック・位置確認ができる設定になっているか
アメリカ入国前の持ち物・持ち込み注意点
食品の持ち込みについて
アメリカに食品、農産物、動植物由来のものを持ち込む場合は、CBPへの申告が必要です。持ち込めるかどうかは、食品の種類、原材料、加工状態、原産国などによって異なります。
特に注意したいもの:
- 肉製品
- 肉エキスを含む食品
- カップ麺・スープ・ブイヨンなど肉由来成分を含む可能性がある食品
- 果物・野菜
- 種子・植物
- 米・穀物類
「少量だから大丈夫」と判断せず、食品を持っている場合は必ず申告しましょう。申告しなかった場合、没収や罰金の対象になることがあります。
公式情報:
薬の持ち込みについて
常備薬や処方薬をアメリカへ持参する場合は、原則として個人使用の範囲にとどめ、必要以上の量を持ち込まないようにしましょう。
FDAの案内では、外国人が米国滞在中に必要な薬を持参する場合、90日分を目安に持ち込むことができます。処方薬は、元の容器に入れ、処方箋や医師のレターを持参しておくと安心です。
準備しておくとよいもの:
- 薬の英文名・成分名のメモ
- 英文の処方箋または医師のレター
- 薬の元の容器・ラベル
- アレルギー情報
- 持病や服薬内容の英語メモ
日本では一般的な薬でも、アメリカでは規制が異なる場合があります。心配な薬がある場合は、出発前に航空会社、米国大使館、FDA、CBPなどの公式情報を確認しましょう。
公式情報:
液体物の機内持ち込みについて
アメリカの空港保安検査では、TSAの3-1-1ルールがよく知られています。液体、ジェル、エアゾール、クリーム、ペースト類は、原則として3.4オンス、つまり約100ml以下の容器に入れ、1クォートサイズの透明袋にまとめる必要があります。
ただし、医薬品、乳児用ミルク、特別な食事などには例外があります。日本出発時、乗り継ぎ時、アメリカ国内線搭乗時でルールが異なる場合もあるため、利用する航空会社と空港の案内を確認してください。
公式情報:
トラブルのときの対処法

緊急電話について
アメリカで警察、消防、救急車が必要な緊急時は、911に電話します。
911は、命に関わる緊急事態、事件・事故、火災、救急車が必要なときに利用します。電話がつながったら、落ち着いて以下を伝えましょう。
- 何が起きたか
- けが人がいるか
- 今いる場所・住所・近くの目印
- 自分の名前と連絡先
英語に不安がある場合でも、まずは「Japanese interpreter, please.」と伝えてください。地域や状況によって対応は異なりますが、通訳につないでもらえる場合があります。
公式情報:
医療サービスについて

アメリカの医療水準は高い一方で、医療費も非常に高額になりやすいです。救急車も多くの地域で有料です。留学前には、海外旅行保険または留学生保険に必ず加入しておきましょう。
学校指定の保険に加入する場合も、補償内容を確認してください。学校保険は医療費中心の補償で、盗難、携行品損害、賠償責任、救援者費用、歯科治療などが十分に含まれない場合があります。
病気やけがをしたときの目安:
| 状況 | 行き先・連絡先 | 目安 |
|---|---|---|
| 命に関わる緊急事態 | 911 | 救急車、警察、消防が必要なとき |
| 緊急ではないが早めに診てほしい | Urgent Care、Walk-in Clinic | 発熱、けが、軽度の急病など |
| 日常的な相談・継続治療 | Primary Care、学校指定クリニック | 予約が必要なことが多いです |
| 薬の購入 | Pharmacy | 処方薬は医師の処方箋が必要です |
出発前に、保険会社の緊急連絡先、学校の健康センター、滞在先近くのUrgent Careを確認しておくと安心です。
紛失や盗難に遭ったときについて
アメリカでは、都市部、観光地、カフェ、図書館、学校周辺、公共交通機関などで、スリ・置き引き・車上荒らし・スマホ盗難などが起きることがあります。
紛失・盗難に遭った場合は、まず安全な場所に移動し、必要に応じて警察、学校、滞在先、保険会社へ連絡しましょう。
スマホをなくした・盗まれた場合
- 遠隔ロック・位置確認を行う
- Apple ID、Googleアカウント、銀行アプリ、SNSの不正利用を防ぐ
- SIMやeSIMを停止する
- クレジットカード・電子決済を停止する
- 学校、滞在先、保険会社へ連絡する
- 必要に応じて警察へ届け出る
スマホが使えなくなると、地図、連絡先、I-94、航空券、銀行アプリなどにも影響します。重要書類のコピーや緊急連絡先は、スマホだけでなく紙でも持っておきましょう。
クレジットカード・キャッシュカードをなくした場合
- すぐにカード会社・銀行へ連絡し、利用停止する
- 不正利用がないか確認する
- 保険請求に必要な場合は、警察への届け出やケース番号を確認する
カード会社の海外連絡先は、スマホだけでなく紙にも控えておきましょう。
パスポートをなくした・盗まれた場合
パスポートを紛失・盗難した場合は、最寄りの日本国大使館または総領事館へ連絡し、手続き方法を確認してください。
在アメリカ合衆国日本国大使館の案内では、パスポートを盗難・紛失・焼失した場合、「紛失一般旅券等届出書」を提出する必要があります。この届出を提出すると、紛失したパスポートは失効し、後から見つかっても使えません。
必要になる可能性があるもの:
- 紛失一般旅券等届出書
- 警察署が発行した盗難・紛失届出を立証する書類、またはPolice Case Number
- 本人確認書類
- 写真
- 米国での有効な滞在資格を示す書類(ビザ、I-20など)
- 日本国籍を確認できる書類
渡航先の州によって管轄の大使館・総領事館が異なります。出発前に、滞在先を管轄する在外公館を確認しておきましょう。
公式情報:
犯罪から身を守るために
アメリカは都市や地域によって治安が大きく異なります。留学先の学校周辺が比較的安全でも、ダウンタウン、駅周辺、夜間の移動、人通りの少ない場所では注意が必要です。
日常生活で気をつけたいこと
- 夜間に一人で歩かない
- 知らない地域では治安情報を事前に確認する
- バッグやスマホを置いたまま席を離れない
- 車内に荷物を置きっぱなしにしない
- ATM利用時は周囲を確認する
- 多額の現金を持ち歩かない
- 緊急連絡先をスマホと紙の両方で持つ
銃社会であることを意識する
アメリカでは銃に関連する事件が発生することがあります。口論、けんか、トラブルに巻き込まれそうな場所には近づかず、危険を感じたらすぐにその場を離れましょう。
学校や地域によっては、緊急時の避難訓練、アラート通知、キャンパスポリスの連絡先などが案内されます。オリエンテーションで説明があった場合は必ず確認してください。
公共交通機関について
アメリカの交通事情は、都市によって大きく異なります。ニューヨーク、ボストン、ワシントンD.C.、シカゴ、サンフランシスコなどは公共交通機関が比較的発達していますが、郊外や地方都市では車がないと不便な地域もあります。
出発前に、学校周辺の交通手段を確認しましょう。
- 空港から滞在先までの移動方法
- 学校までの通学方法
- バス・電車の運賃
- 交通系アプリやICカードの有無
- 夜間の移動手段
- Uber、Lyft、タクシーの利用方法
公共交通機関を利用するときは、スマホや財布を出しっぱなしにしない、人通りの少ない駅やバス停で長時間待たない、夜間はできるだけ複数人で移動するなど、防犯面にも気をつけましょう。
たびレジ・在留届の登録
アメリカに渡航する日本国籍の方は、滞在期間に応じて「たびレジ」または「在留届」を登録しておきましょう。
- 3ヶ月未満の滞在:たびレジ
- 3ヶ月以上の滞在:在留届
在留届は、3ヶ月以上海外に滞在する日本人に提出が義務付けられています。オンラインでは、日本出発の3ヶ月前から提出できます。
登録しておくと、現地の安全情報、災害、事件、感染症、緊急時の安否確認などに役立ちます。家族のメールアドレスも登録できるため、留学中の安心材料になります。
公式情報:
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出発前チェックリスト
最後に、アメリカへ出発する前に確認しておきたい項目をまとめます。
| 項目 | チェック内容 |
|---|---|
| パスポート | 有効期限、コピー、スマホ以外の控えを確認 |
| ビザ・ESTA | 学生ビザの方はF-1・M-1・J-1などのビザ、短期渡航の方はESTAを確認 |
| I-20・DS-2019 | 氏名、SEVIS ID、学校名、プログラム開始日を確認 |
| SEVIS Fee | I-901 SEVIS Feeの支払い控えを保存 |
| 航空券 | 氏名、日付、到着空港、乗り継ぎ、荷物条件を確認 |
| 滞在先 | 住所、連絡先、チェックイン方法、到着時間を確認 |
| 学校書類 | 入学許可書、オリエンテーション情報、緊急連絡先を保存 |
| 保険 | 学校指定保険、海外旅行保険、保険証券、緊急連絡先を確認 |
| 通信 | eSIM、SIMカード、ローミング、到着直後の連絡手段を確認 |
| お金 | クレジットカード、デビットカード、少額現金、海外利用設定を確認 |
| 薬 | 英文処方箋、薬の成分名、90日分を目安に準備 |
| 食品 | 持ち込み制限を確認し、食品・農産物は申告する |
| 入国後 | CBP公式サイトでI-94を確認・保存 |
| 安全対策 | たびレジ・在留届、緊急連絡先、スマホ紛失時の対応を確認 |
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