【2026年】オーストラリア留学出発前ガイド|基本情報・入国準備・トラブル対策

オーストラリア留学の出発前ガイド

オーストラリア留学やワーキングホリデーに出発する前は、学校や滞在先の準備だけでなく、入国時に必要な書類、現地での生活情報、医療・防犯・緊急時の対応も確認しておくと安心です。

この記事では、これからオーストラリアに留学・ワーホリ・旅行で渡航する方に向けて、2026年時点で確認しておきたい出発前の基本情報をまとめました。

オーストラリアは日本と季節が逆で、州によって時差・気候・交通・医療費の扱いが異なります。また、入国時の食品・医薬品・現金の申告ルールも厳しいため、出発前に確認しておきましょう。

  • オーストラリア留学・ワーホリ前に確認したい入国準備と必要書類
  • ETA、学生ビザ、ワーキングホリデーの基本
  • 時差、通貨、電気、気候、交通、携帯電話などの生活情報
  • 000、OSHC、TIS、紛失・盗難、食品・薬・現金の持ち込みの注意点

オーストラリアで語学学校や留学先の都市を探している方は、以下のページも参考にしてください。シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、パース、ケアンズなど、オーストラリアの学校情報や都市情報を確認できます。

オーストラリアの学校・都市情報を見る

オーストラリア出発前にまず確認したいこと

オーストラリアに渡航する前に、まず確認したいのは「自分がどの滞在資格で入国するのか」です。短期留学、長期留学、ワーキングホリデー、観光では、必要な手続きや書類が異なります。

渡航目的出発前に確認すること注意点
3ヶ月以内の短期留学・観光ETA Subclass 601日本国籍の方が短期滞在する場合、ETAで渡航できるケースがあります。
3ヶ月を超える留学学生ビザ Subclass 500、CoE、OSHC学生ビザ、入学確認書、海外留学生健康保険を確認します。
ワーキングホリデーWorking Holiday visa Subclass 417日本国籍の方は18歳以上31歳未満で申請できます。
入国するすべての方Incoming Passenger Card食品、薬、現金、動植物製品などの申告が必要です。
3ヶ月以上の滞在在留届日本出発前からオンラインで提出できます。
3ヶ月未満の滞在たびレジ現地の安全情報を日本語で受け取れます。

短期渡航の方はETAを確認

日本国籍の方が、観光、学校見学、短期留学などでオーストラリアへ渡航する場合、渡航目的や滞在期間によってはETA(Electronic Travel Authority/Subclass 601)を利用できるケースがあります。

ETAでは、12ヶ月間に複数回オーストラリアへ渡航でき、1回の滞在は最大3ヶ月までです。ETA対象のパスポートを持つ方は、原則としてAustralian ETA appから申請します。

  • 滞在可能期間:1回につき最大3ヶ月
  • 有効期間:通常12ヶ月、またはパスポートの有効期限まで
  • 申請方法:Australian ETA app
  • 注意点:ETAを取得しても、オーストラリア入国が保証されるわけではありません

3ヶ月を超えて就学する場合や、本格的な語学留学・専門学校・大学留学の場合は、ETAではなく学生ビザが必要になることが多いです。

公式情報:

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学生ビザの方はCoE・OSHC・ビザ条件を確認

3ヶ月を超えてオーストラリアで就学する場合、多くの方はStudent visa Subclass 500が必要です。学生ビザでは、CRICOS登録コースで学ぶこと、CoE(Confirmation of Enrolment/入学確認書)を取得すること、OSHC(Overseas Student Health Cover/海外留学生健康保険)に加入することなどが重要です。

2026年7月時点で、学生ビザSubclass 500の申請料は専門学校・大学・大学院はAU$2,500、語学学校・学位取得なしのプログラムはAU$2,050です。学生ビザでは、原則として2週間で48時間までの就労が認められています。ただし、コース開始前の就労や休暇中の就労条件、家族の就労条件などは、必ずVEVOやビザ許可通知で確認しましょう。

出発前に確認したい書類:

  • パスポート
  • 学生ビザ許可通知
  • CoE(Confirmation of Enrolment)
  • OSHC加入証明
  • 学費支払い証明
  • 滞在先情報
  • 資金証明に関する書類
  • 学校から案内された追加書類

OSHCは、オーストラリアで正式な就学をする留学生が、医療費や病院費用の一部に備えるための保険です。学生ビザの条件として、オーストラリア滞在中はOSHCを維持する必要があります。

公式情報:

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オーストラリア ハーバーブリッジ

ワーキングホリデーの方はSubclass 417を確認

日本国籍の方がオーストラリアのワーキングホリデーに参加する場合、通常はWorking Holiday visa Subclass 417を申請します。

2026年時点の公式情報では、初回のワーキングホリデービザは、18歳以上31歳未満の方が対象です。ビザが発給されると、初回入国日から12ヶ月間滞在でき、滞在中に就労して旅行資金を補うことができます。また、最大4ヶ月まで就学することもできます。

出発前に確認したいこと:

  • ワーキングホリデービザの許可内容
  • パスポートの有効期限
  • 初回入国期限
  • 滞在期間
  • 就労条件
  • 資金証明
  • 医療保険・海外旅行保険
  • 最初の滞在先

ワーキングホリデービザでは、セカンド・サードビザにつながる指定就労など、条件が細かく決められています。希望する方は、出発前から対象地域・対象業種・就労日数のルールを確認しておきましょう。

公式情報:

オーストラリアの基本情報

時差

オーストラリアは国土が広く、東部・中央部・西部の3つの時間帯があります。日本との時差は比較的小さいですが、州や地域によって異なるため、航空券、学校の集合時間、滞在先のチェックイン時間などは現地時間で確認しましょう。

州・地域主な都市日本との時差
標準時間
日本との時差
夏時間
ニューサウスウェールズ州シドニー+1時間+2時間
ビクトリア州メルボルン+1時間+2時間
クイーンズランド州ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ+1時間夏時間なし
南オーストラリア州アデレード+30分+1時間30分
西オーストラリア州パース−1時間夏時間なし
ノーザンテリトリーダーウィン、アリススプリングス+30分夏時間なし
タスマニア州ホバート+1時間+2時間
ACTキャンベラ+1時間+2時間

夏時間は、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州、タスマニア州、ACTで採用されています。2026年は、4月5日に夏時間が終了し、10月4日に再開します。クイーンズランド州、西オーストラリア州、ノーザンテリトリーでは夏時間は採用されていません。

通貨

オーストラリアの通貨

オーストラリアの通貨はオーストラリアドル(AUD/A$)です。補助単位はセントで、100セント=1オーストラリアドルです。

主な紙幣は、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルです。主な硬貨は、5セント、10セント、20セント、50セント、1ドル、2ドルです。

オーストラリアでは、カード決済やスマホ決済が広く使われています。到着直後の交通費や小さな買い物に備えて少額の現金を用意しておくと安心ですが、多額の現金を持ち歩くことはおすすめしません。

なお、1セント硬貨・2セント硬貨は流通していないため、現金払いでは合計金額が5セント単位に丸められることがあります。カード払いの場合は、表示金額のまま決済されることが一般的です。

現金の持ち込み

オーストラリアへ入国またはオーストラリアから出国する際、1万豪ドル以上の現金、または同等額の外貨を持っている場合は申告が必要です。

1万豪ドル以上を持ち込むこと自体が禁止されているわけではありませんが、申告をしないと没収や罰則の対象になることがあります。長期留学の場合でも、多額の現金を持ち歩くのではなく、海外送金、クレジットカード、デビットカード、現地口座などを組み合わせる方が安全です。

公式情報:

オーストラリアの都市部では、水道水は基本的に飲用できます。ただし、地域によって水の味や硬さが異なるため、日本の水と違うと感じることがあります。

地方部、山間部、キャンプ場、古い建物などでは、飲用できるか確認してください。また、自治体から水に関する注意喚起が出ている場合は、その指示に従いましょう。

お腹が弱い方や水質が気になる方は、最初の数日はミネラルウォーターや浄水ボトルを利用すると安心です。

電気

オーストラリアの電圧は230V、周波数は50Hzです。日本より電圧が高いため、日本の電化製品を使う場合は注意が必要です。

コンセントの形状は、八の字型のOタイプが一般的です。日本のプラグとは形状が異なるため、変換プラグが必要です。

確認したいポイント:

  • 変換プラグは必要
  • 電源アダプターに「100V-240V」と書かれていれば、多くの場合は変圧器なしで使用可能
  • ドライヤー、ヘアアイロン、炊飯器など熱を発する家電は、海外対応か必ず確認
  • 対応していない家電を使う場合は、変圧器が必要になることがあります

ノートパソコン、スマートフォン、タブレットの充電器は100V-240V対応のものが多いですが、必ず出発前に表示を確認してください。

気候

オーストラリアの気候

オーストラリアは南半球にあるため、季節は日本と逆です。春は9〜11月、夏は12〜2月、秋は3〜5月、冬は6〜8月です。

ただし、オーストラリアは国土が広く、都市によって気候が大きく異なります。シドニーやメルボルンのように四季がある地域、ブリスベンやゴールドコーストのように温暖な地域、ケアンズのように熱帯性気候の地域、パースのように乾燥した地域などがあります。

地域・都市気候の特徴服装のポイント
シドニー温暖で比較的過ごしやすい夏服に加え、朝晩用の羽織りものを準備
メルボルン天気が変わりやすい重ね着、防風ジャケットが便利
ブリスベン・ゴールドコースト温暖で晴天が多い夏服中心。冷房対策に薄手の上着も用意
ケアンズ熱帯性気候。雨季と乾季がある軽装、防水対策、虫よけがあると安心
パース乾燥し、夏は暑い日差し対策と水分補給を意識
アデレード夏は乾燥して暑く、冬は涼しい季節に合わせた重ね着が必要

オーストラリアは紫外線が強い国です。季節に関係なく、帽子、サングラス、日焼け止めを準備しましょう。夏でも冷房が強い場所があるため、薄手の上着があると便利です。

ショッピング

オーストラリアの店舗営業時間は、都市や店舗によって異なります。大都市のショッピングセンターやスーパーは週末も営業していることが多いですが、個人商店や地方の店舗は早く閉まることがあります。

オーストラリアの消費税にあたるGST(Goods and Services Tax)は10%です。多くの商品・サービスの表示価格にはGSTが含まれています。

また、オーストラリアではカード決済が広く普及しています。小さな買い物でもカードやスマホ決済が使えることが多いですが、マーケットや地方では現金が必要な場面もあります。

銀行

長期留学やワーキングホリデーの場合は、現地で銀行口座を開設すると便利です。家賃の支払い、給与の受け取り、デビットカード利用、送金などがしやすくなります。

口座開設時に求められることがあるもの:

  • パスポート
  • 学生ビザまたはワーキングホリデービザ
  • オーストラリアの住所
  • 電話番号
  • 学校書類やCoE
  • 日本のマイナンバーなど税務情報

オーストラリアでは、デビットカードやEFTPOSが日常的に使われています。多額の現金を持ち歩かずに済むため、長期滞在の方は現地口座の開設を検討するとよいでしょう。

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郵便

オーストラリアの郵便はAustralia Postが代表的です。赤いポストは通常郵便、黄色のポストはExpress Post用として使われています。

日本へ手紙や小包を送る場合は、Australia Postの国際郵便サービスを利用できます。料金や日数は、重さ、サイズ、追跡の有無、配送方法によって変わります。

郵便を送るときのポイント:

  • 宛先国名「JAPAN」は英語で大きく書く
  • 追跡が必要な場合は追跡付きサービスを選ぶ
  • 重要書類や貴重品は通常郵便で送らない
  • 荷物を送る場合は税関申告が必要になることがある

公式情報:

身分証明書・フォトカード

オーストラリアでは、年齢確認や身分証明のために写真付きIDの提示を求められることがあります。パスポートを常に持ち歩くと紛失リスクがあるため、長期滞在の方は州政府が発行するPhoto Cardや、現地の運転免許証への切り替えを検討する方もいます。

ただし、Photo Cardや運転免許証の取得条件、必要書類、申請費用は州・準州によって異なります。NSW、VIC、QLD、WAなど、滞在先の州政府公式サイトで確認しましょう。

インターネット・携帯電話

オーストラリアでスマートフォンを使う方法は、主に以下の3つです。

  • 日本の携帯会社の海外ローミングを利用する
  • 日本出発前にeSIMを準備する
  • オーストラリア到着後に現地SIM・プリペイドプランを契約する

短期留学の場合は、到着直後から使えるeSIMや海外ローミングが便利です。長期留学やワーキングホリデーの場合は、現地の携帯会社で月額プランやプリペイドプランを契約する方も多いです。

オーストラリアでは、Telstra、Optus、Vodafoneなどの通信会社が利用されています。都市部では通信環境が整っていますが、郊外・地方・観光地では電波が弱い地域もあります。

出発前に確認したいこと:

  • スマホがSIMフリーか
  • eSIMに対応しているか
  • 到着直後に地図アプリや連絡アプリが使えるか
  • 学校・滞在先・空港からの移動ルートを保存しているか
  • スマホ紛失時に遠隔ロック・位置確認ができる設定になっているか

国際電話・連絡方法

オーストラリアから日本へ国際電話をかける場合は、以下の形式になります。

0011 + 81 + 最初の0を取った市外局番・携帯番号

例:日本の 043-271-7486 にかける場合

0011 81 43 271 7486

スマートフォンからかける場合は、次のように「+」を使うとわかりやすいです。

+81 + 最初の0を取った電話番号

日本からオーストラリアへ電話をかける場合、オーストラリアの国番号は61です。

例:オーストラリアの 123-456-7890 にかける場合

+61 123 456 7890

現在は、LINE、WhatsApp、FaceTime、Zoom、Google Meetなどの通話アプリを利用する方が多いです。出発前に、家族や緊急連絡先と連絡方法を確認しておきましょう。

オーストラリア入国時の流れ

日本出発時の流れ

空港での一般的な流れは以下の通りです。航空会社、空港、搭乗クラス、行き先によって必要な時間は異なりますので、余裕を持って空港へ向かいましょう。

  1. 航空会社カウンターまたはオンラインで搭乗手続き
  2. 手荷物の預け入れ
  3. 保安検査
  4. 出国審査
  5. 搭乗ゲートへ移動

出発時には、パスポート、航空券、ETAまたはビザ関連書類、CoE、OSHC、滞在先情報、保険証券などをすぐ出せるようにしておきましょう。

Incoming Passenger Card

オーストラリア入国時には、Incoming Passenger Cardを記入します。これは入国・税関・検疫に関する重要な申告書類です。英語で記入し、内容に誤りがないよう注意しましょう。

Incoming Passenger Cardでは、以下のような項目を申告します。

  • 医薬品、ステロイド、武器、違法薬物など
  • 規定量を超える酒類・たばこ
  • 合計900豪ドルを超える海外購入品・免税品
  • 商用・業務用の物品
  • 1万豪ドル以上の現金または外貨相当額
  • 肉、魚、卵、乳製品、果物、野菜など
  • 穀物、種子、ナッツ、植物、木製品、漢方薬・ハーブなど
  • 土が付いた靴、スポーツ用品、アウトドア用品など

迷った場合は、自己判断で「No」にせず、申告することが大切です。申告したからといって必ず没収されるわけではありませんが、申告しなかった場合は罰則の対象になることがあります。

公式情報:

オーストラリアへの持ち込み注意点

食品・植物・動物製品

オーストラリアは検疫が厳しい国です。食品、植物、動物製品、土が付いたものなどを持ち込む場合は、必ず申告してください。

特に注意したいもの:

  • 肉製品
  • 魚・シーフード
  • 卵製品
  • 乳製品
  • 果物・野菜
  • 米・穀物・種子・ナッツ
  • 植物・花・木製品
  • 漢方薬・ハーブ・伝統薬
  • 土が付いた靴、アウトドア用品、スポーツ用品

日本から持っていくカップ麺、レトルト食品、ふりかけ、お菓子、調味料なども、原材料によって申告が必要になることがあります。「少量だから大丈夫」と判断せず、食品を持っている場合は申告しましょう。

公式情報:

薬の持ち込み

常備薬や処方薬をオーストラリアへ持参する場合は、原則として個人使用の範囲にとどめ、必要以上の量を持ち込まないようにしましょう。

オーストラリア政府の案内では、規制対象ではない医薬品の場合、海外から最大3ヶ月分まで持ち込めることがあります。ただし、薬の種類によっては規制や許可が必要な場合があります。

準備しておくとよいもの:

  • 薬の英文名・成分名のメモ
  • 英文の処方箋または医師のレター
  • 薬の元の容器・ラベル
  • アレルギー情報
  • 持病や服薬内容の英語メモ

日本では一般的な薬でも、オーストラリアでは規制が異なる場合があります。心配な薬がある場合は、出発前に航空会社、オーストラリア政府、TGA、ABFなどの公式情報を確認しましょう。

公式情報:

液体物の機内持ち込み

国際線では、液体物、ジェル、エアゾール、クリーム、ペースト類などは、原則として100ml以下の容器に入れ、透明な再封可能袋にまとめる必要があります。

医薬品などには例外がある場合がありますが、保安検査で取り出して確認できるようにしておくと安心です。日本出発時、乗り継ぎ時、オーストラリア国内線搭乗時でルールが異なる場合もあるため、利用する航空会社と空港の案内を確認してください。

危険物・持ち込み禁止品

爆発物、花火、武器、銃器、弾薬、危険物、可燃性の液体、スプレー類、リチウム電池の一部などは、機内持ち込みや預け入れに制限があります。

また、オーストラリアでは電子たばこ、医薬品、食品、動植物関連品などにも規制があります。出発前に、航空会社、空港、Australian Border Forceの案内を確認してください。

トラブル・病気・けがのとき

オーストラリアで病気やけがをしたとき

緊急電話

オーストラリアで警察、消防、救急車が必要な緊急時は、000に電話します。

000は、命に関わる緊急事態、事件・事故、火災、救急車が必要なときに利用します。携帯電話からは112も利用できますが、オーストラリアの主要な緊急番号は000です。

電話がつながったら、落ち着いて以下を伝えましょう。

  • Police、Fire、Ambulanceのどれが必要か
  • 何が起きたか
  • けが人がいるか
  • 今いる場所・住所・近くの目印
  • 自分の名前と連絡先

英語に不安がある場合でも、まずは「Japanese interpreter, please.」と伝えてください。地域や状況によって対応は異なりますが、通訳につないでもらえる場合があります。

公式情報:

TIS Nationalの電話通訳

オーストラリアでは、英語でのやり取りに不安がある場合、TIS National(Translating and Interpreting Service)を利用できることがあります。

TIS Nationalの即時電話通訳は、年中無休・24時間対応で、オーストラリア国内からは131 450に電話して通訳を依頼できます。

  • TIS National:131 450
  • 日本語通訳を希望する場合:Japanese, please. と伝える
  • 医療機関、行政機関、保険会社などに連絡するときに役立つことがあります

公式情報:

医療サービスとOSHC

オーストラリアの医療水準は高い一方で、旅行者や留学生にとって医療費は高額になることがあります。救急車も日本と違って有料になることが多いため、保険の確認はとても重要です。

学生ビザの方は、原則としてOSHCに加入し、オーストラリア滞在中は維持する必要があります。ただし、OSHCはすべての医療費を完全にカバーするものではありません。歯科、眼科、携行品損害、盗難、賠償責任、救援者費用などは別途保険でカバーする必要がある場合があります。

ワーキングホリデーやETAで渡航する方も、海外旅行保険やワーホリ保険に加入しておくと安心です。

状況行き先・連絡先目安
命に関わる緊急事態000救急車、警察、消防が必要なとき
緊急ではないが早めに診てほしいUrgent Care、Medical Centre発熱、けが、軽度の急病など
日常的な相談・継続治療GP、学校指定クリニック予約が必要なことが多いです
薬の購入Pharmacy処方薬は医師の処方箋が必要です
通訳が必要TIS National 131 450日本語通訳を依頼できる場合があります

紛失や盗難に遭ったとき

オーストラリアは比較的安全な国といわれることが多いですが、都市部、観光地、カフェ、図書館、学校周辺、公共交通機関では、スリ・置き引き・車上荒らし・スマホ盗難などが起きることがあります。

紛失・盗難に遭った場合は、まず安全な場所に移動し、必要に応じて警察、学校、滞在先、保険会社へ連絡しましょう。

スマホをなくした・盗まれた場合

  • 遠隔ロック・位置確認を行う
  • Apple ID、Googleアカウント、銀行アプリ、SNSの不正利用を防ぐ
  • SIMやeSIMを停止する
  • クレジットカード・電子決済を停止する
  • 学校、滞在先、保険会社へ連絡する
  • 必要に応じて警察へ届け出る

スマホが使えなくなると、地図、連絡先、航空券、銀行アプリ、ETAやビザ関連書類の確認などにも影響します。重要書類のコピーや緊急連絡先は、スマホだけでなく紙でも持っておきましょう。

クレジットカード・キャッシュカードをなくした場合

  • すぐにカード会社・銀行へ連絡し、利用停止する
  • 不正利用がないか確認する
  • 保険請求に必要な場合は、警察への届け出やイベントナンバーを確認する

カード会社や銀行の海外連絡先は、スマホだけでなく紙にも控えておきましょう。

パスポートをなくした・盗まれた場合

パスポートを紛失・盗難した場合は、最寄りの警察へ届け出たうえで、在オーストラリア日本国大使館または管轄の日本国総領事館へ連絡してください。

必要になる可能性があるもの:

  • 紛失一般旅券等届出書
  • 旅券申請書、または帰国のための渡航書申請書
  • 警察への届出を確認できる書類やイベントナンバー
  • 写真
  • 戸籍謄本
  • オーストラリア滞在資格を確認できる書類
  • 帰国のための渡航書を申請する場合は航空券情報

管轄の大使館・総領事館によって手続きや予約方法が異なる場合があります。出発前に、滞在先を管轄する在外公館を確認しておきましょう。

公式情報:

犯罪から身を守るために

オーストラリアでは、日本と同じ感覚で荷物を置いたまま席を離れたり、夜間に一人で知らない場所を歩いたりするのは避けましょう。

日常生活で気をつけたいこと:

  • 夜間に一人で人通りの少ない場所を歩かない
  • バッグやスマホを置いたまま席を離れない
  • 車内に荷物を置きっぱなしにしない
  • ATM利用時は周囲を確認する
  • 多額の現金を持ち歩かない
  • 知らない人からの送金依頼や荷物の受け取り依頼に応じない
  • 緊急連絡先をスマホと紙の両方で持つ

また、オーストラリアでは自然災害にも注意が必要です。森林火災、洪水、サイクロン、猛暑などが発生することがあります。学校や滞在先で案内される避難方法、緊急連絡先、アラート通知を確認しておきましょう。

交通について

オーストラリアの交通

オーストラリアの交通事情は、都市によって大きく異なります。シドニー、メルボルン、ブリスベン、パースなどの大都市では、電車、バス、トラム、フェリーなどが利用できます。一方、地方都市や郊外では車がないと不便な地域もあります。

代表的な交通機関:

  • シドニー:Opal、電車、バス、ライトレール、フェリー
  • メルボルン:myki、トラム、電車、バス
  • ブリスベン・ゴールドコースト:go card、電車、バス、トラム、フェリー
  • パース:SmartRider、電車、バス、フェリー
  • アデレード:MetroCARD、電車、バス、トラム
  • ケアンズ:主にバス、タクシー、ライドシェア

出発前に、学校から滞在先までの通学方法、空港から滞在先までの移動方法、最終バス・最終電車の時間を確認しておきましょう。

主要都市の交通のポイント

都市交通の特徴確認したいこと
シドニー電車、バス、ライトレール、フェリーが発達Opalまたはコンタクトレス決済、空港アクセス
メルボルントラムが便利。中心部に無料トラムゾーンありmyki、無料ゾーン、郊外への移動
ブリスベン電車、バス、フェリーを組み合わせて移動go card、通学ルート、夜間の帰宅手段
ゴールドコーストトラムとバスが便利学校・滞在先から最寄り駅までの距離
ケアンズ中心部は徒歩圏も多いが、郊外はバスや車が便利空港送迎、バス本数、夜間移動
パース電車・バス・フェリーが利用可能SmartRider、無料バスエリア、通学時間
アデレード中心部は徒歩やトラムも便利MetroCARD、通学ルート、郊外への移動

公共交通機関を利用するときは、スマホや財布を出しっぱなしにしない、人通りの少ない駅やバス停で長時間待たない、夜間はできるだけ明るい場所で待つなど、防犯面にも気をつけましょう。

たびレジ・在留届の登録

オーストラリアに渡航する日本国籍の方は、滞在期間に応じて「たびレジ」または「在留届」を登録しておきましょう。

  • 3ヶ月未満の滞在:たびレジ
  • 3ヶ月以上の滞在:在留届

在留届は、3ヶ月以上海外に滞在する日本人に提出が義務付けられています。オンラインでは、日本出発の3ヶ月前から提出できます。

登録しておくと、現地の安全情報、災害、事件、感染症、緊急時の安否確認などに役立ちます。家族のメールアドレスも登録できるため、留学中の安心材料になります。

公式情報:

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学校選び、学生ビザ、ワーキングホリデー、滞在先、出発前の準備など、オーストラリア留学で不安なことがあればお気軽にご相談ください。ご希望や留学期間に合わせて、必要な準備を一緒に確認します。

出発前チェックリスト

最後に、オーストラリアへ出発する前に確認しておきたい項目をまとめます。

項目チェック内容
パスポート有効期限、コピー、スマホ以外の控えを確認
ETA・ビザ短期渡航はETA、長期留学は学生ビザ、ワーホリはSubclass 417を確認
学生ビザ書類CoE、学生ビザ許可通知、OSHC、滞在先情報を確認
ワーホリ書類ビザ許可通知、資金証明、医療保険、最初の滞在先を確認
航空券氏名、日付、到着空港、乗り継ぎ、荷物条件を確認
滞在先住所、連絡先、チェックイン方法、到着時間を確認
学校書類入学許可書、オリエンテーション情報、緊急連絡先を保存
保険OSHC、海外旅行保険、ワーホリ保険、保険証券、緊急連絡先を確認
通信eSIM、SIMカード、ローミング、到着直後の連絡手段を確認
お金クレジットカード、デビットカード、少額現金、海外利用設定を確認
英文処方箋、薬の成分名、元の容器・ラベルを準備
食品持ち込み制限を確認し、食品・植物・動物製品は申告する
入国時Incoming Passenger Cardを正確に記入する
安全対策たびレジ・在留届、緊急連絡先、スマホ紛失時の対応を確認

よくある質問

オーストラリア留学ではETAで入国できますか?
3ヶ月以内の短期留学や学校見学などであれば、ETAで渡航できるケースがあります。ただし、3ヶ月を超えて就学する場合や、本格的な語学留学・専門学校・大学留学の場合は、学生ビザSubclass 500が必要になることが多いです。
学生ビザではOSHCが必要ですか?
はい。学生ビザSubclass 500では、原則としてOSHCに加入し、オーストラリア滞在中は維持する必要があります。OSHCは医療費や病院費用の一部に備える保険ですが、すべての費用を完全にカバーするわけではないため、補償範囲を確認しましょう。
オーストラリアのワーキングホリデーは何歳まで申請できますか?
日本国籍の方が初回のWorking Holiday visa Subclass 417を申請する場合、2026年時点では18歳以上31歳未満が対象です。条件は変更されることがあるため、申請前にオーストラリア内務省の公式サイトで確認してください。
オーストラリアで救急車を呼ぶと無料ですか?
オーストラリアでは救急車が有料になることが多いです。州や保険内容によって扱いが異なるため、OSHCや海外旅行保険で救急車が補償されるか出発前に確認しておきましょう。命に関わる緊急時は000に電話します。
日本の食品はオーストラリアに持ち込めますか?
食品の種類や原材料によって異なります。肉製品、卵、乳製品、魚、果物、野菜、種子、植物、漢方薬、ハーブなどは制限の対象になることがあります。食品・植物・動物製品を持っている場合は必ず申告してください。
薬はどのくらい持って行けますか?
薬の種類によって異なりますが、規制対象ではない医薬品の場合、個人使用として最大3ヶ月分まで持ち込めることがあります。処方薬は元の容器に入れ、英文の処方箋や医師のレターを持参すると安心です。

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