ホームステイの注意
ホームステイとは
学生等を家庭に迎え入れてくれる家族をホストファミリーと呼び、ホストファミリーと家族の一員として生活を共にすることをホームステイといいます。ホームステイをするときは、その家庭の生活様式を理解し、尊重することが大切です。自分自身の家に外国の学生を迎えたときのことを想定し、自分とホストファミリーの双方が相互に理解し、快適に暮らせるように努力する必要があります。積極的に行動し、わからないことは遠慮せずに質問したり、家族と一緒に行動するなど、家庭の雰囲気に早く溶け込むように努力してください。コミュニケーションが一番大切です。語学力が不足しているからと躊躇しないで、身振り手振りでも構わないから積極的に交流することが重要です。外国人と生活を共にすることで、生きた英語を学んだり、異なる習慣や文化を理解することができます。これは普通の海外旅行ではできないすばらしい体験です。また、ホストファミリーも日本人や日本の文化について知ることができます。ホームステイは、民間レベルの国際交流です。
ホストファミリーについて
家族構成はさまざまです。外国では離婚率が高く、片親の家庭も多くあります。また、共稼ぎで、子供は学校や保育園に通っている家庭。子供がいない家庭や、子供が独立し夫婦だけの家庭もあります。このようないろいろな家庭環境の「ファミリー」があなたをお迎えします。家族の一員として、ファミリーとの触れ合いを大切にしましょう。ホストファミリーは、異文化に興味を持ち、留学生に自宅を提供して、交流に積極的です。とはいえ、どんなに良い人でも習慣や考え方の違いによるトラブルは避けられません。できるだけトラブルを大きくせず、円滑に対処するように努力しましょう。また、参加者はゲストではありませんので、特別な扱いを期待したり、要求しないようにしましょう。
ファミリー宅に到着したら
自己紹介や挨拶が終わったら、家の中を案内され、いろいろな決まりごとなどを教えてくれます。わからないことがあったら、恥ずかしがらずに質問しましょう。わからないままにしておくと、後でトラブルの原因になることもあります。一段落したら、学校への通学方法も教えてもらいましょう。実際に、最寄りのバスの停留所や駅に行き、時刻表や乗車方向などを実際に確認しておきましょう。
ホームステイでの暮らし
- 部屋
- 使用する部屋にはベッド、机、クローゼットなどが付いています。机などが部屋にない場合は、どこを使用すればよいか尋ねましょう。自分の部屋は、自分で整理整頓します。また、朝、部屋を出るときは必ずベッドメーキングをしましょう。多くの場合、個室を与えられますが、他の留学生やファミリーの子供との相部屋の場合もあります。このようなときは、掃除の分担、起床・就寝の時刻などを話し合ってください。
- 食事
- 食事付きの場合でも、家庭状況によっては、自分である程度つくらなければならないこともありますし、ファミリーと一緒に食事を取れない場合もあります。セルフサービスの場合は、どの材料を使ったらいいのか、ファミリーに尋ねます。
食事が終わったら、自分の食べたものは台所まで運び、できるだけ後片付けの手伝いをしましょう。
食事は一般的に質素で、朝はパンかコンフレークとミルク程度、夕食のメニューも限られています。自分で好きなものを買って、ファミリーに断ってから、冷蔵庫にいれておくのも良いでしょう。
また、日本の料理を作り、ファミリーにごちそうするのも喜ばれます。あらかじめファミリーに好きなものや食べられないものを尋ね、日時の都合などを聞いて用意します。
- 洗濯
- 曜日や時間を相談し、週に1〜2回にまとめてやりましょう。また、干す場所なども確認します。場所によっては、街の美観を守るため、外に洗濯物を干すことが禁止されているところもあります。このような場合は、乾燥機がありますが、パワーが強く、デリケートな服は傷んでしまうことがありますので気を付けてください。
- バス・シャワー・トイレ
- 石鹸やシャンプーなど、個人的に使用するものは、自分で用意します。
バスタブにはお湯をためずに、なるべくシャワーで済ませましょう。バスタブがないこともあります。通常、ファミリーと共同で使用するため、使用後は簡単に掃除をしておき、長時間の使用は避けます。バスルームのドアは、使用中は閉め、使用後は開けておきます。
また、夜は何時まで使用できるか確認しておきましょう。
- 電話
- 電話を使用するときは、ファミリーに断ってから使いましょう。
国によっては市内通話が無料というところもあります。有料の場合、日付、電話番号を控えておき明細をみて支払ったり、1回につきいくらとファミリーと決めてください。
国際電話の場合、コレクトコールにしたり、料金を通話終了後に教えてくれるサービスなどを利用しましょう。長電話は禁物です。また、夜10時以降は遠慮しましょう。
- たばこ
- 一般的に、喫煙を禁止している家庭が多いようです。
申込書の喫煙に関する質問の欄に「Yes」と記載した人でも、ホームステイ先ではどこでもいつでも喫煙していいというわけではありません。家の外でのみ、OKという家庭もあります。また、自室での喫煙を禁止しているところもあります。たばこを吸ってもいい場所は確認し、吸うときは必ず断るようにしましょう。
- 宿泊費以外の支払い
- 一緒に外出して買い物、外食等をしたときは、自分の分は自分で支払ってください。もし、ファミリーが負担してくれたときは感謝の言葉を忘れないようにしましょう。
- 外出時の連絡
- 外出するときは、ファミリーに心配をかけないよう、行き先と帰宅時間を告げましょう。また遅くなるときや外泊するときも、必ず連絡しましょう。無断で遅く帰ったりすると、大騒ぎになることもあります。特別でない限り、夜の外出は避け、なるべく夕食には遅れないようにしましょう。
- 友達を招くとき
- 前もって、ファミリーの許可を得ておきましょう。友達は紹介し、日本人同士でも英語で会話します。また、食事の時間に招くことは控えましょう。
気を付けること
- 自分のことは自分で
- 自室の掃除など、最低限のことはやりましょう。また、食事の支度、後片付けなども進んで手伝いましょう。
- プライバシーの尊重
- 夫婦が再婚だったり、子供が実子でなかったりと様々な家庭があります。だからといってそれを口外したり、問題に立ち入らないようにしましょう。
- ファミリーの宗教を尊重
- 宗教によっては、宗教儀式が生活の一部になっていることもあります。一緒に儀式に参加したり、教会に行ったりする必要はありませんが、宗教に関わる生活を尊重し、邪魔をしないようにしましょう。
- 自室に閉じこもらないように
- 個室を与えられた場合でも、自室に閉じこもらず、ファミリーとの団欒を大切にしましょう。自室にいても、状況が許せば、扉を開け放しておくなど、家族との接触を大切にしましょう。
- 近所との付き合い
- 近所の人達と会ったら、積極的に挨拶しましょう。無視したり、目をそらすと、不快感を与えることになります。
快適に暮らすためのヒント
- 日本からのお土産
- 特にお土産をあげる習慣はありませんが、ちょっとしたお土産はやはり喜ばれます。高価なものは必要ありません。気持ちが通じるものであれば十分です。手作りの物も喜ばれるでしょう。中には、日本の学生さんを多く受け入れているので、日本のものをいろいろと持っているホストファミリもあります。逆に、日本人の学生さんは初めてというところもあります。
- ファミリーとの会話
- 話すことがなくて困ったという人がいますが、自分や身の回りのことなら何でもOKです。たとえば、趣味、自分の家族のこと、友人、学校、住んでいる街のこと、暮らしぶり。なんでもいいのです。ミニアルバムを持っていくのも一案です。写真を見せていろいろと説明すれば、語学力の不足も補え、会話もはずむようになるでしょう。日本に興味を持っているホストファミリーもいて、日本についていろいろと質問されることもあるでしょう。ただ、日本人であっても、日本の社会や文化についてわからないことは沢山あります。事前に調べ、英語で説明できるように準備しておくと、ホストファミリーとの交流もますます深くなります。
また、「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」などの挨拶は必ずしましょう。何かをお願いするときは「Please」を忘れずに。
- 手伝い
- 食事の支度、テーブル セッティング、後片付けなど、各家庭のやり方を学んで、進んで手伝いをしましょう。一緒に手伝えば、ファミリーとの会話の機会も増えます。
また、宿題等で余裕がないときはその旨を告げましょう。
今日はできないの。
ごめんなさい
- 帰国後のお礼状
- 電話で無地に到着したことを知らせ、改めて手紙で感謝の気持ちを伝えましょう。折に触れて、手紙を書いたり、クリスマスカードを送ったり、長く関係を持ち続けるようにしましょう。
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