
アメリカで語学学校、大学、大学院、高校、専門学校などに通う場合、留学期間や受講内容によっては学生ビザの申請が必要です。
アメリカの学生ビザは、主に学術系プログラム向けのF-1ビザと、職業訓練・専門分野向けのM-1ビザに分かれます。どちらのビザでも、まずはSEVP認定校からI-20を発行してもらい、その後、SEVIS費の支払い、DS-160の作成、ビザ申請料金の支払い、面接予約へと進みます。
- アメリカ学生ビザ(F-1/M-1)の違い
- 2026年時点の申請料金・SEVIS費・面接の注意点
- I-20取得後のDS-160・SEVIS費支払い・面接予約の流れ
- ビザ面接当日の持ち物と、よくある不備
- 1 アメリカの学生ビザとは?
- 2 2026年時点の主な確認ポイント
- 3 アメリカ学生ビザ申請の流れ
- 4 STEP1:SEVP認定校に出願する
- 5 STEP2:I-20を受け取る
- 6 STEP3:I-901 SEVIS費を支払う
- 7 STEP4:DS-160を作成する
- 8 STEP5:米国ビザ申請サイトでプロファイルを作成する
- 9 STEP6:ビザ面接を予約する
- 10 STEP7:ビザ面接を受ける
- 11 ビザ面接に必要な主な書類
- 12 2026年はSNS・オンライン情報の確認にも注意
- 13 アメリカ学生ビザ申請でよくある不備
- 14 ビザが発給されたら確認すること
- 15 よくある質問
- 16 公式情報リンク
- 17 まとめ:アメリカ学生ビザはI-20取得後、早めに準備を
アメリカの学生ビザとは?
アメリカの学生ビザは、アメリカ国内の学校で就学するために必要な非移民ビザです。語学学校、大学、大学院、高校、コミュニティカレッジなどでフルタイムの学生として学ぶ場合は、一般的にF-1ビザの対象になります。
F-1ビザ
F-1ビザは、大学、大学院、コミュニティカレッジ、高校、語学学校など、主にアカデミックな教育機関で学ぶ学生向けのビザです。語学留学や大学・大学院進学を目的とする方の多くは、F-1ビザを申請します。
M-1ビザ
M-1ビザは、職業訓練校や専門学校など、非学術系・職業訓練系のプログラムに参加する学生向けのビザです。プログラム内容によってF-1かM-1かが異なるため、学校から発行されるI-20のビザ種別を確認しましょう。
観光・ESTAで勉強できるケースは?
観光目的の滞在中に、趣味やレクリエーションとして短期間の授業を受ける程度であれば、学生ビザが不要なケースもあります。ただし、単位取得、修了証取得、フルタイム就学、長期の語学留学などを目的とする場合は、原則として学生ビザが必要です。
ポイント:「短期だからビザ不要」とは限りません。授業時間数、コース内容、学校の種類、修了証や単位の有無によって判断が変わります。迷う場合は、出願前に学校または専門スタッフへ確認しましょう。
2026年時点の主な確認ポイント
アメリカの学生ビザ申請では、申請手順そのものは大きく変わっていませんが、面接、SNS審査、予約待ち時間などは随時更新されています。2026年時点では、次の点に注意しましょう。
| 項目 | 2026年時点の確認ポイント |
|---|---|
| ビザの種類 | 語学学校・大学・高校などは主にF-1、職業訓練系はM-1が対象です。 |
| 申請開始時期 | 新規のF/M学生ビザは、I-20に記載されたプログラム開始日の365日前から発給可能です。 |
| アメリカ入国時期 | 新規学生は、I-20に記載されたプログラム開始日の30日前より前には入国できません。 |
| ビザ申請料金 | F/M学生ビザの申請料金はUS$185です。 |
| SEVIS費 | F/Mビザ申請者のI-901 SEVIS費はUS$350です。ビザ面接前に支払い、確認書を印刷しておきます。 |
| 面接 | 学生ビザは原則として対面面接を前提に準備しましょう。面接免除の可否は申請時点の条件により判断されます。 |
| SNS・オンライン情報 | F/M/Jビザ申請者は、審査のためにSNSプロフィールを公開設定にするよう案内されています。 |
※2025年に成立した法律により、ビザ発給時に「Visa Integrity Fee」(最低$250)が別途課される制度が新設されました。2026年時点では徴収開始時期・運用が領事館ごとに流動的なため、申請前に必ず最新の費用案内(大使館・領事館サイト)を確認してください。
アメリカ学生ビザ申請の流れ
アメリカ学生ビザの申請は、学校への出願が完了してから始まります。大まかな流れは次の通りです。
- SEVP認定校に出願する
- 学校からI-20を受け取る
- I-901 SEVIS費を支払う
- DS-160を作成・送信する
- 米国ビザ申請サイトでプロファイルを作成し、申請料金を支払う
- ビザ面接を予約する
- 米国大使館・領事館で面接を受ける
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STEP1:SEVP認定校に出願する
アメリカの学生ビザを申請するには、まずSEVP認定校に出願し、入学許可を得る必要があります。SEVP認定校とは、アメリカ政府が留学生の受け入れを認めている学校のことです。
語学学校、大学、コミュニティカレッジ、高校などに出願し、入学が認められると、学校からI-20が発行されます。
STEP2:I-20を受け取る
I-20は、アメリカ学生ビザ申請に必要な重要書類です。学校名、プログラム名、開始日、終了予定日、費用、SEVIS IDなどが記載されています。
I-20を受け取ったら、次の点を確認しましょう。
- 氏名のスペルがパスポートと一致しているか
- 生年月日・国籍に誤りがないか
- 学校名・プログラム名が正しいか
- プログラム開始日・終了日が正しいか
- ビザ種別がF-1またはM-1になっているか
- SEVIS IDが記載されているか
- 学生本人の署名欄にサインしたか
注意:I-20の内容に誤りがある場合は、ビザ申請を進める前に学校へ修正を依頼してください。DS-160やSEVIS費の支払い後に修正が必要になると、手続きが複雑になることがあります。
STEP3:I-901 SEVIS費を支払う
I-20を受け取ったら、I-901 SEVIS費を支払います。SEVISとは、アメリカ政府が留学生情報を管理するシステムです。
F-1ビザまたはM-1ビザを申請する場合、I-901 SEVIS費は350米ドルです。支払い後は、確認書を印刷またはPDF保存し、ビザ面接に持参できるようにしておきましょう。
STEP4:DS-160を作成する
DS-160は、アメリカ非移民ビザ申請のオンライン申請フォームです。学生ビザ申請でも、DS-160の作成・送信が必要です。
DS-160では、氏名、住所、パスポート情報、渡航歴、学校情報、滞在先、家族情報、学歴・職歴、安全保障に関する質問などを入力します。回答は原則として英語で入力します。
DS-160作成時には、次の情報を手元に用意しておくとスムーズです。
- パスポート
- I-20
- SEVIS ID
- 学校名・学校住所
- アメリカでの滞在先情報
- 過去のアメリカ渡航歴
- 学歴・職歴の情報
- 証明写真データ
DS-160を送信すると、確認ページが表示されます。ビザ面接には、DS-160の確認ページを印刷して持参します。
注意:DS-160送信後に誤りに気づいた場合、内容によっては新しいDS-160を作成し直す必要があります。送信前に、氏名、パスポート番号、I-20情報、学校情報を必ず確認しましょう。
STEP5:米国ビザ申請サイトでプロファイルを作成する
DS-160送信後、米国ビザ申請サイトでプロファイルを作成し、ビザ申請料金を支払います。F/M学生ビザの申請料金は185米ドルです。
日本円での支払い金額、支払い方法、パスポート受け取り・配送方法は、申請時点の予約サイトで確認します。配送費や受け取り方法は変更されることがあるため、古い情報をそのまま使わないようにしましょう。
STEP6:ビザ面接を予約する
ビザ申請料金の支払いが反映されたら、米国大使館または領事館での面接を予約します。
日本国内での面接予約枠は、時期や申請場所によって混雑状況が異なります。特に夏休み前、秋学期前、年末年始前後は予約が混みやすいため、I-20を受け取ったら早めに準備を進めましょう。
日本でのF/M/Jビザ面接待ち時間の目安
米国国務省では、Global Visa Wait Timesの目安を公表しています。待ち時間は随時変わるため、実際の予約可能日は申請画面で確認してください。
STEP7:ビザ面接を受ける
予約した日時に、米国大使館または領事館でビザ面接を受けます。面接では、留学目的、学校を選んだ理由、留学後の予定、費用の支払い能力、日本へ帰国する意思などを確認されることがあります。
面接時には、次のような質問に答えられるように準備しておきましょう。
- なぜアメリカで勉強したいのか
- なぜこの学校・コースを選んだのか
- 留学費用は誰がどのように支払うのか
- 留学後は日本で何をする予定か
- 英語力や学歴はコースに合っているか
ビザ面接に必要な主な書類
ビザ面接では、基本書類に加えて、申請者の状況に応じた補足書類を準備しておくと安心です。
基本書類
- 有効なパスポート
- DS-160確認ページ
- ビザ申請料金の支払い確認
- I-20
- I-901 SEVIS費の支払い確認書
- 証明写真(DS-160で写真アップロードに失敗した場合など)
- 面接予約確認書
補足書類の例
- 入学許可書
- 残高証明書
- 学費・滞在費の支払い証明
- スポンサーの収入証明や在職証明
- 成績証明書・卒業証明書
- 英語力証明
- 留学後の進路や帰国予定を説明できる資料
- 過去のパスポート
注意:必要書類は申請者の年齢、職歴、学歴、留学先、資金状況によって異なります。面接予約後に表示される案内と、米国大使館・領事館の最新情報を必ず確認してください。
2026年はSNS・オンライン情報の確認にも注意
2026年時点では、F/M/Jビザ申請者は、審査のためにSNSプロフィールを公開設定にするよう案内されています。これは、ビザ審査の一環としてオンライン上の情報も確認される可能性があるためです。
申請前には、DS-160に入力するSNS情報やオンライン上の公開プロフィールに矛盾がないか、不適切な投稿がないかを確認しておきましょう。
- DS-160に入力するSNS情報を正確に記載する
- 申請期間中は主要SNSを公開設定にしておく
- 学校名、滞在予定、経歴に矛盾がないか確認する
- 虚偽申告や不正確な情報を入力しない
アメリカ学生ビザ申請でよくある不備
学生ビザ申請では、小さな入力ミスや確認不足が原因で手続きが遅れることがあります。特に次の点に注意しましょう。
- I-20の氏名とパスポートの氏名が一致していない
- DS-160の申請場所と面接予約場所が合っていない
- SEVIS IDの入力ミス
- DS-160確認ページを印刷していない
- I-901 SEVIS費の支払い確認書を持参していない
- 残高証明や費用支払い能力の説明が不十分
- 留学目的や帰国後の予定を説明できない
ビザが発給されたら確認すること
ビザ付きのパスポートを受け取ったら、次の情報を確認しましょう。
- 氏名のスペル
- 生年月日
- 国籍
- ビザ種別(F-1またはM-1)
- ビザの有効期限
- 学校名やSEVIS情報に誤りがないか
ビザが発給されても、アメリカへの入国が自動的に保証されるわけではありません。最終的な入国可否は、到着空港などで米国税関・国境取締局の審査官が判断します。入国時には、パスポート、学生ビザ、I-20をすぐに提示できるようにしておきましょう。
よくある質問
アメリカの学生ビザ(F-1ビザ)は、他の国の学生ビザと比べて少しわかりにくいルールがあります。たとえば、「学生ビザの有効期限が5年間ある=5年間ずっとアメリカに滞在できる」という意味ではありません。また、アメリカ滞在中に[…]
公式情報リンク
- U.S. Department of State|Student Visa
- DS-160 Online Nonimmigrant Visa Application
- I-901 SEVIS Fee Payment
- 米国ビザ申請サービス
- Global Visa Wait Times
まとめ:アメリカ学生ビザはI-20取得後、早めに準備を
アメリカ学生ビザの申請は、学校からI-20を受け取ってから本格的に始まります。I-20の確認、SEVIS費の支払い、DS-160の作成、申請料金の支払い、面接予約と、ひとつずつ正確に進めることが大切です。
2026年時点では、面接予約の混雑やSNS審査にも注意が必要です。出発時期が決まっている方は、学校への出願とビザ申請準備をできるだけ早めに進めましょう。
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