ワーキングホリデービザ(Youth Mobility Scheme)を活⽤すれば、最⼤2年間、イギリスでの就労や暮らしを体験することができます。このページでは、履歴書の書き方、仕事探しの方法、求人サイトなど、現地でスムーズにスタートを切るための情報をわかりやすくまとめました。レストランやカフェ、リテール、オフィスワークまで、あなたにぴったりの仕事を見つけましょう。
英文の履歴書の作成方法
仕事に応募する際には、CV(Curriculum Vitae)と呼ばれる履歴書が必要です。CVは通常1〜2ページ程度で、あなたの学歴、職歴、実績などをわかりやすくまとめる必要があります。
記入する項目
- Contact Information(連絡先)
氏名、電話番号、Eメールアドレス、LinkedIn(あれば)
住所は簡略でOK(例:London, UK) - Personal Statement(自己紹介・職務要約)※3〜4行程度
志望職種に対してどのようなスキル・経験があるか要約
熱意や目標も簡潔に伝える - Key Skills(スキル一覧)
応募職種に関連するスキルを3〜6個程度箇条書きで記載(例:Teamwork, Communication, Excel) - Work Experience(職歴)
新しい順に記載(職種名・勤務先・期間・主な業務内容と実績を具体的に)
バイト・インターンも含めてOK - Education(学歴)
学位・学校名・修了年
関連する科目や成績があれば記載 - Additional Information(任意)
語学力、資格、ボランティア活動など - References available on request
推薦者は記載せず、上記の一文のみを記載
注意事項/ワンポイントアドバイス
- A4サイズで1〜2ページ以内に収める(長すぎないように注意)
- フォントは読みやすいもの(例:Arial, Calibri)
- スペルは必ずBritish Englishで(例:organization → organisation)
- PDF形式で保存・提出が一般的
- イギリスでは写真や生年月日は不要(差別防止のため)
- 職務内容は動詞で始める(例:Coordinated, Led, Designedなど)
- 成果は数字で強調すると効果的(例:売上10%アップ、20名のチームをサポートなど)
CVのサンプル
カバーレターの作成方法
カバーレターは、自分がその仕事に適している理由を採用担当者に伝えるための重要な書類です。ほかの応募者との差別化を図るためにも、応募先に合わせて内容をしっかりとカスタマイズすることが大切です。また、現在の状況(たとえば、学業と仕事を両立しているなど)や、あなたの人柄、仕事への姿勢を具体的に伝える絶好のチャンスでもあります。
記入する項目
- ヘッダー(自分の連絡先・宛先)
– 自分の氏名・電話番号・メールアドレス・日付
– 会社名と採用担当者の名前(わかる場合) - 導入文(Introduction)
– どのポジションに応募しているか
– どこで求人を見つけたか
– 応募理由の一文 - 本文(Body)
– 自分のスキルや経験が、応募職種にどう活かせるか
– 応募先の企業に興味を持った理由
– チームでの働き方、職場環境への適応力など - 締めくくり(Conclusion)
– 面接の機会をお願いする一文
– 感謝の気持ち
– 署名(敬具 / Yours sincerely など)
書き方のコツ
- 求人内容をしっかり読み、内容を反映させる
→ 「その企業のために書かれた」カスタマイズ感が大事です。 - 1ページ以内(A4サイズ、3~4段落が目安)
→ 長すぎると読まれにくくなります。 - 形式はフォーマルに
→ イギリスでは礼儀正しい文体が好まれます。 - ポジティブで自信のある表現を使う
→ 例:「I am confident that my customer service experience will contribute to your team」など。
カバレターの文章の例文
以下は、レストランのサーバー職に応募する際のカバーレターの例文です。
Dear Hiring Manager,
I am writing to apply for the position of Server at your restaurant, which I found on Indeed UK. With over two years of experience in fast-paced hospitality environments, I have developed strong customer service and communication skills.
My previous role at a busy café in Tokyo taught me how to manage high volumes while maintaining a warm and professional demeanor. I am confident that my ability to remain calm under pressure and passion for hospitality would make me a valuable addition to your team.
I would welcome the opportunity to discuss how I can contribute to your business. Thank you for considering my application.
Yours sincerely,
仕事の探し方
イギリスのワーホリ・ビザでは、ほとんどの職種で働くことが可能です。このビザを利用すれば、幅広い雇用形態での就業が認められています。
オンラインで探す
以下に、オンラインで仕事を探す際に役立つサイトや方法の一例をご紹介します。
ローカルのお店・カフェ・レストランなどで探す
すぐに働けるカジュアルな仕事を探している場合は、多くのハイストリート(主要な商店街)の店舗が、店頭のウィンドウに求人の貼り紙を出したり、Gumtree(ガムツリー)や Barcats、LeisureJobs といったサイトに求人を掲載しています。直接お店に行って問い合わせてみるのも一つの方法です!
ただし、信頼できる企業で働いていることを必ず確認しましょう。事前にリサーチを行い、企業の公式サイトを確認するか、信頼性の高い求人サイトを利用してください。仕事内容が明確に記載されているかをチェックし、曖昧だったり、文法ミスの多い求人情報には注意が必要です。
インターンシップやボランティア
これまでの職務経験があまりないという場合、最初は無給でのインターンシップやボランティアを行うという選択肢も考えられます。インターンシップやボランティア活動は、職務経験、履歴書、プロフェッショナルなネットワークを広げるための代替手段となります。イギリスでは、インターンシップやボランティアの機会は豊富にあり、特にチャリティ団体、非営利団体、地域のコミュニティグループを通じて提供されています。以下は、オンラインで機会を探すためのアイデアです。
インターンシップ
ボランティア
National Insuranceナンバー
イギリスで働くには、国民保険番号(NI番号)が必要です。仕事のオファーを受けたら、オンラインでNI番号を申請することができます。申請には、パスポートや生体認証付きの居住許可証、ビザの証明書類が必要です。NI番号は、イギリス政府の各部門が個人を識別するための固有の番号です。給料明細には、NIの控除額が表示されます。
イギリスの所得税
イギリスの税率は20%です。もし年間の個人控除額(£12,570)以下であれば、イギリスを離れる際に税金の払い戻しを申請することができます。また、雇用主は給与から国民保険(NI)の控除も行います。
注意:契約なしで「現金払いの仕事」を受けることは違法です。
イギリスの最低賃金
イギリスの法律では、雇用主は最低賃金を支払うことが決められています。これを全国最低賃金(National Minimum Wage)と呼びます。最低賃金は毎年4月1日に更新されます。2025年の最低賃金は次の通りです。
- 18~20歳:£10/時給
- 21歳以上:£12.21/時給
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