イギリスのNIナンバー申請方法|YMS・ワーホリで働く前に知っておきたい手続き

イギリスのNIナンバー申請方法

イギリスで働くときに必要になるのが、National Insurance Number(ナショナル・インシュランス・ナンバー)、通称NIナンバーです。

YMS(Youth Mobility Scheme/イギリスのワーキングホリデー)で渡航する方や、イギリスで就労可能なビザを持っている方は、現地で働く際にNIナンバーが必要になります。

この記事では、2026年7月時点で確認できるGOV.UK公式情報をもとに、NIナンバーとは何か、申請できる条件、eVisaでの確認方法、オンライン申請の流れ、申請後の注意点をわかりやすくまとめています。

注意:NIナンバーの申請条件や申請方法は変更されることがあります。実際に申請する際は、必ずGOV.UKの公式ページで最新情報を確認してください。

  • イギリスのNIナンバーとは何か
  • YMS・ワーホリでNIナンバーが必要になる理由
  • eVisaやBRPでNIナンバーを確認する方法
  • NIナンバーのオンライン申請方法と受領までの目安

NIナンバーとは?

NIナンバーとは、National Insurance Number(ナショナル・インシュランス・ナンバー)のことで、イギリスで税金やNational Insurance contributions(国民保険料)の記録を管理するために使われる個人番号です。

イギリスで働く場合、雇用主は給与支払い、税金、社会保険料などの処理を行うため、通常NIナンバーの提出を求めます。

NIナンバーは一人ひとりに割り当てられる番号で、一度発行されると生涯同じ番号を使います。他人のNIナンバーを使うことはできません。

NIナンバーは、日本のマイナンバーと同じものではありませんが、税金や社会保険料の記録に使われる重要な個人番号です。むやみに第三者へ共有しないようにしましょう。

YMS・ワーホリでNIナンバーは必要?

イギリスのYMS(Youth Mobility Scheme)など、イギリスで働くことができるビザを持っている方は、現地で就労する際にNIナンバーが必要になります。

ただし、NIナンバーを受け取る前でも、イギリスで働く権利(Right to work)を証明できれば、仕事を始めることは可能です。

そのため、イギリス到着後すぐに仕事探しを始めることはできますが、就職後の給与・税金処理をスムーズにするためにも、NIナンバーがない場合は早めに申請しておくことをおすすめします。

まずeVisa・BRPにNIナンバーがあるか確認

2026年現在、イギリスのビザはeVisa(オンライン上の在留資格情報)への移行が進んでいます。イギリスで働く予定がある方は、NIナンバーを申請する前に、まずご自身のeVisaまたはBRPにNIナンバーが表示されていないか確認しましょう。

GOV.UKによると、BRPまたはeVisaを持っている場合、すでにNIナンバーが割り当てられていることがあります。

確認方法確認する場所
BRPを持っている場合BRPカードの裏面にNIナンバーが記載されている場合があります。
eVisaを持っている場合UKVIアカウントにログインし、eVisa情報を確認します。
NIナンバーが表示されていない場合イギリスに入国後、オンラインでNIナンバーを申請します。
NIナンバーの申請は、イギリス国内にいる場合のみ可能です。日本出発前にオンライン申請を完了することはできません。

NIナンバーを申請できる人

NIナンバーを申請できるのは、以下の条件に当てはまる人です。

  • イギリスに住んでいる
  • イギリスで働く権利がある
  • すでに働いている、仕事を探している、または仕事の内定がある

YMSで渡英した方の場合、イギリスで働く権利がありますので、イギリス到着後、仕事を探している段階でも申請できます。

NIナンバーの申請料金

NIナンバーの公式申請に費用はかかりません。

ただし、インターネット上には、NIナンバー申請を代行する有料サービスや、GOV.UKに似せた非公式サイトが表示されることがあります。申請する際は、必ずGOV.UKの公式サイトから手続きしてください。

NIナンバーは重要な個人情報です。申請時は、URLが「gov.uk」または公式申請サービスであることを必ず確認しましょう。

NIナンバーの申請に必要なもの

NIナンバーのオンライン申請では、本人確認が必要です。

GOV.UKでは、申請前に以下の書類を準備するよう案内されています。

  • パスポート
  • EU、ノルウェー、リヒテンシュタイン、スイスの国民IDカード(該当する場合)

日本国籍の方は、通常はパスポートを使って申請します。

アップロードが必要になる写真

オンライン申請では、本人確認のために写真のアップロードを求められる場合があります。

  • パスポートなど本人確認書類の写真
  • パスポートを持った自分の写真

写真はスマートフォン、タブレット、デジタルカメラなどで撮影できます。申請画面で、どのような写真が必要か案内されます。

写真が不鮮明だったり、パスポートの一部が切れていたり、自分の顔や書類が確認しにくい場合、追加対応が必要になることがあります。撮影時は、明るい場所で、文字・顔・書類全体がはっきり写るようにしましょう。

NIナンバーのオンライン申請方法

NIナンバーは、GOV.UKの公式ページからオンラインで申請します。

申請の流れ

  1. GOV.UKのNIナンバー申請ページにアクセス
  2. 申請条件を確認
  3. オンライン申請を開始
  4. 氏名・住所・連絡先・就労状況などを入力
  5. パスポート情報などを入力
  6. 本人確認用の写真をアップロード
  7. 申請内容を確認して送信
  8. 申請番号(Application Reference Number)をメールで受け取る

入力を求められる主な項目

申請画面の内容は変更される可能性がありますが、一般的には以下のような情報を入力します。

  • 氏名(パスポートの記載どおり)
  • 旧姓・別名など(該当する場合)
  • 生年月日
  • 国籍
  • イギリスの住所
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 就労状況(就労中、求職中、内定ありなど)
  • パスポート番号
  • 入国日や在留資格に関する情報

公式申請ページ

NIナンバーの申請は、以下のGOV.UK公式ページから行います。

NIナンバーのオンライン申請ページはこちら

申請ページにアクセスしたら、画面の案内に従って入力を進めます。ページ内の「Apply」ボタンからオンライン申請サービスへ進みます。

オンライン申請は、イギリス国内にいる人を対象とした手続きです。申請前に、イギリスの住所、連絡先、本人確認書類を準備しておきましょう。

写真をアップロードできない場合

写真をアップロードできない場合でも、オンライン申請自体は可能です。

ただし、写真をアップロードできない場合や、アップロードした写真で本人確認ができない場合は、申請に時間がかかることがあります。状況によっては、本人確認のために予約を取って面接を受けたり、書類のコピーを郵送したりするよう案内される場合があります。

その場合は、申請後に届くメールの指示に従って対応してください。

NIナンバーの申請が終わったら

申請が完了すると、登録したメールアドレス宛にApplication Reference Number(申請番号)が届きます。

この申請番号は、問い合わせをする際に必要になることがあります。メールは削除せず、大切に保管しておきましょう。

GOV.UKでは、本人確認が完了してからNIナンバーを受け取るまで、最大4週間かかる場合があると案内されています。

4週間以上たっても届かない場合

申請から4週間以上経過してもNIナンバーが届かない場合、または申請後に住所・個人情報が変わった場合は、National Insurance number application helplineに問い合わせます。

問い合わせの際は、申請完了メールに記載されているApplication Reference Numberを手元に用意しておくとスムーズです。

National Insurance number application helpline

England, Scotland and Wales
Telephone: 0800 141 2079
Relay UK: 18001 then 0800 141 2079
受付時間:Monday to Friday, 8am to 5pm

Northern Ireland
Telephone: 0800 587 0024
Relay UK: 18001 then 0800 587 0024
受付時間:Monday to Friday, 9am to 4pm

Right to workの証明も忘れずに

イギリスで働く場合、雇用主に対して、NIナンバーとは別にRight to work(イギリスで働く権利)を証明する必要があります。

YMSなどのビザ保持者は、UKVIアカウントからshare codeを取得し、雇用主に共有するのが一般的です。eVisaには、本人の身分情報や在留資格、働く権利などが表示されます。

NIナンバーは税金・保険料の記録に使う番号です。一方、Right to workは「イギリスで働く権利があること」を雇用主に示す手続きです。混同しないようにしましょう。
関連記事

2026年のイギリスYMSビザの最新条件 日本国籍は抽選が必要かどうか 申請料・IHS・資金証明に必要な金額 オンライン申請から渡航前までの流れイギリスのワーキングホリデーは、正式にはYouth[…]

関連記事

イギリスで英語を勉強したい。でも、実際にどれくらいの費用がかかるのか分からない。そんな方のために、イギリス語学留学に必要な費用の目安を、都市別にまとめました。このページでは、ロンドン、ブライトン、ケンブリッジ、オ[…]

NIナンバー申請でよくある質問

NIナンバーがないとイギリスで働けませんか?
NIナンバーを受け取る前でも、イギリスで働く権利(Right to work)を証明できれば、仕事を始めることは可能です。ただし、給与や税金処理のために雇用主からNIナンバーの提出を求められますので、イギリス到着後、早めに申請しておくことをおすすめします。
日本出発前にNIナンバーを申請できますか?
いいえ。NIナンバーは、イギリス国内にいる人を対象とした手続きです。日本出発前ではなく、イギリス到着後に申請します。
YMSビザを持っていれば、NIナンバーは自動的にもらえますか?
eVisaまたはBRPにNIナンバーが表示されている場合があります。まずUKVIアカウントにログインして確認しましょう。NIナンバーが表示されていない場合は、イギリス到着後にオンライン申請が必要です。
申請してからどれくらいでNIナンバーが届きますか?
GOV.UKでは、本人確認が完了してから最大4週間かかる場合があると案内されています。4週間以上経っても届かない場合は、Application Reference Numberを用意してヘルプラインに問い合わせましょう。
NIナンバーの申請に費用はかかりますか?
GOV.UKの公式サイトから行うNIナンバー申請に費用はかかりません。ただし、代行サイトや非公式サイトを利用すると手数料がかかる場合があります。申請時は必ず公式サイトから手続きしてください。
NIナンバーは毎年更新が必要ですか?
いいえ。NIナンバーは一度発行されると、生涯同じ番号を使います。個人情報が変わっても、通常は新しいNIナンバーを申請する必要はありません。

まとめ

イギリスで働く予定がある方にとって、NIナンバーは給与、税金、National Insurance contributionsの記録に関わる大切な番号です。

YMS・ワーホリで渡英する方は、まずeVisaまたはBRPにNIナンバーが表示されていないか確認し、表示がない場合はイギリス到着後にオンライン申請を行いましょう。

NIナンバーを受け取る前でも、Right to workを証明できれば働き始めることは可能ですが、給与処理をスムーズにするためにも、渡英後は早めの申請がおすすめです。

無料相談から始められます

イギリス留学・YMSの準備を安心して進めませんか?

ビザ、学校選び、渡航準備、現地生活の手続きなど、イギリス留学やYMSでは事前に確認しておきたいことがたくさんあります。不安な点があれば、お気軽にご相談ください。

LINE・メールで相談する