
- 2026年のイギリスYMSビザの最新条件
- 日本国籍は抽選が必要かどうか
- 申請料・IHS・資金証明に必要な金額
- オンライン申請から渡航前までの流れ
イギリスのワーキングホリデーは、正式にはYouth Mobility Scheme visa(YMSビザ)と呼ばれるビザです。
YMSビザを取得すると、イギリスに最長24か月滞在し、現地で生活しながら働いたり、語学学校などで学んだりすることができます。
2026年現在、日本国籍の方はYMSの抽選に参加する必要はなく、条件を満たしていればオンラインで申請できます。以前のような抽選制ではないため、申請のタイミングを比較的立てやすくなっています。
この記事では、2026年時点のGOV.UK公式情報をもとに、日本国籍の方向けにイギリスYMSビザの条件、費用、必要書類、申請手順をわかりやすく解説します。
※この記事は2026年6月28日時点の公式情報をもとに作成しています。ビザ条件や費用は変更されることがあるため、申請前には必ずGOV.UKの最新情報をご確認ください。
イギリスYMSビザとは?
イギリスYMSビザは、対象国・地域の若者がイギリスで一定期間生活しながら、働く・学ぶ・旅行することができる制度です。
日本では「イギリスのワーキングホリデー」と呼ばれることが多いですが、イギリス政府の正式名称はYouth Mobility Scheme visaです。
| 正式名称 | Youth Mobility Scheme visa |
|---|---|
| 通称 | YMSビザ、イギリスのワーキングホリデー |
| 滞在可能期間 | 最長24か月 |
| 主な目的 | イギリスでの生活、就労、就学、旅行 |
| 日本国籍の抽選 | 不要 |
2026年のイギリスYMSビザ最新情報
2026年時点の日本国籍向けYMSビザの主なポイントは以下の通りです。
| 項目 | 2026年の内容 |
|---|---|
| 年間枠 | 日本国籍は6,000人 |
| 抽選 | 日本国籍は抽選不要 |
| 対象年齢 | 申請時に18〜30歳 |
| 滞在期間 | 最長24か月 |
| 申請開始時期 | 渡航予定日の6か月前から申請可能 |
| 審査期間の目安 | オンライン申請・本人確認・書類提出後、通常3週間以内 |
| 申請料 | £340 |
| IHS | £776/年(2年分は£1,552) |
| 資金証明 | £2,530以上 |
日本国籍の方は、香港・台湾など一部の対象地域とは異なり、2026年現在はYMSの抽選に参加する必要はありません。条件を満たしていれば、GOV.UKからオンラインで申請できます。
イギリスYMSビザの申請条件
日本国籍の方がイギリスYMSビザを申請するには、主に以下の条件を満たす必要があります。また、イギリス国外から申請する必要があります。
- 日本国籍であること
- 申請時に18歳以上30歳以下であること
- イギリスで最長2年間生活・就労する目的で申請すること
- 申請時に£2,530以上の資金を証明できること
- 過去にYMSビザでイギリスに滞在したことがないこと
- 18歳未満の子どもと同居していないこと
- 扶養している子どもがいないこと
年齢については、申請時点で30歳以下であることがポイントです。ビザが発給された後に31歳になった場合でも、ビザの有効期間内であれば滞在できます。
イギリスYMSビザでできること・できないこと
YMSビザでできること
- イギリスで最長24か月滞在する
- 多くの職種で働く
- 語学学校などで学ぶ
- イギリス滞在中に出入国する
- 条件を満たせば自営業や会社設立を行う
就学も可能ですが、一部のコースではATAS(Academic Technology Approval Scheme)の証明が必要になる場合があります。
YMSビザでできないこと
- プロスポーツ選手として働くこと(コーチを含む)
- 公的資金を受け取ること
- 家族を同じ申請に含めること
- 日本国籍者がYMSビザを延長すること
オーストラリア、カナダ、ニュージーランド国籍の方は延長対象になる場合がありますが、日本国籍の方は2026年時点ではYMSビザの延長対象ではありません。
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イギリスYMSビザの申請費用
2026年時点で、YMSビザ申請時に必要な主な費用は以下の通りです。
| 費用項目 | 金額 | 内容 |
|---|---|---|
| ビザ申請料 | £340 | YMSビザの申請料 |
| IHS | £776/年 | イギリスの医療制度NHSを利用するための費用 |
| IHS 2年分 | £1,552 | YMSビザは最長2年のため、通常2年分を支払う |
| 資金証明 | £2,530以上 | 申請時に銀行口座で証明が必要な金額 |
申請料とIHSを合わせると、2026年時点では£1,892が申請時の支払い目安です。
このほか、ビザ申請センターを利用する場合のサービス料、優先審査サービス、書類翻訳費用、航空券、海外留学保険、滞在先手配費用などが別途かかる場合があります。
※日本円での金額は為替レートにより変動します。支払い時にはGOV.UKの表示金額とクレジットカード会社の換算レートをご確認ください。
資金証明の条件
YMSビザでは、申請者本人がイギリスで生活できる資金を持っていることを証明する必要があります。
2026年時点で必要な資金は£2,530以上です。
この資金は、以下の条件を満たしている必要があります。
- 銀行口座に£2,530以上あること
- 少なくとも28日間連続で保持していること
- 28日目がビザ申請日から31日以内であること
資金証明は、申請直前に一時的に入金しただけでは条件を満たしません。申請予定日から逆算して、余裕をもって資金を準備しておきましょう。
銀行書類に記載されているとよい情報
- 発行日
- 申請者の氏名
- 銀行名または金融機関名
- 口座残高
- 対象期間中の残高の推移
英語またはウェールズ語以外の書類を提出する場合は、認証翻訳が必要です。日本の銀行書類を使う場合は、英文残高証明書や英文取引明細を取得できるか、事前に銀行へ確認しておくと安心です。
イギリスYMSビザの必要書類
YMSビザ申請では、主に以下の書類が必要です。
| 書類 | 内容 |
|---|---|
| 有効なパスポート | 本人確認と国籍確認のために必要 |
| 資金証明書類 | £2,530以上の資金を証明する銀行書類 |
| TB検査証明書 | 該当する国・地域に一定期間居住していた場合に必要 |
| 認証翻訳 | 英語またはウェールズ語以外の書類を提出する場合に必要 |
日本に居住している日本国籍の方は、通常TB検査が不要なケースが多いですが、過去の居住国がリスト対象だと必要になります。GOV.UKのTB検査ページで必ず確認してください。
イギリスYMSビザの申請方法
YMSビザは、GOV.UKからオンラインで申請します。申請の流れは以下の通りです。
1. 申請条件を確認する
まずは、年齢、国籍、資金証明、過去のYMS利用歴などの条件を確認します。
日本国籍の方は抽選に参加する必要はありませんが、年間枠は設定されています。申請を考えている方は、渡航時期が決まり次第、早めに準備を始めるのがおすすめです。
2. 必要書類を準備する
パスポート、資金証明書類、必要に応じて翻訳書類やTB検査証明書を準備します。
資金証明は28日間の保持条件があるため、申請日から逆算して準備することが大切です。
3. GOV.UKでオンライン申請を開始する
GOV.UKのYMSビザ申請ページから、オンライン申請フォームに入力します。
申請フォームでは、個人情報、パスポート情報、渡航予定、過去の渡航歴、資金に関する情報などを入力します。
4. 申請料とIHSを支払う
オンライン申請の途中で、ビザ申請料とIHSを支払います。
支払い後は、申請内容の修正が難しくなることがあります。氏名、パスポート番号、生年月日、渡航予定日などは、支払い前に必ず確認しましょう。
5. 本人確認を行う
申請者のパスポートや申請内容によって、本人確認の方法が異なります。
- 「UK Immigration: ID Check」アプリで本人確認を行う
- ビザ申請センターで指紋・顔写真などのバイオメトリクスを登録する
どちらの方法になるかは、オンライン申請を進める中で案内されます。ビザ申請センターでの手続きが必要な場合は、VFS Globalの案内に従って予約を行います。
6. 審査結果を待つ
オンライン申請、本人確認、必要書類の提出が完了すると、通常は3週間以内に審査結果が通知されます。
渡航日が近い場合でも、審査や予約状況によって時間がかかることがあります。航空券や滞在先の手配は、ビザ発給のタイミングを考慮して進めましょう。
7. eVisaを確認する
2026年現在、イギリスはデジタル移民ステータスへの移行を進めています。ビザが許可された場合、渡航前にUKVIアカウントにサインインし、eVisaの内容を確認する必要があります。
eVisaでは、氏名、生年月日、ビザの種類、有効期間、就労条件などを確認できます。内容に誤りがある場合は、渡航前に対応しましょう。
申請時期の目安
YMSビザは、渡航予定日の6か月前から申請できます。
たとえば、9月にイギリスへ渡航したい場合は、3月頃から申請できるイメージです。
ただし、資金証明の準備、必要書類の取得、ビザ申請センターの予約、審査期間などを考えると、渡航予定日の3〜4か月前には本格的に準備を始めると安心です。
YMSで語学学校に通うことはできる?
YMSビザでは、イギリス滞在中に語学学校などで学ぶこともできます。
英語力に不安がある方や、現地で仕事を探す前に英語に慣れておきたい方は、渡航後すぐに語学学校へ通うプランもおすすめです。
語学学校に通うメリットは以下の通りです。
- 生活に必要な英語を身につけやすい
- 履歴書や面接で使う英語を準備できる
- 現地の友人や情報交換できる仲間を作りやすい
- 到着後すぐの生活リズムを整えやすい
YMSは自由度の高いビザですが、仕事探しや住まい探しをすべて自分で進める必要があります。最初の数週間〜数か月だけ語学学校に通うことで、イギリス生活を始めやすくなる方も多いです。
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イギリスYMS申請でよくある注意点
資金証明の日数を間違えない
資金証明は、£2,530以上を28日間連続で保持している必要があります。さらに、その28日目が申請日から31日以内でなければなりません。
「申請日に残高があればよい」というわけではないため、申請予定日から逆算して準備しましょう。
パスポート情報の入力ミスに注意する
オンライン申請では、パスポート番号、氏名、生年月日などを正確に入力する必要があります。
スペルミスや番号の入力間違いがあると、申請後の修正に時間がかかる場合があります。
ビザ許可前に航空券を確定しすぎない
審査は通常3週間以内とされていますが、追加確認や混雑状況により時間がかかる可能性があります。
航空券や滞在先を手配する場合は、変更条件やキャンセル条件も確認しておきましょう。
eVisaの内容を渡航前に確認する
ビザが許可されたら、UKVIアカウントにログインしてeVisaの内容を確認します。
氏名、パスポート情報、有効期間、ビザの種類などに誤りがないか、渡航前に必ず確認してください。
よくある質問
「短期留学なら学生ビザは必要ない?」「電子渡航認証だけで留学できる国はどこ?」と迷う方は多いのではないでしょうか。留学先によっては、数週間から数カ月程度の短期留学であれば、学生ビザを申請せずに渡航できる場合があります。ただし[…]
公式情報の確認先
YMSビザの条件や費用は変更される可能性があります。申請前には、必ずGOV.UKの公式ページで最新情報を確認してください。
- GOV.UK:Youth Mobility Scheme visa
- GOV.UK:Youth Mobility Scheme visa – Eligibility
- GOV.UK:Youth Mobility Scheme visa – Apply
- GOV.UK:Healthcare surcharge
- GOV.UK:eVisa and UKVI account
まとめ:2026年のイギリスYMSは抽選不要。早めの準備がポイント
2026年現在、日本国籍の方はイギリスYMSビザの抽選に参加する必要がなく、条件を満たしていればオンラインで申請できます。
ただし、資金証明には28日間の保持条件があり、申請料やIHSの支払い、本人確認、eVisaの確認など、準備すべきことは多くあります。
特に、渡航前に語学学校へ通う予定がある方や、現地で仕事探しをスムーズに始めたい方は、ビザ申請だけでなく、学校選び、滞在先、到着後の生活準備もあわせて進めておくと安心です。
イギリスでのワーキングホリデーを計画している方は、渡航時期から逆算して、余裕をもって準備を始めましょう。
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イギリスYMS・語学学校の準備を相談できます
YMSで渡航する方も、語学学校の手配や滞在先、渡航前の準備について相談できます。まだ学校や都市が決まっていなくても大丈夫です。
