【2026年】オーストラリア学生ビザの申請方法|費用・必要書類・GS要件・資金証明

オーストラリア の学生ビザ申請

この記事では、オーストラリアの学生ビザ(Student visa:Subclass 500)の申請方法について、2026年時点の最新情報をもとに説明します。

オーストラリアで3ヶ月を超えて就学する場合は、原則として学生ビザの取得が必要です。学生ビザを申請するには、学校から発行される入学許可書(CoE:Confirmation of Enrolment)、留学生保険(OSHC)、GS(Genuine Student)要件、資金証明などの条件を満たす必要があります。

なお、ビザの申請条件・料金・必要書類・審査方針は変更されることがあります。実際に申請する際は、必ずオーストラリア内務省(Department of Home Affairs)の公式情報を確認してください。

  • 2026年時点のオーストラリア学生ビザの基本情報
  • 学生ビザ申請の流れと必要書類
  • 申請料金・資金証明・OSHC・英語条件のポイント
  • GS(Genuine Student)要件で注意したいこと

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オーストラリア学生ビザの2026年最新情報

2026年7月時点で、オーストラリア学生ビザを申請する際に特に確認しておきたいポイントは以下の通りです。

項目2026年時点のポイント
ビザの種類Student visa(Subclass 500)
申請料金専門学校・大学・大学院:AU$2,500
語学学校・学位取得のないプログラム:AU$2,050
資金証明の生活費目安12ヶ月分の生活費として少なくともAUD29,710
GS要件GTEに代わり、GS(Genuine Student)要件が適用
英語テスト2025年8月7日以降、学生ビザで利用できる英語テストが9種類に拡大
就労条件原則として授業期間中は48時間/2週間まで。休暇中は制限なし
オーストラリア国内申請保持しているビザの種類によっては、オーストラリア国内から学生ビザを申請できない場合あり

特に、申請料金・資金証明額・英語条件・ビザ審査の優先制度は変更が入りやすい部分です。申請直前に必ず最新情報を確認しましょう。

オーストラリア学生ビザとは?

オーストラリア学生ビザ(Student visa:Subclass 500)は、オーストラリアの教育機関でフルタイムのコースを受講するためのビザです。

対象となる主なコースには、以下のようなものがあります。

  • 語学学校(ELICOS)
  • 専門学校・TAFE・VETコース
  • ファウンデーション・パスウェイコース
  • 大学・大学院
  • 小学校・中学校・高校
  • 交換留学・Study Abroadプログラム
  • 大学院リサーチコース

学生ビザでは、コース期間に応じてオーストラリアに滞在することができ、条件を満たす家族を申請に含めることも可能です。また、授業期間中は原則として48時間/2週間まで働くことができます。

学生ビザが必要になるケース

日本国籍の方がオーストラリアで短期の語学研修や観光をする場合、3ヶ月以内であればETAなどで渡航できるケースがあります。ただし、3ヶ月を超えて就学する場合は、通常、学生ビザの取得が必要です。

留学期間・目的一般的に必要なビザ
3ヶ月以内の観光・短期就学ETAなど
3ヶ月を超える語学留学学生ビザ(Subclass 500)
専門学校・大学・大学院への進学学生ビザ(Subclass 500)
ワーキングホリデー中の短期就学ワーキングホリデービザの条件内で就学可能

なお、ETAやVisitorビザ、Temporary Graduateビザなど、保持しているビザの種類によっては、オーストラリア国内から学生ビザを申請できない場合があります。国内申請を予定している方は、現在のビザ条件を必ず確認してください。

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オーストラリア学生ビザの主な申請条件

学生ビザを申請するには、主に以下の条件を満たす必要があります。

  • オーストラリアのCRICOS登録校に入学し、CoEを取得していること
  • 留学期間をカバーするOSHCに加入していること
  • GS(Genuine Student)要件を満たしていること
  • 学費・生活費・渡航費などを支払える十分な資金があること
  • 必要に応じて英語力を証明できること
  • 健康面・人物面の条件を満たしていること
  • 18歳未満の場合、適切な滞在・保護者手配をしていること

必要書類は、国籍、申請する学校、コースの種類、申請者の状況によって異なります。オーストラリア内務省のDocument Checklist Toolで、申請前に必要書類を確認することが大切です。

オーストラリア学生ビザの申請方法

オーストラリア学生ビザは、基本的にオンラインで申請します。申請は、オーストラリア内務省のImmiAccountを使って行います。

手順1:学校に申し込む

まずは、オーストラリアの学校に申し込みます。コース、期間、開始日、滞在方法、費用などを確認し、学校からLetter of Offer(入学許可・契約書類)を受け取ります。

Letter of Offerには、コース内容、入学条件、支払いが必要な費用、キャンセル・返金規定などが記載されています。内容をよく確認してから受諾しましょう。

手順2:学費の一部を支払い、CoEを取得する

学校の入学条件を満たし、必要な費用を支払うと、CoE(Confirmation of Enrolment)が発行されます。

CoEは、学生ビザ申請に必要な重要書類です。オーストラリア政府に対して「申請者が正式にコースへ登録されていること」を示す書類になります。

手順3:OSHCに加入する

学生ビザ申請者は、滞在期間をカバーするOSHC(Overseas Student Health Cover)に加入する必要があります。

OSHCは、オーストラリア滞在中の医療費や病院費用、処方薬、救急搬送などをカバーする留学生向けの健康保険です。学校が手配する場合と、自分で保険会社を選んで加入する場合があります。

手順4:必要書類を準備する

学生ビザ申請で一般的に準備する書類は以下の通りです。

  • パスポート
  • CoE(Confirmation of Enrolment)
  • OSHC加入情報
  • GS要件を裏付ける書類
  • 資金証明書類(必要な場合)
  • 英語力証明(必要な場合)
  • 最終学歴の証明書・成績証明書
  • 職歴がある場合は在職証明書・職務経歴書など
  • 18歳未満の場合は保護者同意書や滞在・福祉手配に関する書類
  • 家族を含める場合は婚姻証明・出生証明などの関係証明

日本国籍の場合、申請時点で資金証明や英語力証明の提出が不要と表示されるケースもあります。ただし、審査中に追加提出を求められることがあります。提出を求められてから慌てないよう、事前に準備しておくと安心です。

手順5:ImmiAccountを作成する

オーストラリア内務省のオンライン申請システム「ImmiAccount」を作成します。

ImmiAccountはこちら

アカウント作成後、ログインして「New Application」から学生ビザ(Student Visa 500)の申請フォームを選択します。

手順6:申請フォームを入力する

申請フォームでは、個人情報、パスポート情報、渡航歴、学歴、職歴、CoE情報、OSHC情報、家族情報、健康・犯罪歴に関する質問などを入力します。

また、GS(Genuine Student)要件に関する質問にも英語で回答します。回答内容と提出書類に矛盾がないように注意しましょう。

手順7:必要書類をアップロードする

申請フォームの入力後、必要書類をImmiAccountにアップロードします。

書類は、読みやすいカラーコピーまたはスキャンデータで準備しましょう。内容が不鮮明な書類、翻訳が必要なのに翻訳が添付されていない書類、古い残高証明などは、審査遅延や追加書類依頼の原因になります。

手順8:申請料金を支払う

必要事項の入力と書類のアップロードが完了したら、申請料金を支払います。

2026年時点の学生ビザ申請料金は、主申請者でAUD2,000〜です。家族を含める場合や、オーストラリア国内で2回目以降の一部の一時ビザ申請に該当する場合は、追加料金がかかることがあります。

支払い方法によっては、カード手数料や決済手数料が別途かかります。申請前に、カードの利用限度額や本人認証サービス(3Dセキュア)も確認しておきましょう。

手順9:健康診断・追加書類に対応する

申請内容によっては、健康診断、バイオメトリクス、追加書類の提出を求められることがあります。

健康診断が必要になった場合は、オーストラリア政府指定の病院・クリニックで受診します。ImmiAccountに表示される案内に従い、指定された期限内に対応しましょう。

手順10:ビザ結果を確認する

学生ビザの審査結果は、通常、メールまたはImmiAccountで確認できます。ビザが許可されると、Visa Grant Notification Letter(ビザ許可通知レター)が発行されます。

許可通知には、ビザ番号、滞在可能期間、入国条件、就労条件、守るべきビザ条件などが記載されています。渡航前に必ず内容を確認し、PDFを保存しておきましょう。

ビザの条件や有効性は、VEVO(Visa Entitlement Verification Online)でも確認できます。

VEVOはこちら

学生ビザ申請料金

2026年7月1日以降、オーストラリア学生ビザの主な申請料金は以下の通りとなります。

項目料金の目安
学生ビザ主申請者専門学校・大学・大学院:AU$2,500
語学学校・学位取得のないプログラム:AU$2,050
家族を含める場合追加申請料金が必要
オーストラリア国内で2回目以降の一時ビザ申請に該当する場合Subsequent Temporary Application Chargeが追加される場合あり
支払い手数料クレジットカード・PayPal等の決済手数料が別途かかる場合あり

ビザ申請料金は、申請を提出した時点の料金が適用されます。料金は毎年変更される可能性があるため、申請直前にオーストラリア内務省のVisa Pricing Estimatorまたは最新の料金表を確認してください。

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資金証明はいくら必要?

学生ビザでは、学費、生活費、渡航費、OSHCなどを支払える十分な資金があることを示す必要があります。

2026年時点で、学生本人の12ヶ月分の生活費目安は少なくともAUD29,710です。これに加えて、以下の費用を考慮します。

  • 12ヶ月分の学費、またはコース期間が12ヶ月未満の場合は全期間の学費
  • 生活費:学生本人は12ヶ月分で少なくともAUD29,710
  • 日本からオーストラリアまでの渡航費
  • OSHCの保険料
  • 家族を同伴する場合は、家族分の生活費・学費・渡航費など

申請時点で資金証明の提出が不要と表示される場合でも、審査中に提出を求められることがあります。残高証明、収入証明、奨学金証明、教育ローン証明など、資金の出所や継続性を説明できる書類を準備しておきましょう。

GS(Genuine Student)要件とは?

GS(Genuine Student)要件とは、申請者が「オーストラリアで学ぶことを主な目的としている真正な学生であるか」を確認するための要件です。

以前はGTE(Genuine Temporary Entrant)要件が使われていましたが、2024年3月23日以降の学生ビザ申請ではGS要件が適用されています。

申請フォームでは、主に以下のような内容について英語で回答します。

  • 現在の状況:家族、地域社会、雇用、経済状況など
  • なぜそのコースを選んだのか
  • なぜその学校を選んだのか
  • オーストラリアで学ぶ理由
  • コース修了後にどのようなメリットがあるのか
  • 過去にオーストラリアで学んだことがある場合、その履歴
  • 学生ビザ以外のビザから申請する場合、その理由
  • その他、説明しておきたい関連情報

GSの回答は、各質問につき最大150語までです。回答は英語で作成し、内容を裏付ける証拠書類をImmiAccountに添付します。

たとえば、学歴、職歴、現在の仕事、将来のキャリア、留学後の計画、家族・経済的なつながりなどを、提出書類と一貫性のある形で説明することが大切です。

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英語力証明が必要になる場合

学生ビザ申請では、申請者の国籍、学校、コース、過去の学歴などによって、英語力証明の提出が必要になる場合があります。

2025年8月7日以降、学生ビザで認められる英語テストは9種類に拡大されています。主なテストには、IELTS Academic、IELTS General Training、PTE Academic、TOEFL iBT、Cambridge C1 Advanced、OETなどがあります。

ただし、完全オンライン形式や自宅受験型のテストは、オーストラリアのビザ申請では認められない場合があります。英語テストを受ける前に、必ずオーストラリア内務省が指定する最新のテスト形式と必要スコアを確認してください。

健康診断について

学生ビザ申請では、申請内容や過去の滞在歴、健康状態、就学内容によって、健康診断が必要になる場合があります。

健康診断が必要な場合は、ImmiAccount上に案内が表示されます。指定された病院・クリニックで受診し、結果は通常、指定医からオーストラリア内務省へ直接送信されます。

医療・看護・保育・介護など、特定分野で実習や就労を予定している場合は、追加の健康確認が必要になることがあります。該当する可能性がある方は、早めに確認しておきましょう。

18歳未満の学生が申請する場合

18歳未満の学生がオーストラリア学生ビザを申請する場合は、通常の必要書類に加えて、保護者の同意や滞在中の福祉手配(Welfare Arrangements)に関する書類が必要です。

学校が滞在先やガーディアン手配を承認する場合は、CAAW(Confirmation of Appropriate Accommodation and Welfare)が発行されます。学生は、CAAWで認められた開始日より前にオーストラリアへ入国することはできません。

学生ビザの審査期間

学生ビザの審査期間は、申請者の状況、学校・コース、申請時期、必要書類の completeness、健康診断や追加書類の有無、ビザ処理の優先制度などによって変わります。

オーストラリア内務省は、ビザ処理時間の目安を定期的に更新しています。申請前には、必ず最新のGlobal visa processing timesを確認し、コース開始日に間に合うよう余裕をもって申請しましょう。

特に2026年は、NPL(National Planning Level)に基づくビザ処理優先制度が案内されています。NPLは学生数の上限ではなく、学生ビザ申請の処理優先度に関係する制度です。申請自体は可能ですが、学校やコースの状況によって処理スピードに差が出る場合があります。

学生ビザ申請でよくある注意点

  • CoEが発行される前に学生ビザ申請はできません
  • OSHCの加入期間が留学期間をカバーしているか確認しましょう
  • GSの回答と提出書類に矛盾がないようにしましょう
  • 資金証明が不要と表示されても、後から求められる可能性があります
  • 英語テストは、認められるテスト形式・受験日・スコアを確認してから受けましょう
  • 申請後もImmiAccountのメッセージを定期的に確認しましょう
  • ビザ許可後は、Visa Grant Notification LetterとVEVOで条件を確認しましょう

学生ビザ許可後に確認すること

学生ビザが許可されたら、Visa Grant Notification Letterの内容を確認します。特に以下の項目は必ず確認しましょう。

  • ビザの有効期限
  • 入国可能日
  • 就労条件
  • 就学条件
  • OSHC維持義務
  • 住所通知義務
  • その他のビザ条件

学生ビザでは、学校に在籍し、出席率や成績などのコース要件を満たし、滞在期間中は適切な健康保険を維持する必要があります。住所が変わった場合は、通常、学校へ期限内に通知する必要があります。

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よくある質問

オーストラリア学生ビザの申請料金はいくらですか?
2026年7月1日以降、学生ビザ申請料金は専門学校・大学・大学院の場合はAU$2,500、語学学校・学位取得のないプログラムの場合はAU$2,050となります。また、家族を含める場合や、オーストラリア国内での追加申請に該当する場合は、別途追加料金がかかることがあります。申請直前に必ず公式の料金表を確認してください。
学生ビザ申請には資金証明が必ず必要ですか?
申請者の国籍、学校、コースなどによって、申請時点で資金証明の提出が必要かどうかは異なります。ただし、申請時に不要と表示されても、審査中に提出を求められる場合があります。必要額を証明できる書類は事前に準備しておくことをおすすめします。
GS要件の回答は日本語で書いてもいいですか?
いいえ。GS要件に関する回答は英語で入力します。各回答には文字数ではなく語数の上限があり、通常は1問あたり最大150語です。回答内容を裏付ける証拠書類も重要です。
学生ビザでアルバイトはできますか?
はい。学生ビザでは、原則として授業期間中は48時間/2週間まで働くことができます。学校の休暇期間中は制限なく働ける場合があります。大学院リサーチや博士課程など、一部の学生は異なる条件が適用されることがあります。
オーストラリア国内から学生ビザを申請できますか?
保持しているビザの種類によって異なります。Visitorビザ、Temporary Graduateビザ、Maritime Crewビザなど、一部のビザ保持者はオーストラリア国内から学生ビザを申請できません。一方、現在学生ビザを保持していて追加の就学が必要な場合などは、国内で申請できるケースがあります。
学生ビザの結果はどのように届きますか?
通常、メールまたはImmiAccountで通知されます。ビザが許可されるとVisa Grant Notification Letterが発行されます。ビザの条件はVEVOでも確認できます。

まとめ

オーストラリア学生ビザは、学校選び、CoE取得、OSHC加入、GS要件、資金証明、英語条件など、確認すべきポイントが多いビザです。

2026年7月1日以降、ビザ申請料金は専門学校・大学・大学院がAU$2,500、語学学校・学位取得のないプログラムはAU$2,050に値上げされ、生活費の資金証明目安もAUD29,710に引き上げられています。また、英語テストの選択肢が増えた一方で、完全オンライン形式のテストは認められないなど、細かなルールにも注意が必要です。

ビザ申請で不安がある方は、学校の申し込みとあわせて早めに準備を始めることをおすすめします。

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