語学留学を考えるときに、まず気になるのが「どれくらいお金がかかるの?」という留学費用ですね。
でも、いざ語学学校の料金表を見てみると、全部英語で書かれていて、「この項目って自分に必要なのかな?」「結局いくらになるの?」と迷ってしまう方も多いと思います。
そんなときのために、この記事では語学学校の料金表に載っている主な項目と、その計算の仕方をわかりやすくまとめました。これを読めば、自分で必要な費用をチェックして、合計金額を計算できるようになりますよ。
語学学校の料金の項目
①学校申込金
Application Fee/Registration Fee/Enorllment Fee
学校に申し込むときに必ず発生する料金です。たとえ後でキャンセルした場合でも支払いが必要で、返金もされません。
②授業料
Tuition
授業料は基本的に「1週間あたりの料金 × 受講する週数」で計算されます。また、多くの学校では、申込む期間が長くなるほど1週間あたりの授業料が割安になるように設定されています。
③教材費
Materials Fee / Copy Fee / Textbook
教材費は学校ごとに異なります。1週間ごとに料金が設定されている場合もあれば、受講期間に応じて一括で決まる場合、さらには授業料に含まれている場合もあります。
また、テキストについては、現地で受けるプレースメントテストの結果に応じて購入するケースと、学校から貸与されるケースがあります。貸与の場合はデポジット(保証金)を支払い、きれいな状態で返却すれば返金されることが多いです。
④滞在費
Accommodation Fee/Housing Fee
ホームステイや民間レジデンスの滞在費は、週単位または月単位で設定されていることが一般的です。一方、学生寮の場合は、学期単位や年間を通しての契約となるケースがあります。
Single/Twin/Dorm/Shared/Studio
部屋の種類にはいくつかあります。
– Single:1人部屋
– Twin:2人部屋
– Dorm:二段ベッドが複数あるような相部屋
– Shared:相部屋
– Studio:キッチンやバスルーム付きの部屋
例えば「Single Room / Shared Bath」と記載がある場合は、自分の部屋は1人部屋ですが、バスルームは他の学生と共有になります。
また、2人部屋(Twin)の場合は、友達と一緒に申し込んだ場合のみ利用できるケースもあります。
Meals/Full Borad/Half Borad/B&B
食事プランにはいくつか種類があります。
– Full Board:1日3食付き
– Half Board:朝食と夕食付き
– B&B(Bed & Breakfast):朝食のみ付き
Special Diet
特別な食事を希望する場合に発生する追加料金です。一般的には、宗教上の制限に対応した食事や、ビーガン食などをリクエストする際に必要となります。
⑤滞在先手配料
Accommodation placement Fee/homestay placement Fee
学校にホームステイや民間レジデンス、学生寮の手配を依頼する際にかかる料金です。滞在先を自分で手配する場合は、この費用はかかりません。
⑥空港出迎え料金
Transfer Service/Airport Pick-up
空港出迎えにかかる料金です。通常は、到着時に空港から指定の滞在先までの片道料金となります。
「Airport pick-up + drop-off」と記載されている場合は、到着時だけでなく帰国時の空港までの送迎料金も含まれます。
⑦夏季追加料金
Summer Supplement / Summer Surcharge
夏期に発生する追加料金です。6月下旬から8月頃までの期間に滞在する場合、週単位で課されることがあります。
⑧クリスマス追加料金
Christmas Supplement / Christmas Surcharge
クリスマスの時期にホームステイに滞在する場合に、追加で必要となることがあります。
⑨学生サービス費
Student Service Fee
大学のエクステンションや付属語学学校で学ぶ場合、学期単位で追加料金がかかることがあります。
⑩施設費
Facility Fee / Campus Facility Fee
大学施設使用料です。私立の語学学校が大学やカレッジのキャンパス内にある場合、学生がキャンパス内のスポーツジムなどの施設を利用するために必要となることがあります。
⑪学校指定の保険
Health Insurance / OSHC
通常、私立の語学学校では、日本から海外留学保険に加入することも可能です。ただし、大学のエクステンションや大学キャンパス内にある語学学校などでは、学校指定の保険への加入が義務付けられる場合があります。
また、オーストラリアで学生ビザを取得して留学する場合は、OSHC(Overseas Student Health Cover)と呼ばれる留学生向け健康保険への加入が必須です。授業料などを学校に支払う際に、保険料も一緒に支払うのが一般的です。
その他の費用
上記の他に、必要に応じて、以下のような料金がかかります。
University Placement Service
語学学校の修了後に大学やカレッジへ進学する際に利用する出願サポートの料金です。
Work Placement/Volunteer Placement
語学学校在学中や修了後に、現地で仕事やボランティアをする際に、学校に依頼して職場やボランティア先を紹介してもらうための料金です。
Guardianship Service/Legal Guardianship Fee/Custodianship letter
未成年の学生に必要な後見人費用です。国や年齢によって発生する場合があります。
Courier Fee
国際宅急便の料金です。学生ビザの申請などで、入学許可書などの原本を受け取る必要がある場合にかかります。日本からの留学生の場合は、通常不要です。
Bank Fee
学費を学校に送金する際にかかる銀行手数料です。
外国送金を行うときには、送金手続きをする銀行の手数料に加えて、中継銀行や受取銀行の手数料がかかる場合があります。
送金人負担にしていても、中継銀行を経由した場合、その手数料が差し引かれて学校に届く金額が減ることがあります。
こうした問題を防ぐために、学校によっては請求書にあらかじめ銀行手数料を含まれていることがあります。
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