【2026年】オレゴン州立大学のMECOPとは?有給インターンシップ・参加条件・専攻・OPT注意点

オレゴン州立大学のエンジニアリング学生とMECOP有給インターンシップ

MECOP(Multiple Engineering Cooperative Program)は、オレゴン州の大学と産業界が連携して実施している有給インターンシッププログラムです。

オレゴン州立大学(Oregon State University/OSU)もMECOPの参加大学のひとつで、対象専攻の学生は在学中に、企業での実務経験を積むチャンスがあります。MECOPでは、通常、2回の6カ月間の有給フルタイム・インターンシップに参加し、授業で学んだ知識を実際の産業プロジェクトに活かします。

INTO Oregon State Universityの公式情報では、MECOPはOSUのエンジニアリング学生向けの有給インターンシップとして紹介されており、2回の6カ月インターンシップを通じて、学生として合計40,000〜50,000ドル程度を得られる可能性があると案内されています。

この記事では、2026年時点の公式情報をもとに、オレゴン州立大学のMECOPの仕組み、参加条件、対象専攻、参加企業、留学生が注意したいCPT/OPTのポイントをまとめます。

  • MECOP(Multiple Engineering Cooperative Program)の概要
  • オレゴン州立大学でMECOPに参加できる主な専攻
  • MECOPの参加条件、応募時期、インターンシップ時期
  • 2026年時点の最低時給・参加企業数
  • F-1留学生が注意したいCPT・OPTの確認ポイント

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オレゴン州立大学のように、実務経験やキャリア支援に力を入れている大学もあります。専攻、入学条件、費用、ビザ、卒業後のOPTまで含めて、進学ルートを一緒に整理します。

MECOP(Multiple Engineering Cooperative Program)とは?

MECOPの概要

MECOPは、オレゴン州を中心とした大学と企業が連携して実施している、大学生向けの有給インターンシッププログラムです。正式名称はMultiple Engineering Cooperative Programです。

MECOP公式サイトでは、MECOPは学生に有給インターンシップを通じた実務経験を提供し、大学で学ぶ理論と産業界の現実を結びつけることを目的とした、産業界主導のプログラムとして説明されています。

MECOPの大きな特徴は、単なる短期インターンシップではなく、大学のカリキュラムと連動した形で、6カ月間のフルタイム有給インターンシップを2回行う点です。学生は2つの異なる企業や職場環境で実務を経験し、卒業前に業界理解、職務経験、人脈を得ることができます。

MECOPの主な特長

  • 6カ月間の有給フルタイム・インターンシップを通常2回経験できる
  • 授業で学んだ知識を、実際の企業プロジェクトで活用できる
  • 2つの異なる職場環境、マネジメントスタイル、企業文化を経験できる
  • オレゴン州を中心とするアメリカ北西部の企業とネットワークを作れる
  • インターンシップ先ではメンターがつき、実務経験を積みながら学べる
  • 過去50年で、MECOP卒業生の約70%が最終インターンシップ後に参加企業へ就職したと案内されている
  • 学生の職務評価や企業からのフィードバックが、大学教育の改善にも活かされる

2026年時点の最低時給

MECOP公式サイトでは、インターンシップの最低時給が分野別に設定されています。2026年時点では、次の通りです。

分野最低時給対象分野の例
ビジネス系分野$25.00/時Accounting、Business Analytics、Information Systems、Marketing、Project Management、Supply Chain and Logistics Management
その他の分野$27.00/時Bioengineering、Chemical Engineering、Civil Engineering、Computer Engineering、Computer Science、Electrical Engineering、Environmental Engineering、Mechanical Engineeringなど

企業によって給与は異なり、2回目のインターンに対してより高い時給を支払う企業もあります。INTO OSUの公式情報では、MECOPを通じて学生が合計40,000〜50,000ドル程度を得られる可能性があると紹介されています。

注意:インターンシップ収入は、参加時期、企業、専攻、時給、勤務期間、税金、生活費などによって異なります。必ずしも全員が同じ金額を得られるわけではありません。

MECOPのメリット

MECOPに参加することで、学生は次のようなメリットを得られます。

  • 卒業前に実際の職場でフルタイムの就業経験を積める
  • 有給インターンシップの収入を、学費や生活費の一部に充てられる
  • 2つの異なる企業で実務を経験できる
  • 授業で学んだ理論を、実際のプロジェクトで確認できる
  • 業界、企業、職種への理解が深まる
  • 自分の強み、適性、将来のキャリア方向性を見つけやすくなる
  • 企業のメンターや専門家とつながりを作れる
  • インターンシップ後の学習意欲が高まりやすい
  • 就職活動でアピールできる実務経験を得られる

オレゴン州立大学のキャンパス

MECOPの参加条件

主な参加資格

MECOPに応募するには、参加大学で対象専攻に在籍し、大学側のアカデミック・スクリーニングを通過する必要があります。MECOP公式サイトでは、主に次の条件が示されています。

  • MECOP参加大学に在籍している、または編入予定であること
  • 対象専攻に在籍していること
  • 累積GPAが2.5を超えていること
  • 翌年度の秋学期までに、専攻分野のupper division courseを履修できる状態であること
  • 最初のインターンシップ前までに、専攻ごとの必要科目を修了できる見込みがあること
  • 2回の6カ月インターンシップを行い、卒業前に大学へ戻って少なくとも1学期間履修できるだけの科目が残っていること
  • MECOPの参加同意書類に同意できること

パイロット分野の場合は、原則として1回のインターンシップのみが必須となり、卒業までの時間に余裕があれば2回目に参加できる場合があります。

参加大学

2026年時点で、MECOP公式サイトに掲載されている参加大学は次の4校です。

  • Oregon State University
  • Oregon Tech
  • Portland State University
  • University of Portland

参加企業

2026年時点で、MECOP公式サイトには128 Active Industry Membersが掲載されています。参加企業には、製造、半導体、IT、建設、土木インフラ、ヘルスケア、公共機関など、さまざまな分野の企業・団体が含まれています。

主な参加企業・団体の例として、Boeing、Cisco Systems、Daimler Trucks N.A.、Epson Portland、Garmin AT、Genentech、HP、Intel Corporation、Lam Research、Portland General Electric、Siemens EDA、Tektronix、Thermo Fisher Scientific、TriMet、Vestas Americasなどが掲載されています。

MECOP参加企業の一覧はこちら>>>

MECOP参加企業の例

MECOPの参加時期と流れ

MECOPは、大学の学年進行にあわせて計画的に参加するプログラムです。一般的には、2年次に応募し、3年次・4年次にインターンシップへ参加し、5年目に残りの授業を履修して卒業する流れになります。

時期主な内容
1年次Lower division courseworkを履修し、専攻の基礎科目を進める
2年次主に2月〜3月頃にMECOPへ応募。大学による学業面の確認と企業代表による面接選考を受ける
3年次Upper division courseworkを開始。セミナー、Company Expo、面接を経て、1回目のインターンシップへ参加
4年次再びCompany Expoと面接を経て、2回目のインターンシップへ参加
5年目大学へ戻り、残りのupper division courseworkを履修して卒業を目指す

MECOPのインターンシップはフルタイムの仕事として行われるため、通常はインターンシップ期間中に大学の授業を同時に履修することは想定されていません。学位取得までのスケジュールは、専攻や履修状況によって異なるため、大学アドバイザーと相談しながら計画を立てる必要があります。

2026年・2027年の応募時期の目安

MECOP公式カレンダーでは、2026年春選考は2026年2月16日に申請開始、2026年4月5日に締切、2026年4月23日に学生向け選考概要が実施されました。次回の春選考は、2027年2月14日に申請開始、2027年4月4日に締切予定と案内されています。

注意:応募日程は年度によって変わります。MECOPに応募する場合は、必ずMECOP公式カレンダーと大学アドバイザーの案内を確認してください。

MECOP参加スケジュールの例

オレゴン州立大学でMECOPに参加できる主な専攻

2026年時点のMECOP公式情報では、Oregon State Universityの対象専攻として、エンジニアリング系、コンピューターサイエンス系、ビジネス系などが掲載されています。

分野OSUで対象となる主な専攻
製造・機械・バイオ系Bioengineering、Chemical Engineering、Industrial Engineering、Mechanical Engineering
電子・ソフトウェア系Computer Engineering、Computer Science、Electrical Engineering
土木・環境系Civil Engineering、Environmental Engineering、Surveying
ビジネス系Accounting、Business Analytics、Information Systems、Marketing、Project Management、Supply Chain and Logistics Management

対象専攻やパイロット扱いの有無は変更される可能性があります。MECOP参加を前提に専攻を選ぶ場合は、MECOP公式サイトのParticipating Student Disciplinesと、OSUのアカデミックアドバイザーに最新状況を確認してください。

F-1留学生がMECOPで注意したいCPT・OPTのポイント

MECOPは有給フルタイム・インターンシップを含むため、F-1ビザの留学生は、参加前に必ずOSUのOffice of International Services(OIS)に確認する必要があります。

OSUのOISでは、F-1学生が学位修了前に学外で就労する場合、Curricular Practical Training(CPT)の認可を受ける必要があると案内しています。また、OPTは学位修了後にUSCISから認可を受ける実務経験制度で、STEM専攻の場合はSTEM OPT延長の対象になる場合があります。

一方で、米国政府のStudy in the Statesでは、1年のフルタイムCPTを利用するとOPTの資格を失うと説明されています。MECOPは通常2回の6カ月インターンシップを含むため、F-1留学生は「CPT期間がOPT資格に影響しないか」を必ず確認してください。

重要:元記事では「MECOPに参加しても卒業後のOPTに影響はない」と記載していましたが、2026年版ではこの表現は使用しません。F-1留学生の場合、CPTの期間・種類・専攻・履修計画によってOPT資格に影響する可能性があります。MECOP参加前に、必ずOSUのOffice of International Servicesとアカデミックアドバイザーに確認してください。

オレゴン州立大学(Oregon State University)の概要

Oregon State University(OSU)は、オレゴン州コーバリスにメインキャンパスを持つ州立大学です。OSU公式サイトでは、全米50州および100カ国以上から学生が集まり、11のカレッジ、ほぼ200の学位プログラムを提供していると案内されています。

また、OSUはアメリカ国内でも数少ない、land-grant、sea-grant、space-grant、sun-grantの指定を受けている大学のひとつです。研究活動にも力を入れており、オレゴン州の公立大学の中で最も多い研究資金を獲得していると紹介されています。

項目内容
大学名Oregon State University
メインキャンパスCorvallis, Oregon
学生数約38,000人以上
国籍100カ国以上から学生が在籍
カレッジ数11
学位プログラム約200
特徴研究、エンジニアリング、環境、農学、海洋学、オンライン教育、キャリア支援などに強み

INTO Oregon State UniversityとOSUキャンパス

INTO Oregon State University(INTO OSU)について

INTO Oregon State Universityは、オレゴン州立大学のキャンパス内で、留学生向けの進学準備やサポートを提供しているプログラムです。

OSUの公式カタログでは、INTO OSUを通じて、International Direct、International Year One、Undergraduate Transfer Program、Graduate Pathway、Academic English、Study Abroad with Englishなどのプログラムが案内されています。

大学入学条件を満たしている場合は、International DirectとしてOSUへ直接入学することも可能です。一方、英語力や成績が直接入学条件に届かない場合は、International Year OneやGraduate Pathwayを経由して、英語・アカデミックスキルを伸ばしながら学位取得を目指すルートがあります。

  • International Direct:直接入学条件を満たす留学生向けのサポート付き入学ルート
  • International Year One:直接入学条件に届かない学部希望者向けの1年次パスウェイ
  • Undergraduate Transfer Program:編入希望者向けの準備プログラム
  • Graduate Pathway:大学院進学希望者向けのパスウェイ
  • Academic English:大学進学に必要な英語・アカデミックスキルを伸ばすプログラム
  • Study Abroad with English:英語学習とOSU学部科目の履修を組み合わせる短期留学プログラム

INTO Oregon State University(INTOオレゴン州立大学)の詳細はこちら>>>

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INTO OSUからオレゴン州立大学進学を目指す方へ

英語力や成績に合わせて、直接入学、International Year One、Academic Englishなどのルートを確認できます。希望専攻やMECOP参加の可能性も含めてご相談ください。

MECOPを目指す留学生が早めに確認したいこと

MECOPは魅力的なプログラムですが、誰でも必ず参加できるわけではありません。特に留学生は、入学ルート、専攻選び、GPA、履修計画、F-1ビザ上の就労許可を早い段階から確認する必要があります。

  • MECOP対象専攻に進学できるか
  • 希望専攻でMECOPが利用できるか
  • GPA 2.5超を維持できるか
  • 2年次に応募できる履修スケジュールを組めるか
  • upper division courseworkに進める時期
  • 6カ月×2回のインターンシップを組み込んだ卒業計画
  • F-1ビザのCPT認可が必要か
  • CPT期間が卒業後のOPT資格に影響しないか
  • インターンシップ期間中の住居・生活費・移動手段

公式情報リンク

MECOPの参加条件、対象専攻、応募時期、参加企業、ビザ・就労許可の取り扱いは変更される可能性があります。必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

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MECOP・OSU進学のよくある質問

MECOPは留学生も参加できますか?
対象専攻に在籍し、MECOPの参加条件を満たせば、留学生も参加を検討できます。ただし、F-1ビザの留学生が有給インターンシップに参加する場合は、CPTなどの就労許可が必要になる可能性があります。参加前に必ずOSUのOffice of International Servicesとアカデミックアドバイザーに確認してください。
MECOPに参加すれば必ずインターンシップ先が決まりますか?
MECOPでは、企業説明会や面接を通じて学生と企業のマッチングが行われます。プログラムの目標は学生を企業へ配置することですが、参加には学業面の審査、面接、企業側の受け入れ状況などが関係します。必ずしも希望する企業や職種に配属されるとは限りません。
MECOPに参加すると卒業が遅れますか?
MECOPは通常、大学の履修計画に組み込む形で参加しますが、2回の6カ月フルタイムインターンシップを行うため、5年程度で卒業するモデルが案内されています。専攻や履修状況によって異なるため、早い段階でアドバイザーと卒業計画を確認することが重要です。
MECOPのインターンシップ中に授業も受けられますか?
MECOPのインターンシップはフルタイムの仕事として行われるため、通常はインターンシップ期間中に大学の授業を同時に受けることは想定されていません。履修計画は専攻アドバイザーと相談して決める必要があります。
MECOPに参加するとOPTは使えなくなりますか?
F-1留学生の場合、CPTの利用期間がOPT資格に影響する可能性があります。米国政府のStudy in the Statesでは、1年のフルタイムCPTを利用するとOPT資格を失うと案内されています。MECOPは通常2回の6カ月インターンシップを含むため、参加前に必ずOSUのOffice of International Servicesへ確認してください。
MECOPでどのくらい収入を得られますか?
MECOP公式サイトでは、2026年時点でビジネス系分野の最低時給は$25、その他分野は$27と案内されています。INTO OSUの公式情報では、2回の6カ月インターンシップを通じて、合計40,000〜50,000ドル程度を得られる可能性があると紹介されています。ただし、実際の収入は企業、時給、勤務期間、税金などによって変わります。
MECOPに参加できる専攻はエンジニアリングだけですか?
エンジニアリング系が中心ですが、2026年時点ではAccounting、Business Analytics、Information Systems、Marketing、Project Management、Supply Chain and Logistics Managementなど、一部のビジネス系分野も対象に含まれています。対象専攻は大学や年度によって変わるため、公式のParticipating Student Disciplinesで確認しましょう。
INTO OSUから進学してもMECOPを目指せますか?
INTO OSUのパスウェイやInternational Directを経由してOSUの対象専攻に進み、MECOPの参加条件を満たせば、MECOPを目指せる可能性があります。ただし、GPA、必要科目、応募時期、upper division courseworkへの進級状況などが関係するため、入学後早めにアカデミックアドバイザーへ相談することが大切です。

まとめ:MECOPはOSU進学の大きな魅力。ただし早めの計画が重要

MECOPは、オレゴン州立大学でエンジニアリング、コンピューターサイエンス、ビジネス系分野を学ぶ学生にとって、非常に魅力的な有給インターンシップ制度です。

2回の6カ月インターンシップを通じて、実務経験、業界理解、人脈、収入を得られる可能性があり、卒業後のキャリア形成にも大きなメリットがあります。

一方で、MECOPは選考制のプログラムであり、対象専攻、GPA、履修計画、応募時期、インターンシップ期間、F-1ビザのCPT/OPTなど、事前に確認すべき点が多くあります。特に留学生は、MECOP参加が卒業後のOPT資格にどう影響するかを、必ずOSUのOffice of International Servicesに確認することが重要です。

オレゴン州立大学やINTO OSUへの進学を検討している方は、専攻選びの段階からMECOPの可能性を意識して、早めに進学ルートを計画しましょう。

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