【2026年】第6回 到着後にすること

留学準備ガイド|第6回

留学先に到着したら、まずは安全確認、滞在先への到着連絡、学校初日の準備、通信・交通・生活用品のセットアップを進めます。長期留学の場合は、在留届やビザ条件、現地で必要な登録なども確認しましょう。銀行口座などは、留学期間や生活スタイルに応じて、必要なものから準備していきます。

留学準備ガイド(全6回)

出発前に必ず読んでおきたい6つのステップ

  1. 第1回:留学準備チェックリスト
  2. 第2回:留学成功の秘訣
  3. 第3回:安全な海外留学のために(危機管理)
  4. 第4回:空港・ホームステイでの英会話
  5. 第5回:ホームステイのルール確認の英語表現
  6. 第6回:到着後にすること◀ このページ
  • 留学先到着後、最初の24時間でやること
  • 学校初日までに確認すること
  • スマホ・交通・銀行・生活用品のセットアップ
  • 在留届や各国の到着後手続きの確認ポイント

到着後すぐにすること

タイミングやること確認ポイント
空港到着後入国審査・税関申告パスポート、ビザ、入学許可書、滞在先住所など必要書類をすぐ出せるようにする
空港出発前スマホ通信・送迎確認eSIM・SIM、空港Wi-Fi、送迎スタッフ、タクシーや配車サービスを確認
滞在先到着後到着連絡家族へ無事到着を連絡。学校や留学エージェントから連絡を求められている場合はあわせて連絡
初日〜翌日滞在先ルール確認鍵、食事、シャワー、洗濯、Wi-Fi、門限、緊急時の連絡方法を確認
学校初日前登校準備集合時間、必要書類、持ち物、通学ルート、オリエンテーションを確認
数日以内生活セットアップ交通手段、現地SIM・eSIM、在留届、ビザ条件、必要に応じて銀行口座などを確認

1. 入国審査・税関申告を終えたら

入国審査では、渡航目的、滞在期間、学校名、滞在先住所などを確認されることがあります。税関では、食品、薬、現金、免税範囲を超える物品などを申告する必要がある場合があります。申告が必要か迷うものがある場合は、自己判断せず係員や渡航先政府の案内を確認しましょう。

国によっては、到着前にオンラインで入国・税関申告を行うことができます。カナダでは対象空港でArriveCANのAdvance Declarationを到着72時間前から利用でき、ニュージーランドでは入国するすべての渡航者がNew Zealand Traveller Declaration(NZTD)を提出します。渡航前に、渡航先政府の最新の入国・税関手続きを確認してください。

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2. 家族・学校・滞在先へ到着連絡をする

滞在先に到着したら、まず日本の家族へ無事に到着したことを連絡しましょう。学校や留学エージェントから到着連絡を求められている場合は、あわせて連絡してください。

空港送迎を利用している場合や、到着予定時刻が大幅に変わった場合は、送迎会社や滞在先への連絡も必要です。長距離移動で疲れていても、短いメッセージで構いません。

  • 無事に空港に到着しました。
  • これからホームステイ先へ向かいます。
  • ホームステイ先に無事到着しました。
  • 明日の学校初日の時間を確認しました。

3. スマホ・通信を設定する

到着直後は、連絡・地図・交通・翻訳・学校からの案内などにスマートフォンを使います。eSIMやSIMカードを準備している場合は、空港や滞在先で通信設定を確認しましょう。

  • eSIM・SIMが有効になっているか確認
  • 学校・滞在先・送迎会社の連絡先を登録
  • 地図アプリで学校までのルートを保存
  • 日本のSMS認証が必要なサービスを利用できる状態か確認
  • Wi-Fiパスワードを確認
  • 学校のメール、学生ポータル、学校指定アプリなどにログインできるか確認

4. ホームステイ・学生寮のルールを確認する

滞在先に到着したら、鍵、門限、食事、シャワー、洗濯、Wi-Fi、共有スペースの使い方、緊急時の連絡方法などを確認します。

長時間の移動で疲れている場合は、鍵やWi-Fi、翌朝の食事・外出方法など最低限のことだけ確認し、詳しいルールは翌日に聞いても大丈夫です。

学生寮の場合も、夜間の緊急連絡先、フロントの営業時間、建物への出入り方法などを確認しておきましょう。

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5. 学校初日の準備をする

学校初日は、オリエンテーション、レベルチェックテスト、クラス分け、学生証発行、教材の案内などが行われることがあります。前日までに集合時間と場所を確認し、遅刻しないよう通学ルートを調べておきましょう。

必要なものは学校によって異なりますので、学校から届いている初日の案内を確認してください。

  • パスポート(原本またはコピーなど、学校から指定されたもの)
  • ビザ・eVisaなどの情報
  • 入学許可書・申込確認書
  • 海外留学保険の情報
  • 筆記用具・ノート
  • スマートフォン・充電器
  • 学校の住所、集合時間、担当者名
  • 交通カード・現金・クレジットカードなどの支払い手段

パスポート原本などの重要書類は、学校から持参を求められているか確認し、不要な場合は不用意に持ち歩かないようにしましょう。

6. 在留届・現地登録を確認する

外国に住所または居所を定めて3か月以上滞在する日本人は、旅券法に基づき在留届の提出が必要です。

「オンライン在留届(ORRネット)」を利用すると、日本から海外へ転居する場合は現地到着の90日前から提出できます。出発前に提出した方も、現地住所や電話番号などが確定した場合や、登録内容が変わった場合は情報を更新しましょう。

国やビザの種類によっては、到着後にビザ条件の確認、住所情報の提出、学校へのチェックインなどが必要になる場合があります。学校のオリエンテーションで案内されることも多いため、聞き逃さないようにしましょう。

7. 国別に確認したい到着後のポイント

到着後に確認したいこと
アメリカF-1学生は、入国後にCBPのI-94をオンラインで確認し、氏名、入国日、Class of Admission(F-1)、Admit Until Dateなどに誤りがないか確認しましょう。F-1の在留期限に関する制度変更が予定されているため、特にI-94の在留期限欄を確認してください。
カナダ日本などカナダ国外からStudy Permitを申請した方は、承認時に届くPort of Entry Letter of Introductionを入国時に提示し、到着時にStudy Permitが発行されます。受け取ったら、氏名、有効期限、学校や就労に関する条件などを空港を出る前に確認しましょう。
イギリスビザで留学する方は、UKVIアカウントでeVisaの内容を確認し、氏名、ビザの種類、有効期間、就学・就労条件などに誤りがないか確認しましょう。現在使用しているパスポート情報がUKVIアカウントに正しく登録されていることも確認してください。
オーストラリア学生ビザの種類、有効期間、滞在期間、ビザ条件はVEVOで確認できます。入国時は、Incoming Passenger Cardまたは対象便で利用できるAustralia Travel Declaration(ATD)による申告を行います。申告方法は移行中のため、航空会社やAustralian Border Forceの最新案内を確認してください。学生ビザの場合はOSHCの加入状況や学校からの案内も確認しましょう。
ニュージーランドNew Zealand Traveller Declaration(NZTD)の提出が完了していることを確認し、学生ビザの場合はeVisaで有効期限、就学条件、就労条件などを確認しましょう。現地で働く場合はIRD番号が必要です。銀行口座なども必要に応じて準備します。

これまでF-1学生は、I-94の在留期限欄に「D/S(Duration of Status)」と表示され、学生としての資格を適切に維持している間は、原則として具体的な在留期限日が設定されない仕組みでした。

米国国土安全保障省(DHS)は、このD/S制度を固定された在留期間へ変更する最終規則を2026年7月17日に公表しました。2026年9月2日現在、最終規則の施行日は2026年9月15日とされています。ただし、この規則は議会審査の対象となっており、施行日が変更された場合にはFederal Registerで改めて告知されます。

予定どおり施行された場合、2026年9月15日以降にF-1で新たに入国・再入国する学生は、原則としてForm I-20に記載されたプログラム期間に応じた具体的な在留期限が設定され、通常は最長4年間の範囲でI-94に期限が記録されます。許可された在留期間を超えてアメリカに滞在する必要がある場合は、在留期間延長(Extension of Stay)の手続きが必要になる場合があります。

2026年9月15日時点で、すでにD/Sでアメリカに滞在し、適切にF-1ステータスを維持している学生には移行措置があります。現在のForm I-20に記載されたプログラム終了日などに基づき、一定期間は引き続き滞在が認められます。

F-1で渡航・再入国する方は、入国後に必ずI-94を確認し、在籍校のDSO(留学生担当者)から案内される最新のルールに従ってください。

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8. 生活に必要なものを整える

到着後数日間で、留学生活に必要なものを少しずつ整えていきましょう。初日にすべて準備する必要はありません。

  • 交通カード・定期券・交通アプリ
  • 学校の最寄り駅・バス停、通学ルート
  • 最終電車・最終バスなど、夜遅くなった場合の帰宅方法
  • 日用品、洗剤、文房具など
  • 現地のスーパー・薬局・病院の場所
  • 銀行口座または海外送金方法など、必要なお金の管理方法
  • 学校周辺と滞在先周辺の安全な帰宅ルート

特に通学については、昼間のルートだけでなく、授業や学校行事などで帰宅が遅くなった場合の交通手段も確認しておきましょう。

9. 到着後に無理をしすぎない

到着直後は、時差、長時間移動、英語環境、生活リズムの変化などで、思っている以上に疲れやすくなります。

初日からすべてを完璧にしようとせず、まずは安全に滞在先へ到着し、眠る、食べる、家族に連絡することを優先しましょう。

疲れていると判断力も落ちやすいため、到着初日に無理に観光や買い物へ出かける必要はありません。翌日以降、体調を整えながら少しずつ新しい生活に慣れていきましょう。

よくある質問

到着したら最初に何をすればいいですか?
まずは入国審査・荷物受け取り・税関申告を済ませ、滞在先まで安全に移動します。滞在先に着いたら、日本の家族へ無事到着を連絡しましょう。学校や留学エージェントから到着連絡を求められている場合は、あわせて連絡してください。
在留届は短期留学でも必要ですか?
3か月未満の滞在は、原則として在留届ではなく「たびレジ」を利用します。外国に住所または居所を定めて3か月以上滞在する場合は、旅券法に基づき在留届の提出が必要です。
学校初日に持って行くものは何ですか?
学校から指定されたものを持参してください。一般的には、パスポートまたはそのコピー、ビザ・eVisaの情報、入学許可書、海外留学保険の情報、筆記用具などが必要になることがあります。パスポート原本が必要かコピーでよいかなども、学校からの初日案内を確認しましょう。
到着後にビザやStudy Permitの内容に間違いを見つけたらどうすればいいですか?
国によって手続きが異なります。カナダのStudy Permitなど、空港で紙の許可証を受け取る場合は、できるだけ空港を出る前に内容を確認し、誤りがあれば係官に申し出ましょう。到着後に気づいた場合や、eVisaなどの内容に誤りがある場合は、学校の留学生担当者や各国の移民当局へ早めに確認してください。

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