ニューヨークで英語と音楽・ダンスを学ぶ

留学生の紹介

MHさん

留学期間：2005/11/5 - 2006/2/3

ロケーション：ニューヨーク（アメリカ）

学校：Manhattan Language、Broadway Dance Center、Ballet Arts、Steps、Lammy Music

自己紹介：大学卒業後、専門職の社会人経験を経て、チャンスを狙い、ようやく留学へ。ワーホリも考えましたが、どうせ行くなら自分の好きな事（ダンス・音楽）の学習をしたいとNYを選びました。留学の形（期間やビザなど）はものすごく悩みましたが、今回は海外初一人旅という事もあり、ビザにとらわれず様子見で行ってみようと思い、観光ビザで入国しました。

NYのイタリアンレストランでソロで歌わせてもらったときの写真

2005    準備   1ヶ月目   ダンススクール   ミュージックスクール   2ヶ月目   
2006    3ヶ月目   帰国して

ニューヨーク留学のスタート

一人で飛行機を降り立ち、ドキドキしながら到着したＮＹ。英語だらけの生活の始まりです！

＜ホームステイ＞

ホストマザーと9歳の娘さんの2人暮らしのご家庭へ。ホストマザーはまだ若く、お姉さんのような感じでした。

何年もホームステイ受け入れをしているベテランということもあり、私が気を使わないよう環境に配慮してくれ、プライバシーも尊重してくれました。こまめなあいさつや声かけもしてくれ、私も自分からコミュニケーションを取るように心がけました。

最初は、他人の家に居候するということに不安がありましたが、フレンドリーな方々で分からないことなど丁寧に教えてくれ、このご家庭にステイできたことは本当に感謝です。

ホストマザーは音楽の先生ということで決めたのですが、実は行ってみたら英語の先生でした。ホームステイ会社も意外とあまり把握していません。

芸術には全く疎かったです。NYだからと言って、当然全ての方が芸術に関心がある訳ではないし、特に優れている訳でもありませんね。

面食らったのは「朝食」です。朝食付きのはずなのに、ちっとも呼びに来ない・・・と思いきや、自分達だけ食べて出かけてしまいました。ビックリして尋ねたら、「朝は忙しく準備してる余裕がないから、自分である物何でも好きに食べて」と言われました。マイペースだなーと思いましたが、こちらではよくあることのようで、自分で準備して食べた方が気楽だったので問題ありませんでした。

＜英語学校＞

開校日より1日早く着き、前日に下見に行きました。時間に余裕があるなら、下見はしておいた方が良いと思います。何せ、地下鉄の乗り方や地理に慣れるのに、最初は戸惑ってしまうと思うので。遠ければなおさらです。

私は毎日約40〜50分かけて地下鉄で通いました。地下鉄もつなぎが悪いと時間がすごくかかるのです。ホストファミリーの家は外れにあったので少し不便でした。

Manhattan Language Schoolは、ビザキープのために長期滞在している学生が多かったですが、中には真面目に学習してる学生もいて、安い学費の割りに真面目に勉強できる環境にありました。上のクラスに行くと、語学力の高い学生も多かったです。何ヶ月も毎日真面目に勉強していると伸びが変わってくるようです。

学生は韓国人、日本人、南米人が多く、私のクラスは韓国人ばかりでした。

でも結果的に、語学学校は私には合いませんでした。皆スクールが終わった後も、ずっと外で話をしていたり、連れ立って遊びに行ったり、音楽とダンスの勉強をしたいと思っている私には、どうも馴染めませんでした。同じ興味や目的を持った友人と知り合うこともできませんでした。

先生方も学生もフレンドリーでしたが、結局時間のロスに感じ、実は最後の1週間はほとんど行きませんでした。何せ、たったの3ヶ月滞在ですから！

語学学校は、合う合わないがあると思います。ただ、中には友達をいっぱい作って楽しく過ごしてる学生もいたし、英語がすごく伸びてる学生もいたので、どう活用するかでしょうね。

＜ダンススクール探し＞

タイムリミットがあるので、到着早々、ダンスとミュージックスクール探しを始めました。日本で少し調べて行きましたが、当然現地に行った方がより詳しい情報を得ることができます。

英語と地理が不自由な中、大都会のNYを一人でさまようのは本当に辛いものがありました。「孤独との戦い」です。語学学校のみんなは楽しくいつまでも外でしゃべっているのに、私は一人で何してるんだろうとさえ思いました。でも私の目的はそこじゃない、と自分に何度も言い聞かせ、自分が持ってる最大限の勇気を振り絞って見学に行きました。

言葉やシステムの違いで戸惑いもしましたが、NYに来て１週間ほどで実際にレッスンを受け始めました。

順調なスタートだったと思います。