ロサンゼルス日記―過小評価

卒業生の紹介

広瀬旋さん

期間：2008/06〜

ロケーション：ロサンゼルス（アメリカ）

就職先：ラジオ局

自己紹介：LAで3年間通い続けたCOLLEGEをRADIO PRODUCTIONメジャーで卒業し、現在は自分の夢でもあったアメリカのラジオ局で就職し働いています。
ラジオ局ではミキサーとして働く一方、夜はCLUBのDJとして色々なところでPLAYしています。
次の夢は世界旅行。
世界のいろいろなところを回って、自分で番組をつくり世界から世界へ発進していくインターネットラジオ番組を計画中。
現在もインターネットラジオを自主制作しています。
最終的な夢はラジオのDJになること。
いろんな人に元気、やる気を与えられるようなDJになりたいと思っています。
好きな言葉は、「IT'S NOW OR NEVER.」
いつどんな時もすべての物事に全力で！！！
まだまだ駆け出し、これからの僕ですがみなさん応援よろしくお願いします。

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mixi: ROOTSで探してね。
myspace.com: www.myspace.com/roots_entertainment
Radio Roots: radioroots.podomatic.com

2008    JUL   JUL-2   JUL-3   AUG   SEP   OCT-1   OCT-2   NOV   DEC
2009    JAN   FEB   MAR   APR   MAY

卒業前の留学日記はこちら  >>>

過小評価

今日は久々に俺の尊敬している先輩ＳＨＩＮとお茶をしてきた。
今日心に残った言葉が
「自分を過小評価しないこと。」
ＳＨＩＮいわく、日本人は自分を過小評価する傾向にあるという。
自分を過小評価すること、ひいては自分の自信のなさに繋がったり
勝負しなければいけないところでできないかもしれない。
何より俺が思う「過小評価」のまずいところは
自信のなさを相手に伝えてしまうところだ。
たとえばＡさんとＢさんが同じ商品を売っているとして
Ａさんは自社の商品にとても自信を持っている。
ところがＢさんはどこか不安げに自信なさそうに自社製品をセールスをしている。
同じ商品であったとしても
Ａさんから買ったほうが購入した側もその商品への満足度は高いだろう。
それが人間の心理というものだ。
ビジネスを誰かと一緒にするんだって自身ありげに「おれはできる」と自信満々に
していてくれたほうが、
「大丈夫かなー。。」と常に下向いているやつより前向きにがんばれるだろう。
おれは常に自分を過小評価している。
過大評価しているとはとてもじゃないが言えないないだろう。
過大評価のしすぎもよくないが、過小評価するのはやめようと思った。


ＳＨＩＮという男は俺がＬＡに来てから出会い、ずーっと尊敬してきた。
なんだかんだ、俺の先を一歩あるき続ける男。
こんなことを言っては悪いが彼は正直自分を大きく見せるのがうまいと思う。
それが彼の魅力だ。
イコール、彼は行き過ぎない程度の過大評価がうまいわけだ。
俺もその点は学ぶところが多い。



今この歳になり仕事もして学生ではない社会人として日々生活をおくっている。
目標は常に高く持ち、
自分の人生に満足いくパーフェクトな瞬間なんて何時になたってないと思う。
一つ達成すればまた次の目標を立てて、
まだ足りないまだ足りないって先を求める。
そして自分にプレシャーをかけ過ぎて
生き急いで疲れてた自分が４月から６月、
最後のセメスターで学校に行ってた時のおれだ。
寝る時間も削ってただひたすら目先のことを頑張った。
寝る時間が惜しかった。
寝ていたら周りのみんなに負ける、置いていかれる気がしたから。
だからどんなきついスケジュールだってこなした。

気づけば一つ一つの仕事、行動のクオリティーが低下して
自分の満足できない仕事内容、生活内容になっていた。
もちろんそんな生活、ちっとも楽しくなかった。
俺はそこで自分の限界を感じた。
これ以上おれはできないって。
どんなにがんばったって俺にはこれが限界だって。
天才、偉人と呼ばれる人たちのようにはなれないのかなって。

でも俺には俺のよさがある。
俺にしかない個性とユーモアがある。
日々の生活をがんばってこなして、しっかり頭使って日々行動して
少しづつでも積み上げていけばいいじゃないかって考えるようになった。
少しづつでも自分のできる範囲で目標に近づけばいいじゃないかって考えるようになった。
悪く言えば時間に余裕をもって自分に甘えを許したのかもしれない。
でもＳＨＩＮは「その事に今気づけてよかったな」って言ってくれた。
自分の弱さを知ることの強さ。


現時点での自分を褒めてあげることも必要。
自分をほめるというより、ポイントなのは
「今の自分の人生は楽しいか？」
これはこの先自分がいろんな道で迷ったときしっかり自分の道しるべにしておきたい。
お金だって貯めても貯めても限りはない、
未来だって目指せば目指すほど先は長くきりはない。
じゃあ俺はなんのためにそんなにがんばるのか？
楽しい時間をすごすためだ。
今を楽しめ。
それが楽しい人生だ。
先を見据えながら今を楽しむ。
大事なことだ。

今日また一つ大事なことに気づけた気がする。