ロサンゼルス日記―これからの自分に大切なこと

卒業生の紹介

広瀬旋さん

期間:2008/06〜

ロケーション:ロサンゼルス(アメリカ)

就職先:ラジオ局

自己紹介:LAで3年間通い続けたCOLLEGEをRADIO PRODUCTIONメジャーで卒業し、現在は自分の夢でもあったアメリカのラジオ局で就職し働いています。
ラジオ局ではミキサーとして働く一方、夜はCLUBのDJとして色々なところでPLAYしています。
次の夢は世界旅行。
世界のいろいろなところを回って、自分で番組をつくり世界から世界へ発進していくインターネットラジオ番組を計画中。
現在もインターネットラジオを自主制作しています。
最終的な夢はラジオのDJになること。
いろんな人に元気、やる気を与えられるようなDJになりたいと思っています。
好きな言葉は、「IT'S NOW OR NEVER.」
いつどんな時もすべての物事に全力で!!!
まだまだ駆け出し、これからの僕ですがみなさん応援よろしくお願いします。

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mixi: ROOTSで探してね。
myspace.com: www.myspace.com/roots_entertainment
Radio Roots: radioroots.podomatic.com

2008    JUL   JUL-2   JUL-3   AUG   SEP   OCT-1   OCT-2   NOV   DEC
2009    JAN   FEB   MAR   APR   MAY

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これからの自分に大切なこと。そして将来の10年後の自分にも大切なこと。

今日は2月の27日。
2月もあっというまに終わろうとしている。
今夜は俺が元働いていた新撰組のボス、のりさんと飲みにいく機会があった。
のりさんはものすごく熱い人で言葉一つ一つが本当に重い。
ここLAでレストランを経営する立場にあるだけあって、興味深い話をいくつもしてくれた。

職種は違えど、目指すものがあれば高みでまた会える。
のりさんはこう言った。
のりさんが尊敬する新撰組の局長こと重田さんは俺も一度お会いして飲んだことがある。
とても影響力のあるお方だが
その局長はいろいろな業界で活躍している方達と面識がある。
わかりやすいところでいえば矢沢栄吉さんだ。
まったく違う職種にもかかわらずお互いを高めあっていける存在、
素晴らしいことだと思う。
一つのことを目指すことの大切さ、そして強さ。
これはおれが最近学んだ一つのことだ。

ここ最近自分にようやく軸ができて、自分の目指すべきものが見えてきて
進む道、そして未熟ながらもプラン立ての第一歩が始まった。
この世の中色々な職種があるが、人から尊敬、そして認めてもらうには
やはり一つの道をしっかりと極めることが大切、用は自分をアイデンティティーできる、
自分はこれだ!というものがあるかどうかだ。
あれもこれもやりたいでは、まわりから「こいつは何がしたいんだ!?」と思われてしまう。

そして今日のりさんの話をきいてまた一つ学んだのが
大きな人間になるには大志を持つことが必要だと。
自分が自らの人生をかけて何をしたいのか、用は自分の生きる道だ。
この世に生まれてきて、自分がこの世に果たせる役割は何なのか、
それをつらぬき生き通す大志を持つことが大切ということだ。
俺は最近ようやく自分の軸を持つことができたが、
大志はあいにくまだ持ち合わせていない。
大志とは自分の生き様、そして人にも語れるものだ。
のりさんいわく、これはそうそう用意に手にできるものではない、
そして実際に社会の場にでてようやく見つけられるものだそうだ。
苦労して手に入れた分だけ大志は大切なものになる。
これを見つけられずに死ぬ人も多くいる。
そうそう安々と見つけられるものではないだろう。


そしてもう一つ。
自分におごらないで人に感謝の意を称する大切さ。
のりさんは今ではレストラン経営する社長の立場だが、
社長の立場として経営をしていくうえで大切なことは何かときくと、
従業員がいてくれるおかげで自分があると言った。
従業員が自分の店で働いてくれているから今の自分がある。
普通なら「俺がオーナーなんだから俺の言うことをきけ。
俺がお前に給料払ってやってるからお前はここにいられるんだぞ。」となるかもしれない。
「人を使う立場にたつ人間は従業員を使っていると思ってはいけない。」
従業員が働いてくれているお陰で今の自分があると思え。
彼らは自分のために働いてくれている。

こういった物の考え方をするような経営者が運営する会社に
未来はないだろうとのりさんは言った。
たしかにその通りだろう。
この言葉は5年後、ないしは10年後自分がもし成長し、
ある程度の地位を手にしたところで振り返りたい言葉だ。
だれしも富や名声、権力を手にすると自分に溺れる。
そんな時こそ初心に帰り、自分の軸、そして自分の大志をしっかり持ち
流されないようにしたい。
そして常に人に感謝をすること。
感謝を忘れた人間は周りから干されていく。
人に有り難味を持てないやつは、この人に何かをしてあげよう!
と周りから思われないということだ。


そしてその従業員への接し方の話。
間違ったことは正す必要がある。
でもただ闇雲に叱ることが教育ではない。
時には厳しいことを言うことも必要だが愛をもって接しろ。
彼らは自分のために働いてくれているのだ。
と。
上の立場の人間がムチを打って激励しても下はついてこない。
今の若い子達は特にそうかもしれないが、叱られればやる気がうせてしまう。
同じポジションに立つもの同士が奮い立たせあってお互いに刺激し合える環境が望ましい。
経営者はその環境を作ることが仕事。愛の鞭をうつのはほかの人がやることだ。
おれはこれに気づいていなかった。



そしてもう一つ面白ろかったのが、
のりさんが言うには子供ができたことで(子供が生まれたことで)自分が親になるのではない。
子育てを通して親になるというのだ。
子育てをしていく中で自分も様々なことを子から学ぶ。
そういった経験を通してようやく親らしくなっていくと言う訳だ。
子からも学ぶのだ。
この姿勢は様々な場面で役に立つだろう。
社長だってそうかもしれない。
会社を興したからといって自分が社長になるのではない。
従業員からも学ぶことがある。そうして立派な社長になっていくんではないだろうか。


そして最後に
現状維持は実際は下向しているのと同じということ。
「最近俺のビジネスは上昇はしていないものの、現状維持しているしこれなら大丈夫だろ!」
こんな考えではこのビジネスは長くはもたない。
現状維持をしているということは存続することで精一杯。
上昇していないなら、下向ぎみにあるのと同じということだ。
これから様々なことを手がけていくと思うがこれは気をつけたい。


人に感謝することの大切さを学び、
再確認できた。
なかなか自分に余裕がないと、感謝の意も薄れることが多い。
これは大事にしていきたい。
そして今日ここに書き綴ったことが10年後の自分にしっかり言い聞かせることができている
かが大事なこと。口でいうのは簡単だ。軽はずみに思ったことを常にいうのはよくないぞとの
りさんにも注意をうけたが、文面にかいて書き綴って理解したように思うかもしれないが
大切なのは今日ここに書き綴った事を気持ちで、ハートでしっかりと理解して
10年後、20年後の自分も同じ気持ちでいられるかどうか。
いつかまたこの文章を読み返してみよう。
人間何時だってどんな時だって学び続ける、続けなけばいけない生き物。
「人生生涯勉学に勤めよう。」



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